こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。
コーチングカイゼンではレベルに合わせたトレーニングアドバイスをしていますが、走り方の根本的な基本アドバイスは変わりません。
この日はジャパンスカイランニングチームに所属する30代男性のFさんからコーチングカイゼンの依頼をいただきました。
Fさんは仕事に小さなお子さんを3人抱え、多忙の中毎月150km~200kmの練習時間を確保し「よく練習されていますね」と話しました。
練習量は少ないながら練習メニューの工夫によりマラソン能力はサブ3直前まで来ていました。ご相談の一番の理由は「トレイルのロングレースではいつも胃腸のトラブルに見舞われ、自分の走り方にも問題があるのではないか」と走り方の見直しに来られました。
先日は雨の中実施いただきありがとうございました。
雨が気にならないほどの濃密な時間でした。
帰宅後は指導いただいた点をまとめました。忘れずに習慣化するよう努めて行きます。
指摘された"姿勢"については耳が痛いです。凝り性なこともあり通院している整体でも指摘されています。
翌日すぐに10km程、ジョグと起伏走を含めてフォーム確認しに行きました。コーチング前と比べてスピードに乗った感覚があり、身体が前にスライドしている感覚がありました。
しかし、日ごろ10kmほどの距離であれば疲労をほとんど感じないのですが、肩甲骨と股関節に痛みがあります(正確にはコーチングを受けたその日から)。今までいかに身体を使えていなかったのか、反省です。
自分のビフォー動画をあらためて見てみましたが酷いですね。
ロングレース完走を目標に練習していましたが思うような結果が出ず、「自分には無理だろうか」と途方に暮れていた最近ですが、課題が明確に見え、具体的に何をすればよいのか見えました。
年内にハセツネCUPと伊豆トレイルジャーニー完走を目指します。
レース前後にまた時間ができたら、再受講をお願いすると思います。
・優先順位をつけていますか?トレイルレース完走には家族や職場の協力が不可欠
Fさんには走り方のアドバイスの前に「家族を優先しましょう」とアドバイスをしました。
マラソンやトレイルランにのめりこみすぎ仕事や家族がおろそかになり、人生崩壊してしまった人を何人も知っているからです。残念ながら中には奥さんから「山へ…」と話を切り出しただけで毛嫌いされるようになってしまった方もいます。
優先順位をつけていなかった、つけ間違えてしまったことが原因です。
トレイルレースは、家族や職場の協力がなければ完走はおろか、スタート地点に立つことさえ難しいです。完走のためには体力だけでなく、仕事や家族に専念し理解を得ることも重要です。
練習時間の確保の難しい方に周囲が「もっと走りこみなさい」「走りこみが足りない」と話してもアドバイスになりません。まずはどうしたら練習時間の確保ができるのかを考え、その人の立場に寄り添ってアドバイスさせていただくのが真のコーチの役割だと思っています。
平日は仕事に家庭、何かと練習時間の捻出が難しいと思いますので多くの人にとって土日の使い方が重要になってきます。
トレイルレースは地域によっては観光も楽しめる点が魅力で、Fさんのお子さんが大きくなれば一緒に楽しむことができるでしょう。
最近は親子で楽しめるキッズトレイルレースもありますので、親子でデビューも楽しみですね!
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一度、ランニングフォームを見てほしい