今回の旅行も、終盤と成った、9月6日(日)の午後。道後公園から、再び、市内電車に乗って、松山城へ向かいました。
松山市の中心部、勝山(標高132m)に聳え立つ松山城は、日本で12ヶ所しか残っていない「現存12天守」の内の一つ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つで、松山へ行く際、是非、立ち寄りたいと思っていました。
市内電車、大街道駅から、10分程歩いて、松山城山ロープウェイで、山頂まで登り、更に10分程歩くと、大手門跡に着きました。

大手門跡から、坂を見上げると、太鼓櫓越しに、松山城天守が見えて来ました。

太鼓櫓を観ながら、Uターンして、戸無門を潜り抜けます。
戸無門 本丸の大手入口の最初に現存する高麗門で、登城道U字屈折の終点に位置します。昔から門扉が無いので、戸無門と呼ばれ、鏡柱にも扉を取り付けた痕跡が有りません。

戸無門を潜り抜け、左手に有る筒井門を潜ります。
筒井門 この門は築城の際、正木城から移建されたと伝えられる松山城最大の門です。三之丸、二ノ丸から本丸に向かう、大手(正面)の固めを構成する重要な櫓門で、城中で最も重要かつ堅固な所と成っています。

隠門続櫓・隠門 隠門続櫓は、隠門2階の渡櫓の東側に接続する平櫓で、長者が平からの登城道を監視する目的で、揚木戸門前の本丸石垣の上に建っています。

太鼓門・同南北続櫓・太鼓櫓・巽櫓は1つの防御単位を構成し、高さ約5mの石垣に一線に構築され、筒井門から本丸南腰郭に侵入してくる敵に備えている。石垣の西端の太鼓櫓と太鼓門との間にある24.41mの渡堀には狭間21ヶ所、石落2ヶ所が設けられています。
太鼓門を潜って、本丸に出て、天守本壇へと向かいました。