最近、地域によっては強風の日が続きますね。

風速が1メートル速くなると体感温度が1度下がります。山で雨風を含む悪天候では、ペラペラのウィンドシェルのみは薦めていませんが、それでも風が防げるだけでも体感温度は大きく違います。さて、今日は、「風!どのぐらいの平均風速?」目安の参考に記載しておきます。

平均風速10-15m/s
・風に向かって、歩けない
・傘が壊れる
・鯉のぼりや高速の吹流しが真横になびく

平均風速15-20m/s
風に向かって、まともに走れない
風の影響で、転倒する人も発生
運転中に車が揺れる

平均風速20-25m/s
支えるものがないと、まともに立っていることも難しい
車の運転は危険


私が3月に出場した「IZU TRAIL Journey 第一回 伊豆松崎・修善寺間山岳競争大会」は、この平均風速10-15m/sレベル。平均風速10m/sを超えると、歩いていても押し戻されたり、人によっては階段を下りているときに吹き飛ばされそうになったりします。山の場合、標高により風の影響はより大きくなります。今年8月に行われた、「OSJおんたけスカイランニングレース」では標高3,000m山頂付近は雨風強く、出場者は身をもって体験されたそうです。

雨や風、天候はコントロールできません。コントロールできるのは、自分だけです。
軽視しない。慢心しない。備えあれば憂いなし。