The Creation Period - POWEREDROCK -36ページ目

My Prison Break - episode3

 【ブリズンブレイク ~ Chance for comeback ~】

 呪縛は、多かれ少なかれ誰にでもあるもの。そこから己を解放する能力は、誰にも備わっているものではない。


 そいつを分かり易く言うとトラウマ、柵。俺にもそいつがあって、常時戦っている。そいつでなくとも人間てのは何か戦ってないと、どれだけ自分が変わったのかの自己評価基準が無かったりするもんだ。そして、格闘の末に何かが変わっていく。俺がこの4年間戦ってきた相手は、正にそれだ。


 そもそも、今現在この地にいること自体、俺にとっては予定外のことだった。薄情で”歩” が ”と金”にでもなったかのような傲慢さを掲げて、変化や革新を好まず、Old-Fashion が未だに覆巻している様を軽蔑していた。環境やそこに腰を据えている人間達に難癖付けるのは簡単だ。そこに一枚の鏡を置いて自分を観察してみよう。所詮 ”歩”は”歩”だ。素の”金”ではない。つまり、幅を利かせている”つもり”のところから新しいところへ行く度に、その新天地がどこであっても ”と金”から”歩”という本来の姿に戻される。”金”は何処へ行っても”金”だ。俺がよく書いていることだが、これらを売り込むのは自分だが、評価するのはあくまでも、他人様だ。人としての将格は?どういった機能を果たすのか?を他人様がどう評価するか…だ。評価される才覚とは、決して何かに関する技術でない。


 人様の話を聞いていてもよく思うことだが、そこへ強引に自分を捻じ込み、そこが自分の聖地であるかのような強制的な道徳を自他共に植え付けてしまい、結果、人としての許容可能な視野まで狭めているような印象がある。しかし、そこが価値観。正解、不正解はない。俺はこの地にあって、この地で自分を正当化させようと試みた。以前、俺が居た”本来の場所”と同じように。俺が還ろうとしている”本来の場所”は、以前俺が居た、”本来の場所”と同じ場所だが、全く意味が違う”本来の場所”になっていた。”本来の場所”とは、物理的に特に固定された場所のことをいうのではない。”理想で築かれた仮想現実”なのだ。そして、それは人それぞれの中にある本質的な能力が開花された時、”本来の場所”は、自分で決めなくとも、その場所が自分を必要としてくれる。



 その”本来の場所”へ再び立つ。”金将”として行けるなら行け…だな。



J-Pants@STONE

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