不動産投資家へ向かってGO!その3 | 小学生でもわかる不動産投資 いち・に・さん

不動産投資家へ向かってGO!その3

<前回からの続き>


ファイナンシャルプランナーのSさんはAさんを伴って知り合いの不動産屋さん
を訪ねました。


Sさん
「わたしの知り合いが不動産投資を始めたいというのだけれど、手ごろな中古
マンションを紹介してくれませんか」


Sさんはこう言うと事務所のいすに深々と腰をおろし、Aさんを室内に招き入れ
ました。

しばらくすると不動産屋さんがいくつかの物件資料を手に二人の前に現れ、お
すすめの物件のチラシを二人の前に広げました。

出された資料に目をやると、そこにはたいへん魅力的なコピーが並んでいます。

 駅から徒歩 23分
 想定利回り 15%
 物件価格 400万円
 築年数  築27年

その文字を見つけたAさんは目を丸くして驚いています。


Aさん
「15%っていう利回りがすごいね。この利回りだと家賃が・・・・」


Aさんが計算したところ、毎月の家賃は5万円です。
この数字を見ただけで、Aさんは買う気マンマンになってしまいました。


その様子を見たSさんは、
「築27年経ったようなマンションはいろいろな問題があるから注意したほう
がいいよ」


あっさりとそう言い切って、そのわけを説明してくれました。

それによると、築年数の古い物件には入居者が付きにくいだけでなく、室内の
様々な設備に交換時期が来るということが分かりました。

Sさんの友人が築20年を超えるマンションを購入したところ、給湯器が故障
してしまい、その交換費用に50万円もかかってしまったそうです。

さらには、配水管の劣化が進んでいて、亀裂から漏れ出した排水による水漏れ
事故で大変な思いをしたこともあるそうです。

このようにマンションの様々な設備の耐用年数は、20年~30年前後に集中
している物が多いので、購入後に交換する費用が大きな負担になるケースがあ
るのです。


Sさん
「その上、ワンルームマンションの購入者は限られてしまうため、よほどいい
立地条件でないと転売は難しいんだ」

そのよう
に言われると、確かにファミリータイプの場合には居住用に購入する
方もいますが、ワンルームの場合には投資目的に限られてしまうため、いざと
いうときに売却が簡単ではないかもしれません。


Aさん
「たしかにSさんの言うとおりだね。でも、ちょっぴり気になるな・・・」

Sさん
「そんなに気になるのだったら、いくつか資料を見せてもらってから、実際の
物件を見学に行ってみようか」


こうして二人は不動産屋さんの案内で、物件の見学に出かけることになりまし
た。


次回へ続く



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