貧富について、電磁気学的な視点からの考察 | きぬちゃん(姓名:絹笠幸久)の知恵

きぬちゃん(姓名:絹笠幸久)の知恵

東工大院卒、元Sonyのエンジニア、研究職。現在は作家&旅人。
学んだことを応用して、生活を楽しむのは、完全に自由です。
僕なりの応用の仕方や事例を徒然にまとめております。

◆貧富について、電磁気学的な視点からの考察

大学時代から、電磁気学や電子工学に慣れ親しんできたことから、
電磁気学的な知見を、経済的な貧富の状況についての検討に応用してみたいと思う。


電磁気学においては、
まず電子があり、電子は粒子的な振る舞いも波動的な振る舞いもする。
今回は、粒子として考えてみる。
そして、電子は、電位差のある経路を通って、電流として流れる。
電流をフローとして考える。

電流の流れる方向によって、その周囲に形成される磁界の方向は変わる。
右向きに電流を流して上向きの磁界が出来れば、
左向きに電流を流せば、磁界は反対の下向きの磁界が発生する。

ここで、経済的な貧富を観察してみたいと思う。

ここからは、僕自身が多くの人を観察して気付いてきたことで、
豊かになってきた人と、貧しくなってきた人では、
お金の捉え方が違うと、見えてきました。

豊かになってきた人は、お金をフローとして捉えていて
電流のようなものと考えているようです。
また、貧しくなってきた人は、お金を粒子や物体として捉えていて
電子のようなものと考えているようです。

僕自身が観察していると、そのような違いがあるように見えます。

では、実世界はどのようなものか?
僕には坂だらけと見えています。

百歩譲って、平らな場所があったとして、そこに水滴を垂らした場合、
時間経過に伴い、蒸発していきます。
蒸発するのは、水滴の周囲で、湿度差という傾きがあるためです。

なので、ありとあらゆる場所に傾き(坂)があるというイメージです。


豊かになっていく人は、資産が増えるような傾きを選んで、行動している。
豊かになった人が、現金を多く持っていないようにみえるのは、
現金をフローに投じているためと見えます。

また、貧しくなっていく人は、お金を粒子として捉えて、フローとして意識していないので、
実世界は傾き(坂)だらけであるにも関わらす、
傾きに無頓着なので、資産が増えない傾きを選んでしまうこともあるので、
お金に困る状況が発生する。


経済的な力量は、電磁気学的な対応を考えれば、磁界の向きと大きさと考えられる。
なので、どの方向に電流を流すかが重要になってくる。
経済的には、お金を流す方向が重要と見える。

お金の流れる方向は、取引という行動によって発生するので、
どういう取引をするのが良いかを考える必要が生じる。

豊かな人は、他者から豊かにしてもらえているという認識があるので、
豊かになりたいのであれば、まず他者を豊かにするという行動が必要なのだろうと思う。

なので、私見では貧富の格差が生じる原因は、
お金の捉え方の違いにあるのだろうと見えています。