こんにちは、パワーネットの矢野と申します。

パワーネットではより良い自己実現の為の情報として、
投資、コンプレックス解消、美容、健康などに関する情報を
配信していきます。

今回は無責任の横行について
述べてみたいと思います。


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■ 無責任の横行
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サブプライムローン問題に関連して株価が安定しない日々が
続いていますが、みなさんはどうお過ごしでしょうか?


なぜ住宅ローンであるサブプライムローンがこれほどまでに
世界を激震させているのでしょうか


ここではまず2つの要素が入り込んでいると思います。


1つは以前にも述べた通り、世界の会計基準が変更されてきたことが
挙げられると思います。それは何かといいますと、
時価会計という概念が導入されたことに他なりません。


アメリカがこの時価会計を取り入れてからまだ十数年しか
経っていませんが、その後ヨーロッパや日本にこの会計制度を
強力に押し付けてきました。


この時価会計は保有している資産は時価で評価する
ということになっています。

それまでの何百年も続いていた会計制度の根幹をなす、取得原価主義を
かなぐり捨てさせたのです。


時価で資産や債権の価格を評価することは、一見その企業の
現在の価値を正しく測定できるように思え、取得原価主義は
古くさい方法などと言われてきました。


しかし実際には様々な疑問符がつきまといます。


なぜなら時価会計では「資産の現在価値を時価で評価する」
ということになっていますが、ではこの時価とは何なのかを
突き詰めると、そこに恣意的な要素が入り込む側面があるからです。


例えば取得したとき100万円だった不動産があったとします。
今現在「1000万円という評価になっている」と想定されるということが、
時価会計の根幹になっています。


つまり、この例でいうと資産が購入したときの10倍の価値に
なっているわけですが、これはある意味、
根拠が希薄なのかもしれません。


その希薄な根拠の上にレバレッジというてこの原理を使って、
またその資産を元に何倍かの取引をすれば、本来の資産価値の
100倍、1000倍といったレバレッジが効いてしまうわけです。


これが本当は取得したときの100万円の価値しかない
ということになれば、100万円が1億の価値を生み出したとしても
残りの9900万円は本当は実態のないものなのかもしれません。


要は自転車操業によって、名目上の資産を増やしている状況と
言い換えることができるのです。


この時価会計を基にもうひとつ、てこの原理を大幅に導入するきっかけと
なったのは、金融工学の発達によるリスク商品の開発です。


金融工学は押しなべて言えば、破綻するかどうか
ということを統計的に出しているに過ぎません。

要は確率的に破綻するのか、破綻しないのかということを
予測しているだけなのです。


確率からいって何百年に一度破綻するということは、
明日破綻することと、同義語と言えるのです。


統計の理論、確率の理論というのは普通の一般の人には想像が
及ばない世界になってきます。要は金融工学だけが
完全に独り歩きしている状態なのです。


そのリスクをまた付け替えるために、今回のサブプライムローンように、
様々な商品が発生しているわけですが、そもそもトランプの
ババ抜きゲームみたいな状況や「売り抜けた者の勝ち」的発想が
蔓延していたからこそ、サブプライムローン問題が
これだけ世界を揺るがすことになったのです。


今現在の負債が目に見えない形で誰もが分からない状況で、
どこにあるのかもわからないという形が正常な形態であるとは
到底思えません。


やはり基本的に人間が見える形、簡単に判断できるような形で
無いものはどこかでほころびが出た場合、大きな魔物となって
襲い掛かってくるといわざるを得ないと思います。


もちろんレバレッジをかけることやデリバティブの商品すべてが悪い
といっているわけではありませんが、どこかに「ほどほど」という概念が
存在しない限り、今回のサブプライムローン問題の根底にある
「今日の稼ぎはボクのもの、明日のツケはキミのもの」
というような無責任が横行してしまうことを忘れてはいけないのです。


そしてこの「あとは野となれ、山となれ」的な発想に歯止めをかけるのは
本来モラルであり、共存共栄の発想なのかもしれません。


どこかタガを外れている状況がいつまでも続くわけがないのです。
まだ激震は続いていくと思われますが、これを機に欧米の金融関係者や
企業の関係者がもう一度、企業の概念を大きく変えていってくれればと
願わずにはおれません。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

また、次回をお楽しみに。


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