最近、postmatesって言うウーバーイーツみたいなデリバリーの仕事をやってます。
ロサンゼルスでは、またもやレストランはテイクアウトだけになって首を締められ、どこも生き残るために必死です。
今日、地元の一軒のピザ屋さんにオーダーをピックアップに行きました。
とっても感じの良い店員さんで、僕を待たせたことをわびて(全然待たされてないんだけど)配達ご苦労様ってお礼を言われ、最後に、
"Please say thank you to my customer for me ."
って頼まれました。
その一言にもの凄く心がこもっていました。
僕は、打ちのめさせられました。
車に乗り込むと、涙があふれ、しばらくは動くことができませんでした。
強烈な一撃でした。
本当に心から感謝しているThank youでした。
心をしっかりこめて、氣が乗った言葉でした。
なんてストレートで純粋なんだろう。
あんなふうに、表現されたら、心が震えてしまう。
武道の先生の突きを受けたような衝撃でした。
あとから、グワングワン効いてきます。
心を揺さぶります。
衝撃の余韻がおさまるまで動けませんでした。
武道の達人でもなければ、
一流のアーティストでもない、
どうってことのない、ただのピザ屋の店員さん。
おそらく、オーナーでもなければ、マネージャーでもないのかもしれない。
そんな彼女の放った言葉にすっかりやられちゃいました。
さては、彼女、只者じゃないな。(笑)