こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
2017年6月18日(日)開催の「第5回 東京タワー階段のぼり競走」でトレイルランナーズ東京が初参加でチーム優勝しました!
(関東では「トレイルランナーズ東京」の名称で活動しています)
当初は僕1人で参加の予定だったのですが、1人で結果を目指すこともよいけれどチームで結果を目指すこと(チームビルディング)の方が楽しいだろうと思いました。
今回は声がけしたその日に8人(4人2組)が揃ったのであまり大々的に一緒に参加者募集をしませんでした。
「面白そう!」と即決で参加を決めるような仲間を増やしていくことが人生の財産と僕は考えています。
一緒に頑張ろうとしてくれる心ある仲間は、本気で活動を続けていけば自然と集まってくる。
東京タワーの昇り階段は約600段
東京タワーの昇り階段はフットタウン屋上から大展望台(150m)まで続く約600段の屋外階段で景色を眺めながら、風に吹かれながら、東京タワーを昇ることができます。
メインスポンサーは、リーボック。リーボックはグローバルフィットネス ライフスタイルブランドを掲げ、最近はスパルタンレースなどフィットネス人口にアプローチしています。
高層ビルを一気に駆け上がる、バーティカルラン二ングレース
高層ビルを一気に駆け上がるレースは”バーティカルラン”と呼ばれ、シリーズ戦の年間ランキング男女1位から3位入賞者には総額150万円近い賞金がで、世界には階段競争を専門にトレーニングするアスリートもいます。
東京タワーランは含まれていませんが、2017年の世界シリーズ戦の一つには大阪・あべのハルカスを一気に駆け上がる「ハルカススカイラン」が含まれています。こちらは1600階段で東京タワーよりも階段数は多くハードです。
さて、レースの結果は...
チーム優勝!今日は勝つためにレースに参加し、そして勝てたので結果には満足しています。奇しくも前日に書いたブログが「Goodなんか目指すなGreatを目指せ!」。有言実行できましたね。
男女混合のトレイルランナーズ東京Bチームは4位。惜しくも表彰台にあと一歩及ばびませんでした。女子を入れたから4位になったのではなく、3位のチームは速く素晴らしかった。
東京タワーの下でみんなで赤いフェニックスのTシャツでポーズをキメたら、さぞカッコいいだろうなとレースの前からワクワクしていました。
考えたらメンバーには赤い色を持っていない人もいました(笑)
チーム唯一の女性Kさんはチームで4位、昨年の1位記録を上回るタイムで個人で3位表彰されました。7月の富士登山競争山頂コースに向けた日々の努力が身を結びました。
今年の女子1位は中学生でびっくりしました。
2位は外国人の方。
AKB48の総選挙のように表彰式をドキドキしながら待つ
昨夜はAKB48の総選挙をテレビで観ていたのですがそれに似た緊張を感じました(笑)レースが終わって表彰式まで参加し自分たちの順位に胸をドキドキさけながら待つ経験なんてなかなかありません。
司会者「3位は◯◯チーム!…第2位!2位も僅差のタイムですね。」
一同「(えっ?トレイルランナーズ東京が呼ばれなかった。ひょっとして!?)」
司会者「1位は…ぶっちぎりで優勝ですね。」
一同「やったーーー!!」
それにしても須藤凜々花さんの結婚宣言には驚きましたね。以前ネット番組でアイドルをガイドしたときに会ったことがあるので「まさかあの子が?!」でした。
話がまったく違う方向にいきました…
優勝したチームには、全員にJaybird/ジェイバード X3のワイヤレススポーツイヤホン Bluetooth/防汗対応が景品として贈られました。
およそ1万8千円もする高級イヤホンですが本当にもらっていいんでしょうか。
Tさんはブルックス のTシャツをゲット。
レース直前。
バーチカルラン階段競争のためのレース戦略ミーティングと階段テクニックのアドバイスを行いました。
階段を駆け上がるのに必要なダイナミックストレッチを入念に行いました。肩胛骨周辺群や股関節の可動域を高め、故障のないよう筋肉を温めておきました。周囲で真似をする選手まで出ました。
その後はいつもの円陣を組んで気合いづけ。ある意味これが一番重要です。一人一人が思い思いの励ましの言葉を叫ぶ。
「誰もが入賞するなんて思っていない!スパルタンレースの延長で「またユニークなことにチャレンジしてる」ぐらいの目で見ている」
「おれたちはできる!」「オー!」
「優勝を目指す!!」「オーー!」
「よし、いくぞー!!!」「オーーー!」
以前、会社の研修では僕がこういう熱いのは一番苦手で冷ややかな目で見ていたのですが今は僕が率先して行っているのですから人生どう変わるかわかりませんね。
スタート写真を見たら階段を勢いよく駆け上がる僕。上半身(体幹)がブレていてまだまだ良くなる要素があるなあ。
僕は「階段をエベレスト標高になるまで100往復する」とか「競技場トラックをどちらかが壊れるまで走り続ける」とかケガや何のトラブルもなくレースを完走することが得意で「階段を一気に駆け上る」とか短距離を速く走ることは不得意です。
意地の1秒で3分切り!どうにか2分台でゴールし僕もチームの一員として面子を保てました。
この高さを3分で駆け上ったんですよ。自分でも信じられません。レース後はみんな自分の足で東京タワーの階段で下りるのですが
「よくこんな階段登ってきたな…」上りに3分、下り歩いて8分かかりました(笑)
われわれチーム同士の競争は「
事前の申告タイムに誤差が最も少なかったチームが勝利」としました。2チームとも全員が申告タイムより速く階段を駆け上がりドボン!引き分けに終わりました。
東京タワーは600階段なかった?みんな消化不良に終わる
東京タワーでは、土・日・祝日限り大展望台への「昇り階段」を開放していましたが現在は閉鎖されています。そのため各自で自宅近くの階段を10分間往復して走ったりオフィスの30階を往復したりしてトレーニングを重ねました。 東京タワーは600階段なかった?みんな消化不良に終わる
「600階段ある」と聞いてレース戦略も立てみんな走っていたのですが突然「まもなくゴールです!」と上からスタッフの声が聞こえてあと一踏ん張りする前に終わってしまいました(笑)
実際は500段ちょっとしかなかった。
マラソンで言えば35キロを過ぎて「ここからが苦しいんだよね」と考えていたら40キロも進まずにゴールしてしまった感じです。
みんな日ごろマラソンや50km、100kmのウルトラトレイルを走っているので2分台、3分台のレースというのはちょっと短かすぎましたね。
レースの事前イメージと違ったこと
東京タワー階段のぼり競走は1名づつのウェーブスタートになります。スタート間隔は15秒程度で前の人に追い抜く場合がある、あるいは後ろからどんどん速い人に追い抜かれるプレッシャーがある。レース前は「思いのほか余分な体力を消耗するかもしれないなあ」と思っていましたが実際は15秒も間隔があれば前や後ろの人を気にすることなく快適に走ることができました。
レースはものの20分と経たないうちに終了。表彰式に出席してもまだ朝の10時。当然ながら朝に空いている飲み屋はないのでロイヤルホストへ。名物のオニオングラタンスープを注文。優勝して飲むビールは最高でした。
帰りはチームのみんなに駅まで見送ってもらい、電車に乗ってすぐ雨が降り始めました。僕は絶対的晴れ男なんだなあ。
ボクサーだと拳で会話、ランナーだと足で会話ですよね!
【STEP2】大阪城公園での練習会やトレイルランイベントに参加する