じみぃべいつです。

 

 まいりました!

 泣けてきます!!

 今期のNPBは何を楽しみにすればいいのでしょうか!!!

 …そうです、我が押し投手「宮城大弥」投手が”左大胸筋の筋損傷”で戦線離脱してしまったのです(´;ω;`)

 

 

 今期MLBのLAドジャースに移籍した「山本由伸」投手に代わるエースとして奮闘してきた宮城投手でしたが、今期の成績は「6試合登板 42.1投球回  2勝4敗 47奪三振  防御率1.49」と、立派な数字ですが、勝敗が逆では?というくらい勝ち運に恵まれませんでした。(4敗は昨年の成績に並んでおります)

※その後自責点の公式記録が変更されて、防御率は1.70に訂正されております。

 せっかく今週予定されていた地元沖縄での「凱旋登板」も出来なくなってしまい、またチームの雰囲気も悪すぎて試合を観ていても気が滅入るだけなのですよ、今期のオリックス戦ってのは!!

 だから一日も早くとは言いません。

 完全に治して万全の体制に復活してから、その”通受け”する素晴らしい投球を見せてくれるよう待っていたいと思います‼

 

 

 そんな宮城投手の回復時期くらい気になる「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日5月13日に更新されていた「第105席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では4月8日発売の「19号」に掲載されていたものです。

 1ヶ月程の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 割れんばかりの拍手に送られ舞台を降りる「阿良川泰全」師匠


 

 「月刊落語」の樫尾記者もいつもとは違う印象を感じます、『あんなに楽しそうな泰全師匠は初めて見た』と。


 

 

 楽屋で休む泰全師匠のもとに、水のペットボトルを持って阿良川あかねがやってきます。

 

…どことなくぎこちない二人でしたが、以前のような緊迫した雰囲気ではありません。

 

 

 そんな泰全師匠に今昔亭ちょう朝師匠の高座が終わり、「今仲入りで口上の時間になったら舞台袖に来るように」と伝え、前座働きの仕事を全うするあかね。


 

 楽屋から出ようとするあかねを呼びとめ、「すまなかった」と頭を下げる泰全師匠。

 

楽屋入りが遅れ心配をかけたという事でしたが、あかねは自分の高座よりも「(今昔亭朝がお)兄さんの二ツ目昇進を祝うのが一番」と言い切るのです。

 


 

 そんなあかねに「二ツ目昇進の件だが―」と切り出す泰全師匠。

 


 

 するとそこに「はぁいストーップ」と現れたのは、“阿良川四天王”の一人「阿良川全生」師匠です。


 

泰全師匠に皮肉を言う全生師匠は「命令は守らなきゃだよね?」と耳打ちしますが、泰全師匠は何か言いたげです。

 

 

 そんな全生師匠に大声で挨拶をするあかねでしたが、軽くあしらわれてしまいますw


 

それでも食い下がるあかねに苦言を言う全生師匠でしたが、

 

 「この勝負は私と泰全師匠のものです」

 

 

 「すみません口出し無用でお願いします」


 

 

…生意気なことをいうあかねに反論しようとした全生師匠に、泰全師匠は言い切るのです、


 

「私は阿良川あかねに二ツ目昇進の推薦を与えます」と。


 

 そしてこうも付け加えるのです、

 

「…彼女は成り得ます、一生師匠をも唸らす“真打”に」


 

「何をお前如きが」

 

 

生意気を言う元弟子を一喝しようとした刹那、


 

「しょっぺぇマネ止せよ」

 

と、あかねの師匠「阿良川志ぐま」師匠が顔を見せたのです。

 


「とっとと失せろ」

 

「他所の披露目でする話じゃねぇ事位…わかるよな?」

 

 

 その台詞に全生師匠、大きく“ふんっ”と息を吐くと、

 

「…元々もう帰るつもりだったけどね」


 

 

 帰り際泰全師匠に

 

「…随分と我儘な男になったな泰全」


 

と皮肉を込めて言うのですが、逆に泰全師匠に

 

「…師匠の弟子ですから」

 

と言い切られてしまいます。

 

 


 

 会場の外で扇子で何度も手を叩く全生師匠ですが、いきなりその扇子を折って地面に叩きつけて、足で何度も踏みつけるのです。

 

 

「くそくそくそくそくそぉおお、泰全の恩知らずが!!」

  


「あの小娘もだ!! 前座の分際で生意気な!!」


 

 

 …そして志ぐま師匠に対する憤怒を思いのたけを込めて口にして、「私が上だ!!」と言った後に「大体あの男真打一人―」


 

 「真打一人ろくに育てられないクセに―ですか?」


 

 そこに現れたのはあかねの兄弟子「阿良川まいける」兄さんでした。


 

挨拶もそこそこに本題に入るまいける兄さん、

 

「俺の真打昇進試験の日取りが決まりました」

 

…そうです、、まいける兄さんは直接全生師匠にそれを伝えたくてこの場に出向いてきたのです。

 

 


「ウチの妹弟子ばっかり構ってないで、俺と遊びましょうよ。回りくどいのはなしでね」

 

と啖呵を切るのでした!

 

  


 

 

 お互いの高座が終わった後のあかねと泰全師匠の、ぎこちなくもお互いを尊重した態度はほっこりさせられます。

 雲の上の存在の泰全師匠が前座のあかねに非礼を詫びるところなどは、なかなか出来ることではないと感心させられます。

 …それに対して全生師匠は泰全師匠の師匠とは思えないくらいの態度ですので、かえってお互いのキャラが立つのでしょうね。

 志ぐま師匠も格好良かったです、ちょう朝師匠に約束したことを守ってあかねの師匠らしさを見せたのですからね!

(第11巻 第94席 「事件だよ」より)


 そして地団駄を踏む全生師匠の前に最後に現れたのは、まいける兄さんでした!!

 志ぐま師匠と妹弟子あかねのためにわざわざ全生師匠に宣戦布告をするなんて、本当に格好がいいですね。

 あかねの「二ツ目昇進」はこのまますんなりと決まりそうですが、まいける兄さんの”真打昇進”はなんか波乱含みの予感がしますね。

 本当に先が気になる展開が続きます!!

 

 

 

 

 

 

 

 David Lee Roth Shoot It

 

 元Van Halenの David Lee Rothのゴキゲンなナンバーであるこの曲は、’91年に発表された彼のソロ4作目(フルアルバムでは3作目)の「A Little Ain't Enough」に収録されております。

 ’85年にVan Halenを脱退した彼は Steve Vaiや Billy Sheehanを擁した”スーパーバンド”でVan Halenに対抗しますが、エージェントは Davidを「フランク・シナトラ」の様な存在に仕立て上げたために、待遇が悪くなった Billyはアルバム「Skyscraper」レコーディング後に脱退(「LAメタルの真実6」参照)、 Vaiもツアー後に「Whitesnake」に移籍してしまいます。

 しばらくのブランクの後、Davidは元Cacopany(日本でもおなじみの Marty Freadmanが居ました!)の Jason Beckerを擁し心機一転再起を図ります。

 しかしレコーディング中に Jasonは難病ALSを発症します。

 そのため急遽 Steve Hunterと言うギタリストにサポートを頼みアルバムを仕上げました。

 時代が「NIRVANA」が登場し「グランジ・オルタナティブ」の隆盛のために、「HR/HM」が低迷してきたのでこのアルバムのセールスは Van Halenに遠く及ばず「ゴールドディスク」止まりで、Davidの活動も低迷していくのです。

 

 

 

 

 全生師匠はこの頃から志ぐま一門を良くは思っていなかったのでしょうか?

 

 

 まいける兄さんがあかねに対して兄弟子らしさを見せた第7巻です。

 

 

 泰全師匠が今回詫びたあかねに対する非礼が描かれた最新第11巻です。

 

 

 David Lee Rothが新機軸を打ち出した意欲作!(…だったのですが)