新はじめてのトレイルラン講座

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こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


忘れちまったかー?


俺だよ俺、ハンバーグだよ!

2021年8月以来ぶりに、京都府は京見峠の山奥にある人気店へ、みんなでハンバーグを食べに行ってきました。


昨夜は練習会運営のことを考えていたら、あまり寝つかれなかった。数えきれないひど寝返りを打ち、体をもぞつかせ、足で布団を蹴っても、眠りは訪れない。夜遅く食事をしたことももちろんあるが、はっきりと目が覚めていた。


「年中さまざまな人に会って大変ですね」と気遣われることがある。


ツアーでは毎回同じメンバーが集まることはほとんどないから一から雰囲気づくりすればよく、練習会では毎回同じメンバーが集まり、そこへ新しい人が加わるからなかなか難しい。


なのだ。


練習会を開催するたびに白髪が増えていく気がするので、今より開催回数を減らし気苦労の負担を減らそうかなとも思う。


みんなコーチの気苦労を限りなくゼロに減らして欲しい(笑)

阪急電鉄の嵐山駅をスタート。暑いので舗装道路のランニングはコースカットし、バスで清滝へ。今では土日は外国人観光客で大混雑をし渡月橋を渡るのも一苦労の嵐山だが、がらがらで嬉しかった。しかし、旅行客は平日も土日も関係ないはずなのになぜだ?

清滝川のせせらぎ。8月は今年も川ドボン!が楽しみ。

初参加で最近はあまり運動していないと知って体力が心配でしたが、30代の若さでクリア!基礎体力でどうにかなるのは20代から30代まで。

ホタルが出そうな雰囲気のトレイル。

川端康成の『古都』の小説でも描かれている、北山杉の群生地を走ります。

最高気温は21℃と涼しい。屋外でのランチタイム中はほぼ全員が「ぶるっと寒い」とジャケットを着るぐらいでした。


山の家はせがわに到着。このお店、実は北大路にある「グリル&コーヒー はせがわ」の姉妹店。近くを通ったことのある人であればその行列をご存知と思います。

みんなお腹が減りすぎて山の中ではハンバーグのことしか考えていません。


ハンバアアァァァァグ!!食べたあとも走るので、みんな油もののエビフライを食べようか悩んでおりました。(結果的に食した人は後悔なし!でした)

僕は昨日の昼にエビフライを、6日前にハンバーグを食べたのでヒレカツカレーにしました。

誰だ!?生ビールを注文した人は。

美味そー!(ノンアルコールです)食事と一緒でプラス200円なのでお得感。次回からみんなでノンアル頼んで乾杯しますか!

リアクション女王。このコースは3回目のリピート参加なのに、毎回「ええっ!?」とはじめて見る景色かのように驚いてくれ、ハンバーグもはじめて食べるかのように食します(笑)

「ぎゃあ!」京都北山にもヤマビルがたくさんいて、僕は無傷でしたが血を吸われた人もいました。

5月の山口県でのイベントに姉ちゃんが来てくれて、「近々妹が来るかも」と話してましたが、妹さんが来てくれた!繋がってびっくり!!

京都府の秘境、沢ノ池。京都トレイルのコース上では一番の秘境スポットです。


今日は12時から雨予報でしたが17時の後ろにずれ、雨に濡れることなくゴールできました。


絶品ハンバーググルメランツアー、ご参加ありがとうございました!

Never Stop Running.

 

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こんにちは。

トレイルランナーズ大阪の安藤大です。



アメブロやインスタ、FacebookなどのSNSでは性別、年齢、どこの都道府県の人が閲覧しているのかをわかりやすく教えてくれます。


アクセス解析とは、イベント集客をし成功する上で必須の知識です。


アクセス解析とは、Webサイトを訪れるユーザー層を分析することを指し、そのデータをもとに改善を行うことです。


まずはこのブログの読者の性別から…


●このブログのアクセス解析(過去30日間)

ブログの読者層の男女比はほぼ50:50、女性47.3%、男性52.6%。女性ファンが多い!と信じたい気持ちがあります(笑)

読者年齢層は50代が6割以上!…年齢別では40代と50代が最も割合高く、それぞれ21.9%と63.7%で全体の85%を占めています。

これはマラソン大会の年齢層平均と一致します。
 
11年ブログを書いてきて20代と30代は合計しても3.7%、20代に関しては1%もいません。20代や30代に人で僕のブログを読んでいる人はほとんどいないということ(涙)

数少ないあなた、おめでとう!
●3,377人Facebookのアクセス解析

女性28.4%、男性71.6%。ブログと大きく異なり、男性の方が多い。Facebookの利用は「20代や30代は利用しない、若者はインスタやTikTok。利用は50代以上がほとんど」と言われますが、その通りに45歳から64歳までのフォロワーが過半数を占めています。

1位 大阪市

2位 神戸市

3位 京都市

大阪市の皆さんがダントツで1位!!やはりトレイルランナーズ「大阪」というだけあって、昔も今も大阪府のフォロワーが多い。六甲でよくイベントを開催しているからか、次は神戸市となっています。

逆に「大阪」という名称が足かせになっている感じもあります。特に名称にはこだわりはないので過去に何度もトレイルランナーズ大阪から名称変更を考えたことがあります。(「トレイルランナーズJAPAN」とかにすると事が大きくなりすぎますね)

これだけ名古屋や福岡県で数多くイベント開催していて、Facebookのフォロワーはまだまだ少ないことがちょっと寂しい。
 
もっとフォローしておいてください!

ほとんどが日本国内なのは当然ですが、香港や台湾など海外のランナーもFacebookをフォローしてチェックしてくれているのが嬉しい。


最後にインスタのフォロワー
●1,266人Instagramアクセス解析

フォロワーが100人以上いればほとんどの人が自分のページで内訳を見ることができます。

女性29.4%、男性70.4%。男女比は7:3でフェイスブックとほとんど同じ。インスタの方はもう少し女性ファンが多いと思っていました。


しかし、ファンの年齢層が大きく違います。


35歳から44歳の人が25.9%もフォローしてくれ、25〜34歳の人も10%もいます。55歳以上でインスタを利用をし僕をフォローしてくれている人は22.2%でした。

市町村別ではやはり「大阪市」がナンバー1ですが、2位に名古屋!神戸市よりフォロワーが多い。これも名古屋でイベント継続開催の成果でしょうか。静岡でもなく、なぜか横浜市の方が5位にランクインしているのが興味深いです。

 

過去11年にわたってマラソンやトレイルランニング競技人口年齢の若返りをはかろうと、「40歳以下」を増やそうといろいろと苦心してきましたが、「のれんに腕押し」的で現実は厳しい。
 
仕事や家庭も落ち着き始めるのが、45歳を過ぎてからくらいの時期なので、その頃からマラソンも始める人が多く、マラソン大会の年齢層平均もその年齢以上になっています。

たとえ若くしてマラソンを始めても結婚や転職、転居、子育てなど環境の変化によりやめてしまったり中断してしまったりする人が多いとはわかっています。

この流れは変えられませんが、この3年で80年代や90年代の人の参加は明らかに増え、トレイルランニングがよりすその野層にまで広がったことを意味していますが、いい傾向です。
 
子どもの競技人口減に、20代や30代への訴求は非効率と言えますが、それでも若い人にもアプローチを続け、もっと若いころからこのトレイルランニングという素晴らしいスポーツに出会ってもらいたい!と思っています。
Never Stop Running.

 

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こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


2023年5月20日(土)から21日(日)にかけて開催された『kobo trail 2023 DtoK〜弘法大師の道〜』に初挑戦をされた女性ランナーNさんから、レースの感想を“最後尾ランナーの視点”で寄稿していただきました。(名前はご本人の意向により匿名にてご紹介)

Nさんは昨年も“最後尾ランナーの視点”として、滋賀県の十二坊トレイルのレポートを寄稿くださいました。

 

Nさんは2019年7月にはまだ最長で5㎞しか走ったことがなく、マラソンの完走経験はゼロ。ジョグは1km8分のペースで、当初は「本当に大丈夫ですか?」名古屋の東山公園の入門ツアーへの参加受付も僕がためらうほどの体力レベルでした。

そのNさんが4年のトレーニング期間を経て今年、「私にとって最も距離が長く、過酷なトレイルの大会にチャレンジをします!」とKoboTrailへの挑戦を僕に話したときには、「ええ?ほかにもロングのレースは沢山あるのに、中でも過酷なKoboTrailをどうして選んだの?大丈夫!?」と思いました。


ここからはNさんのエピソードトークです。

 

2023年の正月。今年の『Kobo trail』大会が弘法大師生誕1250周年記念大会と知り、胸が騒ぎました。この大会は1200年以上前に弘法大師が3日間かけて歩いたとされる修験の道を走るもので、吉野からの55km(KtoK:累積標高3,770m)と洞川温泉からの43km(DtoK:累積標高2,263m)の2つがあります。

私が2019年にトレイルランを始めて間もないころに大会のことを知り、「5年後には出たい」と目標にしてきた大会です。


何かと「記念日」に弱い私。


11月の忍者トレイル22km、12月の熊野古道30kmの記録から完走できるか計算すると、「(ひょっとしたら不可能ではないかもしれない」と思い、新年の勢いで予定より一年前倒しで43km(DtoK)に申し込んでしまいました。


申し込んでから数日は、「やっぱり無理かもしれない…」と悪夢にうなされましたが、挑戦にむけて少しずつ準備をしました。


【5/20(大会前日)】

DtoKコースの参加者を乗せたバスは、奈良県天川村の洞川温泉へ。事前説明を聞いたあとは参加者で龍泉寺で明日の安全、完走を祈願する護摩行に参加しました。目の前で燃える火と上がっていく煙、火の粉を見つめながら、安全に楽しく完走できることを祈りました。ほらがいの音色、けむりの匂い、凛とした空気…すべてが心をしずめてくれるようでした。

その後は希望者のみで水行。ほかのトレイルラン大会ではできない貴重な体験でした。池に胸まで浸かり、お経を読んでもらっている間、静かに手を合わせ、祈りました。水から出たあとは驚くほど身体や気持ちが軽くなっていることに気がつき、「明日は完走できるかもしれない」と思うことができした。

スタート会場でトレイルランナーの鏑木さんから「え…来ちゃったんですか?走るの??きついコースですよ~」と私の参加に驚きを隠せない様子でした(笑)鏑木さんとは、昨年9月の合宿セミナーで一度お会いして顔を覚えてもらっていました。

「もし完走することができたら、これからのあなたにとって大きな自信になることは間違いないので最後まであきらめずに頑張ってください。」と言っていただき、「遅い時間帯になりますが、ゴールで待っていてください!」と言ってしまい、これで完走しないわけにはいかなくなりました(笑)

 

【5/21(大会当日)】
最初から最後尾スイーパーと一緒に行動するのではなく、「行けるところまでは自分のペースで行ってみたい。そのうち回収されるかもしれないけれどそのときは力を貸してもらってゴールしたい。」と思いました。

はじめの4kmは舗装道。洞川温泉街を走り、前日にお世話になった宿や龍泉寺の前を通ります。宿や地元の方、観光客が沿道で見送ってくださり、とても嬉しかったです。


温泉街を抜けるとだんだんと登り坂になり、走りと早歩きを混ぜながら登っていきました。

 

トンネルが現れたら小南峠で、そのトンネルの右側から、いよいよトレイルに入っていきます。ポールを取り出し、準備完了。


いきなり、「ここを登るの?」という急さでしたが、事前説明で写真を見ていたこともあって動じずに登っていくことができました。

登り切ったと思ったらまた登りが続き、ずっと登っていた印象です。以前はキツい登りだとしょっちゅう立ち止まって休憩していましたが、ゆっくりでも登り続けた方がリズムが崩れずにいいと経験から学び、後ろの人のペースが速いときには道を譲りながら、それでも歩き続けるようにしました。登りも下りもリズムが大切ですね。

道なき道を進み、壁のような登りをいくつも登り、倒木をまたぎ、まさにアドベンチャーでした。


走れそうな下りでは、安藤さんのツアーで教えていただいたポニーやカリオカ、「足下ばかりを見ないで先のラインを見る」を実践でき、上手く下れたところもありました。

 

はじめの武士ヶ峯エイドまではスタートから16.5kmとかなりの距離がありました。「この坂を登り切ったらあとは下ればエイドですよ!」と声をかけてくださる方がいましたが、トレランあるあるで、下ってもエイドは現れずにまた登り。


そんなことが多々ありました。

手元の時計では18kmを超え、「(ひょっとすると道を間違えてエイドを通りすぎてしまったのでは…)」と不安になり、後ろにいたランナーに「エイドはもうすぐですか?」と尋ねたら「いやぁ~、なんとも言えません。」と言われ、不安いっぱいで進みました。

その後はようやく武士ヶ峯エイドに到着。先ほどエイドまでの距離を尋ねた方から、「さっきはすみません。「もうすぐ」って人によって感覚が違うので、変に期待させてはいけないと思い…」と弁明いただきました。


私もこれからは「もう少しですよ!」なんて言って期待させないようにしようと思いました。

事前説明で武士ヶ峯のエイドにプリンがあると聞いていたので、「(とにかくプリンを食べるまでは終われない!)」と思い、ここまで頑張れました。「たっぷり準備していますので、何個でもどうぞ!」とありがたいお言葉をいただきました。

2つ目の天辻峠エイドでは柿の葉寿司があって酢飯が疲れた身体に効き、元気が出ました。ここでも「たっぷり準備していますので、何個でもどうぞ!」とありがたいお言葉をいただきました。


トレイルのレースは熊野古道の30kmが最長で、43kmは未知の距離でした。天辻峠までの23kmを一区切りとして考えました。ごほうびの柿の葉寿司で気分をリセットして、これから20kmを走れるか考えたら、「うん、行ける!」と思えて気分が楽になりました。


自分が走ったことのない未知の距離も、細かく分けて考えると不思議と頑張れました。

その後もマイペースで、無理なく楽しみながら進め、次の関門2ヶ所もそれぞれだいたい制限時間1時間くらい前に到着できました。


まだまだキツい斜度の登りが残っていましたが、もう何回も登ってきているので免疫ができ、「もう、このくらいの登りは大丈夫!これまでにどれだけすごい登りを登ってきたと思ってんのよ!」とぼやきながら登り切ることができました。


1日で登りが強くなったようです。もう、そんじょそこらの登りは怖くありません。

3つめの最終エイドへと向かう山道はそれまでの登りと比べてなだらかで、普段練習している里山ハイキングコースのようでした。


西日が差す中、朝から夕方まで「(一日中山にいさせてもらって楽しかったな~)」としみじみ感じ、1200年前にこの道を歩いたという弘法大師に思いを馳せ、長い歴史を感じながら進みました。

ほかのランナーとおしゃべりしながら進む余裕もありました。2年前まではまだ何の大会完走経験もなく、ツアーでトレイルランを楽しむ程度でそれ以外の練習は0。


マラソン大会にはじめて出てみようかなと思っていたころで、「とりあえず1日1km、月間走行距離30kmを目指します」と言っていた私が、いまでは36kmの山道を走ったあと、「あと7kmか。大丈夫!」なんて思っている。自分自身の成長に驚いていました。

ぎりぎりヘッドライトがいらない時間に戻ってこれました。金剛峯寺の境内前の広場にゴールテープがあって、コースディレクターの横山峰弘さんと鏑木毅さん、そしてほかのランナーやスタッフ、観光客の人々が拍手で出迎えてくれました。こんなに幸せなことがあるでしょうか。

ゴールテープの右側が境内で、ゴール後はすぐにお参りをし、普段は秘仏になっている弘法大師像がご開帳されていました。


1200年以上前に弘法大師が歩いた道を無事に走り切ることができました。挑戦を支えてくれたこれまでのすべての経験、ここまで私を連れてきてくれたすべての出会い、言葉がけに感謝をし、この挑戦を決めてやりきった自分を褒め、私の大挑戦が終わりました。挑戦して本当によかったです。

ゴールしたときには鏑木さんが本当に驚いているのがわかりました(笑)「女子8位ですよ!」と記録賞と賞品をいただき、2部門それぞれで一人選出される「鏑木賞」に選んでいただきました。

鏑木さんから、「この女性の方は、昨年の9月に僕の初心者向けツアーに参加して、ぶっちぎりの最後尾でとても心配していた方です。途中道迷いもされて、正直めちゃめちゃ引率が大変でした。今日のコースを完走されて本当に驚きました。あれから一年も経っていないのにまるで別人になられ、素晴らしい努力をされたと思います。」とみんなの前で紹介いただきました。

激闘を物語るTシャツ。「(私でもやればできるんだ)」と思うと嬉しくなりました。

鏑木賞でもらった、鏑木さんが実際にレースで着用していたノースフェイスのTシャツ。

プロフィール:三重県津市出身。2019年にテレビでウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)のドキュメンタリー番組を観て、トレイルランニング競技について知り衝撃が走る。

 

「やってみたい!」と思ったものの、最長で5㎞しか走ったことがなくマラソンの完走経験もゼロ。2019年9月にトレイルランナーズ大阪の東山公園の入門ツアーでトレイルラン初デビューを飾る。以来山の魅力にハマり、トレイルのレースにも数多く出場。

2021年に多度山トレイルラン(チャレンジの部)、養老山脈レイルラン(ショートの部)、石津御嶽登山競争を時間内完走。夢は、「いつかUTMFに参加すること」。


正直僕も時間内完走できるとは、それも1時間も早くゴールするとは思っていなかったので、鏑木さんと同様にびっくりしました。


名古屋の東山公園の入門講習会に5度参加(最多記録保持者)をしてトレイルの基礎を学んだだけあります。鏑木さんもびっくりのNさんの成長。


Nさんは僕がそれぞれのトレイルの基本ができているかokを出せる、まわりの人にお手本の動きを見せることができる数少ないランナーです。


ブログタイトルに「最後尾ランナーの視点」と書きましたが、Nさんはもう最後尾ランナーではありません。おめでとう!

Never Stop Running.

 

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「記録が伸び悩んでいる」「いつもレース後半で失速する」「上半身と下半身が連動していない気がする」など 完全予約制、1対1の個別指導ランニングフォーム診断KAIZEN「カイゼン」

こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。



この日は三重県いなべ市にある藤原岳(ふじわらだけ)へ!日本300名山、花の百名山の一つ。

 

藤原岳は過去に6回開催をし、うち2回は台風直撃のため中止となり、2018年(晴天)、2019年(雨、ヒル祭り)、2020年(雨、ヒル祭り)、2021年(晴天)、6回のうち晴天は2回となかなか天気に恵まれないイベントでしたが、7回開催目は「晴天」!


金曜日はパーソナルやイベントと中止の大雨でしたが、土日は梅雨の晴れ間が広がり快晴。


視界ゼロ!2020年のときの山頂の風景。


雨は好きですが鈴鹿山系、藤原岳は雨の場合はヒルがほとんど確実に出るので晴天を願う山です。六甲山系はヒルはいませんが、関西でも比叡山付近でヒルにやられたことがあります。

 

ローカル線三岐鉄道三岐線「西藤原(にしふじわら)」駅を起点にスタート。藤原岳に行く人だけのために存在する駅と言っても過言ではありません。

 

ICカードが使えないことはわかりますが、始点の近鉄富田駅には改札を設けてもらいたい。ホームから直接乗り継げるために、駅に到着をするとそのことを知らずに清算する客で毎度行列ができます。

 

7年連続人気満員!


この日はスタートの前にペアで携帯している「水分」をチェックしてもらいました。気温30℃近い中5時間以上近く運動するのですから、全員がしっかりと十分な水分を携帯してくれていました。

 

レベル4の中級トレイルランツアーで標高は1,144メートル、14km、行動時間は5時間以上。参加に必要体力な体力条件は高め、それでも満員キャンセル待ち人気となりました。

 

ツアーは満員でも事前の体力審査チェックで脱落している人もいます。どのツアーも当日集まった人は選ばれた人たちです。(実際には参加人数以上の人が申し込みしているということ)


藤原岳は鈴鹿セブンマウンテンの中では最も易しい山ですが、10kmを60分以内で走れないような体力の人には累積標高差が1,000mオーバーは登山するだけでもハードです。

 

image

念のためイカリ消毒の「ヤマビルファイター」を持参しました。肌に直接吹きかけず、衣類にスプレーをしウレタンコーティング加工するものです。

 

ヤマビルは以下の研究本が売れたことにより、「ヒルは木から落ちてこない。下から這い上がってくる。」ことが広く知れ渡りましたが、僕の経験では「ヒルは上から落ちてくることもある。」です。


昔に神奈川県の丹沢山系で頭上から僕にめがけて「ぽとっ!」と肩にヒルが落ちてきた経験があります。

 

 

この日は登山口をスタートしてから山頂まで涼しく快適でした。

 

藤原岳には、表道(大貝戸道)と裏道(聖宝寺道)の2つの登山道がありますが、この日は正面突破、表道(大貝戸道)から登りました。表道は一番人気コースで綺麗に整備がされており、約3.7kmの樹林帯をだらだらと登ります。

 

9合目に到着!遠くは多度山、桑名市まで見渡せ、「家や会社の工場が見える!」と話した人もいて、8割の参加者が三重県在住ランナーだったのでその景色に感動されていました。

 

途中靴擦れによるトラブルが発生。


幸いにも一人の男性の方が靴擦れ防止テープの代わりを持っていました。レベル4ツアーにぶっつけ本番で新しいシューズを履いて靴擦れをしたら準備不足ですが、事前にある程度履いていたのに靴ずれでした。


アドバイスをしてシューズのひもを締めなおしたらカイゼンされたとのことだったので、ゆるゆるのひもの締め方にも原因があったのでしょう。

 

登山口から休憩込み2時間で藤原山荘に到着。立派で綺麗な仮設トイレに避難小屋もあります。


山頂に着くと見渡すかぎり人、人、人!!!


一つが160人の登山者グループのようでした。

 

ポートレートで撮影。福岡の平尾台トレイルランニングレースの大会写真みたいですね。

 

竜ヶ岳(鈴鹿山脈)方面までくっきりと見える絶景。

 

「中部の秋吉台」とも呼ばれる藤原岳は山の上の石灰岩地帯特有のカルスト台地に感動します。

 

秋吉台と異なるのはこちらは低山でなく標高1,000mと高くあって夏でも涼しいとうこと。

 

本日最速のランナーさん。フルマラソンのベストタイムは2時間52分!今期はサブエガ(2時間50分以内)を目指しているそうです。

 

本日唯一関西からのランナーの方。地面についた支持脚がつぶれていない、腰が落ちていないいいフォーム!

 

さすがレベル4の中級ツアーとあって、皆さんトレイルを走るフォームも綺麗でした。


平坦な道のフォームが悪いのに、トレイルを走るときはいいフォームなんてことはありません。平坦な道を走る燃費効率が悪いのに、坂道を走る燃費効率がいいなんてことはありません。


トレイルランニングも基本は普段のランニングフォームが大切となります。

 

キャンセル待ちで飛び込み参戦!


真下に近い意識で踏み込めてますねー


「下りが追いつけず悔しいです」とたまに言われることがあります。ツアーでレース並みの本気のスピードで走ることはありませんが、たかだか今日、一年ぐらいかじった人が僕の下りに追いつけるわけがないですよ(笑)曲がりなりにも14年、14年やっているわけですから。20代だったら追いつけることもあるかもしれません。


追いつこうとするのは危ないので下りは自分のペースで走りましょう!

 

天狗岩の鼻先。藤原岳の最高点は山頂看板のある場所ではなく、ここになります。

 

足がすくむほどのパノラマ絶景。

 

森の雰囲気が静かで凛としていていい。

 

この日は登山者が百人以上いたので警戒してか山頂稜線では普段は目にする鹿にほとんど出逢いませんでしたが、時間もあったので鹿を探しに寄り道したら鹿の群れ5頭と遭遇できました。


三重県と言えば全国に誇れるものがたくさんあって、このベビースターラーメンを製造するおやつカンパニーがあるのも三重県津市です。ベビースター、最高!

 

藤原岳はやっぱりとてもいい山ですね。


ご参加ありがとうございました!

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昨日は未曾有の大雨でしたね。パーソナルのレッスンもすべて延期の判断となりました。


僕は天気予報から6月2日は午前11時以降には電車が運休になるだろうと読み、ホテルのチェックインは14時でしたが10時には名古屋駅に着いてました。


最悪の場合はホテルのキャンセル料はかかりますが、翌朝に変更の判断もできました。

案の定、駅の電光掲示板には「午前11時以降順次運転見合わせ。」の文字。


この大雨でも京都は外国人観光客で混雑していたと聞きますし、普段どおり修学旅行に出かけた人がいたことにびっくりしましたが、大雨なのは数日前からわかっていたことで予定変更はできたはずと思いました。


もし自分がエントリーをしたフルマラソンやトレイルの大会が行われたとしても欠場していたと思います。雨具も意味をなさない大雨でしたからね。


あれだけ大雨が降ったのに一万歩コースはほとんど乾いていました。自然は強い。

大雨後で気温30℃近い暑さを心配していましたが、台風が近づいている影響か風がビュービューに吹き、クーラーが効いたように涼しく快適でした。

一部小川のような流れになっているところがありました。



明日のツアーも風がビュービュー吹いて山頂は涼しいといいのですけれどね。


ご参加ありがとうございました!

Never Stop Running.

 

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