ただいま鋭意 "実験と研究" のその途中・・・・
オレのクルマのオーディオシステムに導入された、歴史的名器の "純A級アンプ・改"。その素晴らしい響きとその潜在能力に、新しい発見と音響に対する探究心を触発させられる日々だ。
そもそも純A級回路は常に一定のバイアス電流を流すようになっている。したがって入力信号が無い状態でも消費電力が大きくなる。また増幅効率は供給電力に対して約50%前後とあまり高くなく、その一方で発生する熱は大きくなる。これは車載用アンプということで考えると "高純度なな響き" という圧倒的な長所を持ちつつも、"バッテリーへの負担と熱の問題" という問題を孕んでおり、なかなか車載用には採用し難い側面が多い。
本来、このアンプはこの純A級回路の短所である、"バッテリーへの負担と発熱の問題" を低減するために、パワー段ではヘッドユニットのボリューム位置によってPWM電源をコントロールし、小出力時の消費電力を抑えることが出来る機構を備えているのだが・・・・・
"中京圏のDr.様" のご協力を経て、"現代の最新鋭のシステムにも対応できるように" とこのアンプを改造し、その仕様を変更してしまった・・・ 要するに "バッテリーへの負担と発熱の問題を低減する機構" は取り外してしまった。ということはある意味、これで真正の純A級アンプになったというところだろうか(笑)。
・・・・ ということもあってパワー段の電力は随時可変はせず、固定となり、ポテンショメータで任意に設定することとなったのだ。
さて導入から1週間が経過し、それに関する実験とその備忘録を少し書き残しておきたい。
<○電源供給の安定化>
この前のBLOGでも少し触れだが、これまでの試聴では楽曲が最高潮に達するような局面で若干の臨場感の減少を感じ、どうも電力が不足を感じる。
そこでキャパシタ(大型電解コンデンサ)を取り付けてみた。コンデンサの名門である "ELNA製" の耐圧71V・56000μF × 3個 で合計168000μFを投入。(ちなみに他の帯域の3台のアンプには、既にキャパシタは装着している)
この対応策が考えている以上に功を奏しているようで、システム全体に余裕が出来たような印象に感じる。
取り付けたのはこのアンプに電源を供給するラインなのだが、興味深いことにこのアンプが担当している帯域の響きはそれほど影響を感じず、むしろ他のアンプが担当している低音域にその変化が感じられるのだ。
その傾向としてはこのキャパシタを取り付けることで、低音域のダンピングがより高まり、迫力とメリハリが両立する、臨場感溢れる響きの傾向に変化したようだ。
<○パワー段の電力設定>
上記でも書いたとおり "純A級アンプ・改" はパワー段の電圧を任意で設定しなければならなくなった。設定範囲は6.5V~14Vとなっているが電圧が低すぎると増幅波形がクリップし、高い設定すると消費電力と発熱の発生が高くなる。したがってその落としどころを探らなければならない。
最初に消費電力と発熱を抑えるために10~11V(冷間時)に設定すると・・・・ これが全然良くない(苦笑)。このアンプの持ち味である "響きが襲ってくる感・響きが挑んでくる感" という感覚が全く無くなってしまう。
また興味深いことに、その時の響きの傾向はこれまで用いてきたアンプの傾向と酷似している。ちなみにこれまで用いてきたアンプは、この"純A級アンプ・改" と同一メーカーであり、2006年製である。"純A級アンプ・改" が1993年製であるので13年ほどの年月の差があるが、メーカーの設計哲学はあまり変わっていないのだなぁ・・・・ なるほど。
冷間時を12Vに設定すると、このアンプ独特の持ち味が引き出されてくる。しかし時間が経過し、アンプの発熱温度が上がってくると・・・・ やはり"響きが襲ってくる感・響きが挑んでくる感" が低下するように感じる。いわゆる "熱ダレ" というものだ。
ヒートシンクの温度を測定すると40.5℃、電圧は10.5Vまで低下している。"中京圏のDr.様" 曰く「温度上昇に対する電圧補正」が働いているようだ・・・・ なるほど。
最後に冷間時を13.8Vに設定すると・・・・ 本当に素晴らしい響きを奏でる。そして60分ほど試聴しても "熱ダレ" も感じさせない。ヒートシンクを非接触型温度計で測定すると・・・・・
なるほど・・・・ ということは、冷間時を13.8Vに設定すると発熱が高くはなるが、電圧が低くなっても "熱ダレ" を感じさせない響きということになるのだろうか。この様子だと、経験的には50℃ぐらいまでなら響きにも影響が無さそうだ。
ということで、しばらくは気温も穏やかだろうから冷間時13.8Vで様子をみることにした。
しかし・・・・ 真夏になったらいろいろと検討しなおす必要がありそうだが。さて・・・・ まだまだいろいろと実験と研究を繰り返さなければ。
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本来、このアンプはこの純A級回路の短所である、"バッテリーへの負担と発熱の問題" を低減するために、パワー段ではヘッドユニットのボリューム位置によってPWM電源をコントロールし、小出力時の消費電力を抑えることが出来る機構を備えているのだが・・・・・
"中京圏のDr.様" のご協力を経て、"現代の最新鋭のシステムにも対応できるように" とこのアンプを改造し、その仕様を変更してしまった・・・ 要するに "バッテリーへの負担と発熱の問題を低減する機構" は取り外してしまった。ということはある意味、これで真正の純A級アンプになったというところだろうか(笑)。
・・・・ ということもあってパワー段の電力は随時可変はせず、固定となり、ポテンショメータで任意に設定することとなったのだ。
さて導入から1週間が経過し、それに関する実験とその備忘録を少し書き残しておきたい。
<○電源供給の安定化>
この前のBLOGでも少し触れだが、これまでの試聴では楽曲が最高潮に達するような局面で若干の臨場感の減少を感じ、どうも電力が不足を感じる。
そこでキャパシタ(大型電解コンデンサ)を取り付けてみた。コンデンサの名門である "ELNA製" の耐圧71V・56000μF × 3個 で合計168000μFを投入。(ちなみに他の帯域の3台のアンプには、既にキャパシタは装着している)
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取り付けたのはこのアンプに電源を供給するラインなのだが、興味深いことにこのアンプが担当している帯域の響きはそれほど影響を感じず、むしろ他のアンプが担当している低音域にその変化が感じられるのだ。
その傾向としてはこのキャパシタを取り付けることで、低音域のダンピングがより高まり、迫力とメリハリが両立する、臨場感溢れる響きの傾向に変化したようだ。
<○パワー段の電力設定>
上記でも書いたとおり "純A級アンプ・改" はパワー段の電圧を任意で設定しなければならなくなった。設定範囲は6.5V~14Vとなっているが電圧が低すぎると増幅波形がクリップし、高い設定すると消費電力と発熱の発生が高くなる。したがってその落としどころを探らなければならない。
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また興味深いことに、その時の響きの傾向はこれまで用いてきたアンプの傾向と酷似している。ちなみにこれまで用いてきたアンプは、この"純A級アンプ・改" と同一メーカーであり、2006年製である。"純A級アンプ・改" が1993年製であるので13年ほどの年月の差があるが、メーカーの設計哲学はあまり変わっていないのだなぁ・・・・ なるほど。
冷間時を12Vに設定すると、このアンプ独特の持ち味が引き出されてくる。しかし時間が経過し、アンプの発熱温度が上がってくると・・・・ やはり"響きが襲ってくる感・響きが挑んでくる感" が低下するように感じる。いわゆる "熱ダレ" というものだ。
ヒートシンクの温度を測定すると40.5℃、電圧は10.5Vまで低下している。"中京圏のDr.様" 曰く「温度上昇に対する電圧補正」が働いているようだ・・・・ なるほど。
最後に冷間時を13.8Vに設定すると・・・・ 本当に素晴らしい響きを奏でる。そして60分ほど試聴しても "熱ダレ" も感じさせない。ヒートシンクを非接触型温度計で測定すると・・・・・
なるほど・・・・ ということは、冷間時を13.8Vに設定すると発熱が高くはなるが、電圧が低くなっても "熱ダレ" を感じさせない響きということになるのだろうか。この様子だと、経験的には50℃ぐらいまでなら響きにも影響が無さそうだ。
ということで、しばらくは気温も穏やかだろうから冷間時13.8Vで様子をみることにした。
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