こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
今日の話題は、「スターティングペイン(動作開始時痛)」。
スターティングペイン(走り出すと楽になる)とは、「「立ち上がり」「歩きはじめ」「走りはじめ」に膝や足裏など足が痛む」という症状です(もっと詳しくお知りになりたい方は、「スターティングペイン」でインターネット検索してみてください。)
「走りはじめは痛みを感じるけれども、次第に痛みが少なくなってくるので、だから走り続けています。」というのは解決にはなっていません。何となく走れてしまうので、痛みが長引いたり重故障者入りしたりする人のパターンとしてこれまでたくさん例を見てきています。
原因には、柔軟性不足が大きくかかわっています。練習量を増やしすぎたり練習距離を伸ばしたりしたことで、筋肉が硬化し、その硬くなった筋肉を無理やり動かそうとすると、普段よりも強い負荷がかかることになり、痛みが起きます。しばらく走っていると、そのこわばった筋肉がほぐれてきて、自然と痛みが和らいでいきます。
「日ごろランニング前後にストレッチをした方がよいですか」というご質問を多くいただきますが、
・走り終わったあとに肩が凝りやすい
・腕振りの際に肩が上下したり前後にぶれたりする
・偏平足、または足裏のアーチが落ちている
・走り始めに痛みを感じる
上記に当てはまる人はまめにストレッチをしておくことが重要です。
ストレッチは可動域を広げる以外に、刺激を減らす効果があります。特にランナーの場合はひざまわりや大腿四頭筋群の筋肉がこわばりやすい傾向にありますのでよくほぐしておきましょう。
本日のテーマにぐさりときた人は、夏の課題図書としてこの一冊を読んでおいてください。
『もっとも新しい「痛み」の治し方 - 原因不明の慢性痛をあきらめるな』森本貴義・北川洋志
・共著
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【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する
一度、ランニングフォームを見てほしい