こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
 
 
新年初レースは、ベトナム!
 
ベトナムは東南アジア地域の中心に位置する国です。人口は約9.370万人(2017年統計)。年間を通じて温暖な気候ですが、1月、2月はベトナムも冬で暑さも和らぎ日本でいえば秋くらいの過ごしやすさになります。

日本からベトナム航空でハノイまで直行便で約4時間30分。映画2本をぎりぎり観ることができる飛行時間で近い。ベトナム航空は、僕がこれまでに利用した航空会社の中でサービスランキング3位、1位のエミレーツ航空、2位のシンガポール航空と並んで、機内の雰囲気やサービスが快適でいつも迷わずに選びます。快適性重視。

 

発展途上国であることを肌で感じることができるのが魅力
昼過ぎにハノイに到着してから、少しだけ街を散策しました。ハノイは人口758.8万人(2015年)の都市ですが、少し郊外へと足を延ばせば雰囲気ががらりと変わり、農村風景が広がっています。
 
ハノイは中国を上回る「最悪レベルの大気汚染」
歩行者天国。中国で大気汚染が深刻化していますが、ここはハノイも同様の問題を抱えています。ベトナムを訪れるのは2014年から3度目になりますが、訪れるたびに空気の悪化を感じます。この時期や山焼きも行われおり、自然の空気汚染度もひどいです。バスの中で外国人ランナーがスマートフォンのアプリでアジア各国の大気汚染度の状況を数値で見せてくれましたが、中国の北京や上海が90に対して、ハノイは180!(数値はうろ覚えですが2倍近い)北京の大気汚染以上と言えば、誰もがわかるでしょう。だから僕はハノイではあまり外に出歩きたくありません。
 
ハノイで見かけたユニークな子ども向けレンタカービジネス
子供向けレンタカーの貸し出し。自動車やバイクが走っていない歩行者天国ストリートでのみ乗ることができます。おもちゃのような車とは言え、外観は大きく、誤って歩行者の膝やすねに激突したら痛いことは想像がつきます。この車に乗った子どもたちがそこら中を走り回っており、「危ない!」ここでは「両親がしっかり子どもを見ていないとダメだ」「自動車やオートバイの運転が危ない」という正論は通じません。自分の身は自分で守らなければなりません。
 
日本からベトナムに入国するのにビザの取得は必要?
日本からベトナムに入国するのにビザの取得は必要ありません。ESTA(エスタ)申請の必要なアメリカを除き、韓国に香港、台湾、タイ、ニュージーランドなど、日本人ランナーが訪れるほとんどの国でビザは不要です(短期滞在の場合で長期滞在の場合はご確認ください)
 
旅のトラブル!クレジットカードカードが利用できない
日本出国前に手持ちのクレジットカード2枚がそれぞれ不正利用に遭いました。カードのセキュリティセンターに電話をすると、「お客様のカードに不正な利用があり、カードの利用を停止しました」。ちなみにカードが停止されたことは、こちらから確認をしなければカード会社からは何の連絡も来ません。「デンマークで5万円ホテル予約をしましたか?」「いいえ、デンマークには行っていません。」「ビックカメラでペイペイの買い物されましたか?」「ペイペイ?いいえ。」
 
身に覚えのない請求がたくさんあり驚きました(皆様も気をつけましょう)。同じ国や地域でカードの不正利用が行われたのであればどこかでカード情報が盗みとられたのだと推測できますが、使用されている地域がばらばらでした。
 
旅の3日前に再発行されたクレジットカードを持ってベトナムに入国しました。僕は日本から現金(ドルや日本円)をほとんど持っていきません(皆様、有事の現金はもちましょう)。必要な場合にはカードが一番良いレートなので、いつもカードで現地のお金を引き出しします。いつものように海外ATMでお金を引き出しをしようとしたら「大変申し訳ございませんが、エラーが発生し使えません。」
 
国内のお店では問題なくカードが利用できていたのに、海外ATMでお金を引き出すことができません。仕方なしに手持ちの日本円5千円を両替しました。これが4日間の旅の全財産になるとは思いもしませんでした。とほほ。
 
ベトナム料理のいくつかをご紹介。夕食は、現地観光ガイドが一押しするベトナム料理レストランへ。写真は、生春巻きの3種盛り合わせ。見た目もそうですが、国内で食べるベトナム生春巻きとは味も食感もまったく違います。左はパクチーソースですが、国内のように強烈であの独特な臭いはありません。パクチー苦手な人でも食べることができます。
 
チャーハンに目玉焼き、そしてエビのフライが載ったマレーシアのナシゴレンに似た料理。
 
柔らか豚肉の甘辛ソースがけ。
 
観光客に人気のレストラン=高い。わかってはいましたが、やや食べ過ぎてしまいました。大衆食堂で食べれば1000円以下で済みますが、3,000円近く。会計になって…
 
「お客様のカードはご使用になれません。」
「国内では使用できていました。もう一度試してください。」
何度も試しましたが上手くいきません。なんとVISAカードが利用できない。カード会社に腹が立ちますが、電話問い合わせしようにも海外からの国際電話になり莫大なお金がかかります。またすぐに解決するとは限りません。
 
旅のトラブル!クレジットカードカードが利用できず、現金もない
仕方なしに現金で支払おうとすると、財布の中の所持金が足りないことに気づきました。「(このままでは食い逃げ犯になってしまう)」カードは使えない、手持ちの現金はない。万事休す。ふと、ホテルに明日のレースのためのわずかなお金を必要装備品と一緒にジップロックに入れていたのを思い出しました。事情を話して理解してもらい、取りに戻りました。
 
「ここでお金を支払うと旅の全財産がなくなる…明日のバスが出発するレース受付会場までのタクシー費用もない。タクシーで15分だから1時間歩けばいいか。しかし、空港まで車で1時間の距離はさすがに歩けない。帰宅難民になってしまう…」
 
ふと、支払いの際にもう一枚カードを持っていたことに気づきました。普段まったく利用したことのないカードで忘れていました。
 
「このカード、使えるかどうか試してもらえますか?」
 
使えました。思わずガッツポーズしてしまいました。おかげで現金を使わずに済み、今回のベトナムの旅を乗り切ることができました。レースはホテル代、夕朝食込みのパッケージだったのでよかったですが、もし夕朝食が自費だったら滞在中の食事はなしになるところでした。
 
朝昼晩食事抜きではレースに参加することもできなかったでしょう。その前に明日のレース受付会場に行くためのタクシー料金や帰りの空港までのバス料金さえありませんでしたから。危なかった!人生綱渡りでスリリングだよ。
 
Never Stop Running.

 

【STEP1】無料メール講座で学ぶ

国内唯一の定期刊行トレイルラン情報の無料メルマガです。2012年発刊以来、3,000人以上の愛読者がいます。トレイルランシューズやザックの選び方から走り方まで。 はじめてのトレイルラン講座メルマガ(週1回程度)

【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する

関西近郊でほぼ毎週末にトレイルランなどのアウトドアイベントを開催!多くがお一人様です。安心してご参加ください。平日夜の19:30から大阪城公園で走り方の練習会も開催しています。 「イー・モシコム」からエントリー 公式サイトからエントリー(エントリー手数料無料)

一度、ランニングフォームを見てほしい

「ランニング中に肩こりを感じる」「長時間走ると足首の前の部分が痛くなる」「いつもレース後半で膝が痛くなり、ペースダウンする」「上半身と下半身が連動していない」 完全予約制、1対1の個別指導ランニングフォーム診断KAIZEN「カイゼン」