ランナーの皆さま、こんにちは!トレイルランガイドの安藤大です。

・自分に合ったトレイルランニングレースの選び方

これまで、「レースに出てみたら、とんでもなくきつかった!」なんて自分の体力身の丈を超えたレースに出てしまったという声を長らく耳にしてきた。これはエントリーした側に問題があるのではなく、主催者側のアナウンスに問題があると思う。中には累積標高差だけでなく、最大標高差、標高図さえ明記していない大会も多くある。山なので多少の誤差については仕方がないと思うが、明記しないのは問題だ。

そこで、『ひとめでわかるトレランレース格付け表』を作成中している。
誰かがスタンダードを作らなければならない。
ある程度体力目安などがわかれば、その目標に向けた努力も明確になるだろう。

・トレイルランニングレース攻略講習会
現在開催中の『○○レース攻略講習会』も好評だ。今年から新しくはじめたもので、走り方からペース配分、補給についての考え方、ミスコースしやすい点、勝負どころなどレース攻略ポイントを解説するというもの。好評というのは=実際にタイムとして結果がでている。先日の参加者から続々とメールをいただいた。

『3/31に開催されたダイトレ全縦走トレイルラン(上級)
に参加させていただきましたものです。
初参加ながら楽しいイベントありがとうございました。
雨天で途中エスケープもあり得た中、予定のコースを完走でき、
また経験豊かな参加者とご一緒できて大変満足しております。
 
その際の試走でコースを先に把握できたことに加え、
トレランの登り方を教えていただいたおかげで、
本日のダイトレで4時間台も達成することができました。
 
ツアーとほぼ同じコースだったのでイメージできましたし、
この前に教えていただいた登り方
(階段をできるだけ避ける、腕の使い方)
を実践することでだいぶ楽に走れた気がします。
 
本当にありがとうございました。」

タイムが伸びたのはもちろん素晴らしいことだが、一番嬉しいのは苦もなく、足の疲労を抑えて楽しく完走できたという声だろう。ダイヤモンドトレールのコースは関西屈指のハードコース。声を聞いていると我流でチャレンジした人と、日ごろ熱心にツアーに来て技術を学んでチャレンジした方とでは、疲労感にもタイムにも大きな差があったように思う。

「1レース1度限り。」を掲げ、現在トレイルランガイドとして、全国・全世界のトレイルランレースを完走行脚にチャレンジ中である。ゆくゆくは主要レース完走のコツが学べる机上講座や実地講習会なんてどうだろう?京都一周トレイルランコースとダイヤモンドトレールコースは実施し好評を得ているので、あとは六甲全縦走と氷ノ山か。まずは、関西。

考えただけで、ワクワクする。