11月 足利学校 ~ 日本最古の学校 ~ | キャンピングカーと雪山と

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【基本情報】



国指定史跡 足利学校


上杉憲実が学校を整備し書籍の寄進や庠主(校長)を招き入れ学生の養成をしました。
16世紀の初頭には生徒は三千人を数え、フランシスコ・ザビエルによって
「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介されました。

参 観 料:一般 420円、高校生 210円
受付時間:午前9時~午後4時
※ペット連れの入園はお断り

駐車場:太平記館 観光駐車場 乗用車40台 無料

所在地:〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338

 


【坂東の大学】



駐車場は道を挟んで反対側、観光駐車場に無料で駐車できます。
9時オープンに合わせ駐車場到着、人も少なく余裕で駐車できました。

大きな施設ではないので1時間程度で見学可能です。
帰り時間には観光バスでガンガン人がなだれ込んできました。
ツアーは10時を目安に来るようなので、その前に入ってゆっくり見ることを勧めます。

日本遺産に認定された足利学校です。

日本遺産
地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを
「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。
ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,
地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に
発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/nihon_isan/


入徳門(にゅうとくもん):足利学校に入る最初の門です。
入徳門をくぐった先に受付があります。


受付で支払いを済ませると入学証が渡されます。
味気ないチケットではなく凝ったデザインで面白い。


学校門(がっこうもん):足利学校の象徴的な門ですね。

 

門をくぐるとイチョウとモミジがとても印象的な空間です。
まさに足利学校のベストシーズンと言える時期ですね。


杏壇門(きょうだんもん):孔子廟の門が杏壇門です。

ここまで3つの門が続きます。

 

門をくぐると孔子廟(こうしびょう)です。
聖廟とも呼ばれ孔子を祀ってある廟です。


学校門の左手に遺蹟図書館(いせきとしょかん)があります。
足利学校伝来の書籍の保存を目的とし建てられたようです。
「論語への誘い」と題して特別展示が行われていました。


学校門の右手は方丈(ほうじょう)と言われる茅葺き屋根の大きな建物です。
こちらは靴を脱いで中に入ることが出来ます。


方丈の正面玄関から正面アプローチを見たところ。


中では足利学校漢字試験[初級]が行えます。
自習学習で頑張ってみましょう。自分で納得したら卒業です。


論語の書写も親子揃ってできます。
なかなか難しそうです。


北庭園です。築山泉水庭園で奥の庭として南庭園より格が高いようです。


書院(しょいん)です。8畳2間の書院造りになっています。
ここだけは何故か立入禁止でした。


裏庭には素晴らしいイチョウの木が紅葉の盛りを迎えています。


収蔵庫は竹林があり雰囲気良いですね。



【まとめ】



1時間程度の訪問でしたが、人も少なく内容十分
とても満足できた日本遺産となりました。
あまり有名な史跡ではありませんが、
足利によった際には立ち寄ってみるのも良いと思います。


イチョウの紅葉が素敵な記事はこちらです。


紅葉と建物のコラボが素敵な記事はこちらです