こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。

 

今日は平日グルメラン!

神戸・六甲で、1日限定の新しいトレイルランツアーを開催しました。

今回は、

「解散後に、みんなでかき氷を食べながらカフェ交流しよう!」

という、夏ならではの企画です。

今回訪れるお店は人気店で予約もできず、席数も限られています。そのため、週末にツアー実施をし団体で利用するのは難しい。

平日開催だから実現できた企画です。

かき氷といえば、関西では奈良の有名店を思い浮かべる方も多いでしょう。

ただ、人気店は一杯2,000円前後することも珍しくなく、長い行列ができるため、イベントで大人数で行くのは難しい。時間も読めません。

「それなら、大阪や六甲周辺で、イベントにぴったりのお店を探そう!」

そう考えて探し始めました。

しかし、これが想像以上に難しい。

山のふもとにあり、アクセスが良く、味も雰囲気も満足できるお店となると、なかなか見つかりません。

何軒も候補を調べ、ようやく「ここなら皆さんに喜んでもらえそうだ」と思える一軒に出会うことができました。


今回は暑さを考慮し、バスで標高を上げて六甲ケーブル山下駅からスタート。コースも、登りでも下りでも川でクールダウンできるルートを選びました。

登りコースは「アイスロード」!名前からして涼しいそうでしょう(笑) アイスロードという名前は、かつて六甲山の氷を大八車で神戸に運んでいたことに由来すると言います。

可愛らしいひつじの像が出迎えてくれました。

名物のトワイライトゾーントンネル。皆さん、「違う時代に出たらどうしよう...」と思ったとか、思っていないとか。トンネル内はひんやりして涼しい。

夏は藪こぎ!イベントだとあらかじめ危険植物には注意喚起もあるので安心です。

途中で滝行!

冷たくて気持ちがいい。

参加者の皆さんも、「ゴールしたら、早くかき氷が食べたい!」という気持ちでいっぱい。

サロモンのジェネシス、ニューバランスのインソールに替えたら万能シューズに生まれ変わりました。下りの走りやすいシューズですね。ロードは固く感じますので、ロード区間が長すぎるレースでは向いていないかもしれません。

夏は、タイムや距離だけを追いかける季節ではありません。走ることを楽しみ、美味しいものを味わい、仲間と笑い合う。


そんな一日も、トレイルランの大きな魅力です。


下山後は身なりを綺麗にし、かき氷!平日なのに満席近く、お客さんが次から次へと入ってきます。タイミング良く、7名掛けテーブルが空いて待ち時間なしで入店できました。週末に大勢で入店するのは難しいと思いました。

いちごと塩バニラアイス。中までいちごがたっぷり。1,100円、これは満足感ありました。

黒蜜きなこのあずきがけ+白玉。

スペシャルのキャラメルかき氷。


ラン後の火照った身体ににかき氷は最高!

 

ご参加ありがとうございました!

こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


今回レビューするのは、2026年に最も注目されるカーボン搭載トレイルレーシングシューズの一つ、アディダス「アディゼロ アグラヴィック スピード ウルトラ 2(adidas Terrex Agravic Speed Ultra 2)」です。

 

 

ロード用エリートランナーモデル「アディオス プロ 4」の技術をトレイルへ落とし込んだ一足として話題になっていますが、トレイルでの走りはどうなのか。

 

僕のレーストレイルランニングシューズで、前作は20kmから50kmまでほとんどのレースで使用し、約400km履き込みました。

 

前作からクッション性や反発、走行性能に大きな変更はありませんが、前作で不評があったフィット感やかかとのホールド性などを改善した、マイナーアップデートモデルです。でも、僕にはそれが大事で十分な改善です。

 

正直、履き心地がどう変わったか、そしてトラブルが起きないか、それがわかれば十分でした。

今回は実際に履いて感じたことに加え、海外レビューやテスト結果も参考にしながら詳しく紹介します。

■ デザイン|ロードのスーパーシューズをそのまま山へ

箱から取り出して最初に感じたのは、


「速く走れそう!」

アディダスらしい三本線のデザインに、厚みのあるミッドソール、トレイルランニングシューズの中でも一目で「競争志向の強い人向けモデル」「勝負レース用モデル」とわかります。

■ サイズ感・フィット感|前作より格段に履きやすくなった

新作が出たことにより前作が大幅値引きされていますが、前作を履いていた方は、2の方が断然おすすめです。なぜなら前作はサイズ感が微妙で、人によって評価が分かれましたが、今回は一般的なサイズ感へ見直されているからです。

特に大きく改善されたのが、かかと周りです。前作では「かかとが浮く」「くるぶしが擦れて痛い」といった声が少なくありませんでした。
 
僕自身も、くるぶしの擦れを防ぐために履き口へテープを貼って使っていました。Instagramで同じように履き口へテープを貼っているランナーを見かけ、「問題を抱えているのはやっぱり僕だけじゃなかったんだ」と思わず笑ってしまい、その人にコメントしました。それだけ、この部分は前作の共通した課題だったのだと思います。

しかし、今作ではかかと周りのクッションや形状が見直され、ホールド感が大幅に向上。実際に下りでも足がシューズ内でズレる感覚はほとんどなく、前作で気になっていた不満点はしっかり改善されていると感じました。

一方で、つま先は細めの設計です。そのため、幅広の足の方はハーフサイズアップも含めて試し履きをおすすめします。

ただし、サイズ感には個人差があります。実際、僕はロード用のアディオス プロ 4では28.5cmがジャストサイズですが、このアグラヴィック スピード ウルトラ 2は28.0cmを選びました。

■ スーパーシューズ級の反発力

このシューズ最大の魅力はミッドソールです。アディダスの最高級フォーム「Lightstrike Pro」を全面に採用し、トレイルランシューズとは思えないほど高い反発力があります。


さらに内部には「Energy Rods」を搭載。カーボンプレートとは異なりますが、推進力を生みながら必要な柔軟性も確保しています。

ミッドソールに刻まれた「30°」の文字。これはロッカー構造(前へ転がる形状)の角度を表しています。身体を少し前へ倒すだけで自然に足が前へ転がり、スムーズに次の一歩が出ます。特に疲労がたまる後半ほど、このロッカー構造の恩恵を感じやすいでしょう。

 

立っているだけでも、身体が自然と前へ転がるような感覚があります。そのため、移動中や街中を歩くのには、かなり不安定さを感じます。このシューズはレースのほとんどを「歩くため」ではなく、「速く走るため」に設計されたレーシングモデルです。

■ 厚底なのに軽い|ウルトラ向け

ソール厚はヒール44mm、前足部36mm。


現在のトレイルシューズの中でもトップクラスの厚底です。

それでいて重量は約287g(28.0cm)、平均では約265〜269g(27.0cm)。

実際に履くと、数字以上に軽く感じます。

ドロップは8mm。

アキレス腱やふくらはぎへの負担を抑えながら、自然な足運びをサポートしてくれます。厚底シューズにありがちな不安定さも少なく、安心してスピードを出せるバランスの良さがあります。

■ アウトソール|Continentalラバーの安心感

アウトソールには、アディダスのシューズでは定番のContinentalラバーを採用。前作よりラグ(突起)が少し深くなり、グリップ性能も向上しています。乾いたトレイルはもちろん、濡れた岩場でも安心感があります。ここも大きな改善ポイントです。

海外のトレイルランニング世界大会UTMBなどでの使用レビューでも、高いグリップ性能を評価する声が多く見られました。一方で、ラグは極端に深いわけではなく、雨で泥んこのコンディションや雪山では、ほかのモデルのほうが適しているでしょう。

■ 実際に走って感じたこと

このシューズが最も力を発揮するのは、「走れるトレイル」です。林道や整備されたシングルトラック、緩やかな下りでは、とにかく前へと進みます。ロードのスーパーシューズに近い感覚で、スピードを維持しながら長時間走り続けることができます。

一方で、苦手な場面もあります。

急な岩場やターン、細かな足さばきが必要なテクニカルコースでは、この高い反発力に少し慣れが必要です。

また、強いかかと着地のランナーよりも、ミッドフット〜フォアフットで走るランナーのほうが、このシューズの性能を引き出しやすいと感じました。

 

つまるところ、ロードシューズでもすぐにかかとが大きく摩耗する走りのランナーには向いていない可能性があります。

■ 総評
アグラヴィック スピード ウルトラ 2は、ロードのスーパーシューズのような推進力を、そのままトレイルへ持ち込んだ一足です。

前作よりフィット感も大きく改善され、完成度はさらに高まりました。

こんな人におすすめです。

・100km以上のウルトラトレイルで記録を狙いたい方
・ロードではアディオス プロを愛用している方
・スピードを維持しながら効率よく走りたい方


一方で、

・レース中に歩く時間が長い方(目安として、中盤~後半グループでゴールを目指すランナー)
・練習環境や大会選びがテクニカルな岩場がメインの方
・幅広の足の方

は、購入前に一度試し履きをおすすめします。

価格は決して安くありません。

しかし、性能だけを見ると、現在発売されているトレイルランニングシューズの中でも速さは間違いなくトップクラスです。

「もっと速く走りたい。」
「ウルトラレースで最後まで脚を残したい。」

そんなランナーなら、一度試してみる価値は十分にある一足だと思います。

ぜひ店頭で履いて、この独特のロッカー構造と、前へ転がっていく感覚を体感してみてください。

 

こんにちは。
トレイルランナーズ大阪の安藤大です。


今年もやってきました!

2026年8月2日(日)は、奈良・室生エリアを舞台に夏限定のトレイルランイベントを開催しました。

昨年、イベント参加者にとって衝撃的なニュースが飛び込んできました。


龍鎮渓谷付近でのツキノワグマの目撃情報が相次ぎ、安全を優先して登山道が閉鎖、やむを得ずイベントを中止しました。

「今年こそ室生寺へと続くコースを走りたい」

昨年にお申込みいただいていた方やリピーターの皆さまから多くのお申込みをいただき、あらためてこのコースを楽しみにしてくださっている方の多さを実感しています。

スタートは近鉄・室生口大野駅。観光案内所がなくなっていました。

イタリア人の方も参加!日本在住歴は20年以上だそうで、日本語も書け、ぺらぺら。トレイルランナーズ大阪のツアーは国籍問わず参加しやすい雰囲気があります。

高さ約14mの弥勒磨崖仏を見上げ、どこか懐かしい田園風景の中を走りながら、室生の山々へと入っていきます。

コース前半は、木陰と石畳が続くトレイルをのんびり走り、室生寺を目指します。大会ではありませんので、景色を楽しみながら、自分のペースで進んでいただけます。

また、夏のトレイルでは熱中症だけでなく、アブ対策も重要です。奈良県は場所により、アブが多めです。

室生寺に着くと、都心とはまるで別世界の風景。


室生寺は「女人高野」とも呼ばれる歴史ある古刹。杉木立に囲まれた静かな参道や五重塔など、奈良らしい歴史と自然を同時に楽しめる人気スポットです。

お昼は、地元の食堂へ。のどごしの良い三輪そうめん、自家製の柚子唐辛子で味変は変わっていて美味しかった。食欲が落ちがちな夏でも食べやすい食事でエネルギーを補給します。


この食事処は、後期高齢者ご夫婦で経営されているそうで、今後年齢により閉店となれば、室生の貴重な飲食店がまたひとつ減ってしまうことになります。


昼食後は、90歳を超えるおばあちゃんが今も焼く名物のよもぎ回転焼きも毎年の楽しみの一つ。

男たちの背中。

コース後半は、エメラルドグリーンの淵や清流が美しい龍鎮渓谷へ。真夏でも水辺を歩きながら体を冷やすことができ、暑さを和らげながら進めるのが、このイベント最大の魅力です。

親子で手をつないでドボン!

20時間で六甲全山縦走路を往復される方。

溺れているわけではありません。楽しんでいます。

「ティラミス!ティラミス!」

当日参加された方だけがわかる合言葉。

2年越しに開催をした室生寺へのトレイルランコース。歴史ある古刹、美しい渓谷、ドボン、地元グルメ、そして仲間と笑い合う夏の一日。


今年も皆さんと、大人の夏休みを楽しめて最高でした!
Never Stop Running.