じみぃべいつです。

 

 さて、NPBでは明日から「交流戦」が始まります。

 そんなわけでセ・パ両リーグ内の戦いは昨日までで終わったのですが、いろいろありました。

 巨人の 一人称が多分”小生”と思われる 「戸郷翔征」投手の通算89人目、101回目のノーヒットノーランを達成しました。

 あれほど強く首位独走中だった「ソフトバンクホークス」が「千葉ロッテマリーンズ」に三連敗!を喫しました。(初戦の「佐々木朗希」投手がチームに勢いをもたらした気がするのです)

 低迷している「東北楽天ゴールデンイーグルス」ですが、大ベテランの「岸孝之」投手が通算160勝目を挙げて連敗をストップさせました。

 そしてオリックスは相変わらずチームが勝ちきれないのですが、「宮城大弥」投手離脱中に私が活躍を熱望している「森友哉」捕手に今季待望の第1号ホームランが、かつての本拠地ベルーナドームで飛び出しました!

 4月まで絶不調でオリックス低迷の大戦犯扱いされていた”去年の功労者”も、5月に入ると調子を取り戻し1割台だった打率も昨日で.258まで上げてきて、ファンが待ち望んだ今季第1号が敗戦濃厚の9回表に飛び出したのです!

 …などなどいろいろありましたが、そんな中私が一番驚いたニュースは「埼玉西武ライオンズ」の「松井稼頭央」監督の”成績不振による”休養の発表でした!!

 

 

 オリックス戦を逆転勝利で勝ち越してのタイミングでの発表には驚きましたが、しかも監督代行には現GMの「渡辺久信」氏という事で更に驚かされたのです!

 かつて阪急ブレーブスに在籍した故アニマル・レスリー投手から、「西武の渡辺久信は直ぐにでも大リーグの先発で通用する。間違いなく二桁勝てると保証するよ!」(昭和61年当時)とお墨付きを貰ったほどの西武ライオンズ黄金期のエースでした。

 また監督としても、就任初年度にリーグ優勝と日本一(’08年)を果たし、中村剛也選手や浅村栄斗選手など、今やかつての主力選手からの信望もあつい名将でもありました。

 現在のライオンズはかつての栄光が嘘のように低迷していますが、渡辺監督代行がどのようなチームに立て直すのか?楽しみでなりません‼︎

 

 

 そんなライオンズの渡辺監督代行の手腕のように期待しかない「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日5月27日に更新されていた「第107席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では4月22日発売の「21号」に掲載されていたものです。

 1ヶ月程の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 阿良川あかねの父「桜咲徹」が娘に「少し話せるか」と声をかけたのですが、なかなか言い出せなかったのであかねがキレますw

 

 …それを物陰から見ていた母真幸もじれるのです。

 

 そんなわけであかねから話しかけるのです、初めて自分の高座を観に来たから「どうだった?私の高座」と。

 

 

 それに対し落語を捨てた人間だから「言える資格はないよ」と言いながらも本心を漏らすのです。

 

 

「ただ懐かしくて、悔しかった」

 

 

 あの頃の俺をとっくに追い抜いているといい、「落語家になったんだな、朱音」と手を頭にポンと置くのです。

 

 

こども扱いしたことに怒りながらも、「まだまだ届いてすらない」と父の落語の素晴らしさを語るのです。

 

 

 そんなあかねに徹は尋ねます、「どうだ、落語家になってみて」

 

 

あかねは毎日必死…とこぼした後こう言い切ります、

 

「楽しいよ、すっごく」と満面の笑みで。

 

 

 …そんな二人の様子を見て母真幸は少しやきもちを焼くのです。

 

 

 

 

 その頃料亭で向き合うのは「阿良川志ぐま」師匠と落語連盟会長の「柏家三禄」師匠。

 

 

三禄師匠は志ぐま師匠に「禄ゑん」と呼ぶのです。

 

 

 阿良川一門は先代が名跡“阿良川志ぐま”を襲名して興った一門で、元を辿れば柏家で本家と分家のようなもの。

 

三禄師匠にとっては今でも「阿良川一生」師匠は「柏家生そば」で志ぐま師匠は「柏家禄ゑん」のままだと言うのです。

 

そして「享二」兄さんを「享一」と言って志ぐま師匠に窘められるのです。

 

 

 三禄師匠は今日の「今昔亭ちょう朝」師匠と「阿良川泰全」師匠を見て、溝を深めている柏家と阿良川を

 

「戻れねぇもんかな、あの頃みてぇにさ」と言うのですが、

 

「叶いやしねえよ」と志ぐま師匠。

 

 

 …そう、一生師匠が“志ぐま”と“三禄”という過去に縛られている限りはと。

 

 

 「だから託すのか?志ぐまの芸を」

 

 

三禄師匠があかねの高座を観てこう評しました、

 

 「よく似ている、先代“志ぐま”… 柏家生禄に」

 

 

 

 志ぐま師匠の家でごみのふくろ詰めをしているあかねのもとに、まいける・こぐま・享二兄さんたちがやってきます。

 

 

二ツ目の推薦を貰えたことを褒められると、まいける兄さんに言われるのです。

 

「あるよね?やることがさ」

 

「…飲み会ですか?」

 

 

そう答えるあかねに「じゃあ行こっか!!」と早速出発を即するまいける兄さんw

 

 

 呆れるあかねに享二兄さんが「忙しい合間をぬってきてくれたんたぞ」と耳打ちします。

 

 

 そして、まいける兄さんが来月「真打昇進試験」に挑むというのです。

 

 

…そう、志ん太達6人が破門されて以来、阿良川一門では誰一人挑む者すらいなかった“頂き”に!

 

 

 

 あかねと徹の父娘の対話は、ぎこちなくともお互いに敬意を払っている様子が良かったです。

 そして父親として聞いた「落語家になって」との問いに満面の笑みで答えたあかねが、これぞ主人公!といった感でどんなことがあってもきっと彼女は落語家になっていたであろう、そしてその道は間違っていなかったという説得力にあふれた表現でした。

 そして三禄師匠と志ぐま師匠との会話で柏家一門と阿良川一門の謎が分かりました。

 どちらの名跡を継ぐことが出来なかった一生師匠が、現在の”当代一の噺家”となったのは皮肉な話だと思いました。

 そして志ぐまの名跡が一生師匠や全生師匠と志ぐま師匠との不仲の原因となっているのは、予想していたとはいえかなり根深い問題なのだろうと推察します。

 そしてとうとうあかねにもまいける兄さんの「真打昇進試験」への挑戦が知るところとなるのですが、全生師匠が立ちはだかるのだろうと容易に予想はできます。

 どう乗り越えるのか? それとも屈することになってしまうのか?

…本当に先が気になるマンガです!!

 

 

 

 

 

 

 

 白井 貴子&CRAZYBOYS   Next  Gate

 

 

  白井 貴子は’80年代に「学園祭の女王」の異名を取った女性シンガーです。

 ’81年にCBSソニーの「SDオーディション」で入賞し、同年11月にシングル「内気なマイボーイ」デビューを果たします。

 佐野元春のバックコーラスグループ「プリティ・フラミンゴス」に参加した縁で「SOMEDAY」をカヴァーし、シングルでリリースしております。

 「世界一キュートなシンガーソングライター」とのキャッチコピーで売り出されていましたが、次第にロック色を強めていきます。(名義も「白井貴子&CRAZYBOYS」となります。)

 ’84年のシングル「Chance!」を皮切りに「PRINCESS TIFFA」などがCMのタイアップ曲となりましたが、ヒット曲には恵まれませんでした。(Chance!がオリコン最高位12位)

 この曲「Next Gate」は’86年8月にアルバム「Raspberry Kick」からシングルカットされた曲です。

 この曲にまつわるエピソードとしては、当時バイクレースのチームを持っていた友人の「島田紳助」氏から『鈴鹿8時間耐久レースをテーマにした曲を作ってみたらどうか?』と言われて、実際にレースを見てインスパイアされてできた曲だそうです。

 その曲の出来栄えには島田紳助氏も絶賛していたそうです。

 

 

 

 志ん太こと父徹が落語を捨てなければならなかった第1話収録です。

 

 

 柏屋三禄師匠が初登場の第4巻です。(ちょう朝師匠に朝がお兄さんも登場します)

 

 

 三禄師匠に父徹など、役者が勢揃いの最新第11巻です。

 

 

 次巻第12巻も発売決定! 7月4日発売予定です。

 

 

 「白井 貴子&CRAZYBOYS」名義の「Next Gate」収録アルバムです。