じみぃべいつです。

 

 今週の5月2日はジャンプコミックスの発売日で、私はTVアニメが放送され第二期も決まった「姫様“拷問”の時間です」第15巻と毎週記事を書いている「あかね噺」第11巻を購入いたしました。

 

 

 

 

 どちらも読みごたえがありましたが、今回は「あかね噺」の第11巻のご紹介をさせていただきます。

 

 

 

 

 吉乃さんの「らくご喫茶」での「今昔亭朝がお」兄さんの勉強会も4回目で50人満員札止めとなり、「阿良川あかね」も「三明亭からし」もお互いに素晴らしい高座をやってのけます。

 

 主役は俺だとばかりに二人に格の違いを見せつける朝がお兄さんですが、御披露目の開口一番はあかねに決めるのです。

 

 

 

 あかねは“ジャンボ”こと尾崎君と、からしは「阿良川ひかる」と会った後に「今昔亭ちょう朝」師匠のところに出向きますが、そこに居合わせたのは“阿良川四天王”の一人「阿良川泰全」師匠だったのです。

 

 

 

 ちょう朝師匠は「開口一番の出来次第」と条件つきながら、「二ツ目の推薦」をくれて欲しいと泰全師匠に頼むのです。

 

 

 

 泰全師匠は“一生師匠の御目に触れる身分”だから「御目汚しは認めんぞ」とあかねに厳しく諭すのですが、あかねはそれを受けて立つと言い放ったのでした。

 

 

 

 

 そんな泰全師匠ですが、あかねの師匠「阿良川志ぐま」師匠を毛嫌いしている「阿良川全生」師匠の弟子で、しかも四天王になってからは“誰にも二ツ目の推薦”を出していないのです。

 

 

 

 ちょう朝師匠はからしに「看板の一(ピン)」の稽古を、あかねには「狸賽」を稽古つけるというのですが、あかねは不満げでした。

 

 しかしちょう朝師匠から「“十八番”(おはこ)になりえる」と聞き俄然張り切るあかねは色々と工夫するのですがそう上手くはいかないのですw

 

 

 

 

 そんな折泰全師匠のもとに全生師匠がやってきて「志ぐまの弟子に推薦を出すな、コレ師匠命令絶対だから」と言い放つのです。

 

 

 

 

 

 上手くいかないあかねにちょう朝師匠は江戸弁使用禁止を言い渡します、落語を江戸弁なしでやれと無茶を言うのです。

 

 

 

 

 

 厳しい条件でしたが、リサ達高校時代の友達に元気づけられたあかねは江戸弁なしでの「狸賽」をやってのけます!

 

 

 そしてとうとう「今昔亭朝がお二ツ目昇進披露興行」当日になるのです。

 

 

 

 

 落語連盟の会長で“人間国宝”「柏家三禄」(柏家禄郎の師匠)までやって来るのですが、肝心の泰全師匠があかねの高座には間に合わないというのです!

 

 

 

 

 全生師匠とあかねとの約束の板挟みに悩む、泰全師匠の目の前にとある人物が現れたのです。

 

 

 

…といった内容です。

 

 

 

 なお、ちょう朝師匠が志ぐま師匠と友泰全と志ん太のことを話すエピソードも、この巻には収録されております。

 

 

 

 

 また、「第78席」で登場したからしの幼馴染「水瀬花恵」さんがおまけ四コマ「あかね小噺」で登場しますw

 

 

 

 

 この第11巻「久しぶり」には第90席「この風は心地いい」から第98席「芸と仁」の9話が収録されております。

 

 なおこの巻収録の話は全て過去の記事に書いていますので、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Great  White Rock Me

 

 

 Great Whiteは’70年代後半からLAで活躍していたバンド「Dante Fox」が前身です。

当時のLAは「Van Halen」デビュー以降は「HR/HM」系のバンドには”逆風”が吹いてはいましたが、それでも「DuBrow」「Dokken」「Sister」「London」「Snow」等のちに名を変えたりして’80年代にブレイクするバンドが活動しておりました。

 「Dante Fox」もその中の一つで、ギタリスト Mark Kendallのバンドにボーカルの Jack Russellが加わって以降、加速度的に観客動員数や知名度を上げていきました。

 ’82年に当時のエージェントに「売り込むためにはバンド名を変えるべきだ」と言われて、Markのあだ名だった「Great White」と名付けられます。

 当時は『白人至上主義者』のように感じて嫌だった Markでしたが、『ホホジロザメ』のイメージと皆に受け取られ、バンドのシンボルに取り入れられると大いに満足したとのことです。(「LAメタルの真実4」より)

 自主制作のEPを’83年に制作(2万5千枚売れたとのこと)し、レーベルの目に留まり’84年にアルバム「Great White」でメジャーデビューします。

 「Glam Rock」や「Metal」のイメージの強かった当時のLA勢としては異色の「Blues」を基調とした彼らの音楽は根強いファンを獲得します。

 ’87年にこのシングル「Rock Me」(全米60位)とこの曲の収録されたアルバム「Once Bitten」(全米23位)のヒットで、全米のみならず世界中にその名を知られることとなりました。

 

 

 

 「御披露目会」の行方が気になる、最新刊の第11巻です!

 

 

 Great White飛躍のきっかけとなった、3rdアルバムです。

 

 

 Mark Kendallのインタビューが収録された「LAメタルの真実4」です。