SLみなかみ号の旅 ~ Fun! Fun! SL! ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】



SLみなかみ


基本的に土日・休日を中心に高崎駅から運行しています。
国内で営業運転している唯一のD51や2011年に37年ぶりに復元されたC61です。
到着時には、水上駅でおいでちゃんがお出迎えしてくれます。

料金:乗車券 大人 970円(高崎→水上の場合)
     指定席券 520円
指定席券はご乗車日の1ヶ月前午前10時からみどりの窓口で発売されます。

所在地:〒370-0849 群馬県高崎市八島町



【C61 20】



蒸気機関車としてはデゴイチの愛称知られるD51の方が有名ですが、
既にSLみなかみでD51は乗車した経験があるので
今回はC61が運転する日を選んで乗車してきました。

C61形蒸気機関車
旅客列車用の機関車として、1948~1949年に33両が製造されました。
D51形のボイラーを使い、大きな動輪を組み合わせ、「快適な乗り心地で、
スピードが出る」という旅客用の機関車の要件を満たすモデルです。

1949年(昭和24年)8月1日製造


 

長さ:20.375m/幅:2.936m/高さ:3.98m
動輪直径:1.75m
機関車重量:78.8t/炭水車重量:42.0t
石炭積載量:6.2t 水タンク容量:16t
最高速度:100km/h(復活前)


運転区間は、高崎9:56発→水上12:03着 / 水上15:20発→高崎17:13着の往復運行
高崎~水上間の停車駅は〈高崎・新前橋・渋川・沼田・後閑・水上〉になります。

 

高崎駅でご対面した蒸気機関車は予想よりキレイです。


運転室もメカメカしくて男のロマンを感じます。


高崎を9時56分に出発し水上には12時3分に到着と2時間以上もかかる理由は、
最高速度を50km/hから60km/h以内で運行し、渋川駅などで長時間停車するためです。

渋川駅ではプレートを持ってSLと記念撮影も出来ます。


現役時代は最高速度100km/hの運行をしていましたが、
復活後はSLのボイラーの安全基準を考慮し、水上までの勾配をゆっくり進みます。

牽引される客車「12系客車」は1969~1978年まで製造された急行形座席客車です。


また期日限定で「旧型客車」も同時に牽引されます。
旧型客車は1955~1965年以前に製造された客車の総称で、
当時の状態を留めている木製の内装を残し昔ながらの雰囲気が漂う客車です。


水上駅に到着すると歓迎のイベントが開催されます。



水上での最大のイベントは蒸気機関車が転車台で方向を変える作業風景の見物です。
湯桧曽駅方向の引き込み線で一時停止、転車台に向かいバックで走り出します。
転車台に到着し、転車台が回転を始めます。転車台で180度回転して停止・・・
せずにまだ回ります。結局、蒸気機関車は3周半もグルグル回り停止しました。
見物客も多いのでショーの一つとして回転ショーが行われます。


回転台を出たあとは左のピットで整備が行われます。

駅では見られなかった下からのアングルで見ることが出来ます。



水上では3時間程度の空き時間があります。
ノルン水上スキー場では無料シャトルバスが出ていて
「ノルンみなかみフラワーガーデン」が開催されていました。
北関東最大級90種100万株の水仙が咲き誇るフラワーガーデンです。


水上の町を楽しんだあとの帰りは行きと違って空いています。

片道だけ乗るなら帰りだけでも良いかもしれませんね。



【まとめ】



子供から大人まで楽しめるSLの旅はお薦めです。

沿線の人たちはSLを見ると皆手を振ってくれるのも特別です。
電車とは違ってガタンゴトンと蒸気の鼓動を感じる走りです。
そのリズミカルな振動は乗った人にしかわからない感覚です。

キャンピングカーとは違った列車の旅もたまにはどうですか?


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