じみぃべいつです。

 

 MLBでは日本人選手たちの活躍が目を引くのですが、マスコミの報道がそれでも「大谷翔平」選手一色なのは流石にゲンナリしますね。

 

 一方NPBでは本日この選手が、偉大な先輩の記録に並んだのです!

 

 

 …さすがにこの大ベテランに頼り切っては「埼玉西武ライオンズ」も苦しい戦いを強いられるとは思いますが、その反面どこまで記録をのばせるのか?いつまで活躍してくれるのか?期待は膨らむばかりです!

 

 

 そんな老いてもなお盛んな「おかわり君」(中村剛也選手)に負けないくらい期待が膨らむ「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日4月29日に更新されていた「第104席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では3月30日発売の「18号」に掲載されていたものです。

 4週間の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「またお前達か!! この馬鹿前座!!」

 

志ん太にちょう朝それに泰全の三人が、「弥栄亭」にてとある師匠に怒られております。

 

楽屋にこの師匠が差し入れたたい焼きをこの三人が全部平らげてしまった様子w

 

志ん太はひたすら謝るのですが、ちょう朝は悪びれもしません。

 

泰全は無口ゆえに逆にこの師匠の怒りに火に油を注いでしまいます。

 

 

 お目玉を食らった後はちょう朝と泰全が喧嘩をして、それを志ん太が仲介するのです。

 

 

 ― こんな日々がずっと続くと思っていた ―

 

 

 

 

 阿良川泰全師匠の高座が進みます。

 

 

 大家は家賃を催促するのではなく、坊ちゃんが“大黒様”を掘り当てたからみんなに馳走をしたいとのことで湧き立つ長屋衆。

 

しかし羽織と口上が必須と聞き、皆で羽織を着回しすることに。

 

まずは先陣を切る熊さん、口上に難儀し睨みつけるのですw

 

 

 それから打って変わっての語り口に今昔亭ちょう師匠が思うのです、『柄でもなく楽しそうじゃねぇか』と。

 

そしてあかねを見て思うのです、『感化されやがって』

 

 

 

 大家に口を滑らす熊さん、それを聞き“気にしない”と言ってみんなを屋敷に上がらせます。

 

「さぁ宴だ」

 

 

 

 公園で缶ビールを口にする三人。

 

「一端の店で飲める日はいつになるやら」

 

こぼすちょう朝に志ん太は「真打になって弟子を取って」といった、先のことが考えられないというのです。

 

 

 そんな言葉を聞いたちょう朝は「弟子を取ったら二ツ目昇進でも披露目の会を開きたい」というのです。

 

そして志ん太は「その披露目の口上は俺達3人でやるか」と賛同するのです。

 

 

その頃には俺達もと言いかけると、泰全は「大看板」と言い切るのです!

 

 

 ― 弟子の披露目で美味ぇ酒飲もうや!! ―

 

 

…あの頃思い描いていた未来通りにはいかなかったけれど、と三者三様に思いながら。

 

 

 演目「黄金の大黒」(きんのだいこく)

 

 

盃を掲げる泰全師匠の姿に、湧き上がる会場。

 

 

 あかねがちょう朝師匠に耳打ちするのです、「思った通り優しい人ですね、泰全師匠」

 

それを聞いたちょう朝師匠は「 ―ったりめぇだろ、俺のツレだぜ」

 

肘打ちされて謝るあかね。

 

そう、泰全も志ん太もちょう朝も、心はあの日のままなのですね!

 

 

 

 過去の三人の思い出と今の三人の立場の違いを対比させた、素晴らしい構成と演出でした!

 

 過去の三人が三者三様でらしいというか、根っこが全然変わっていないというのは笑かしてもらいましたw

 

 昔三人で話していたことが、今回の「今昔亭朝がお」兄さんの「二ツ目昇進の披露目」につながるのですから、上手いなと感心させられました。

 

 「阿良川泰全」師匠の演目も、友とその弟子に送るエールのようで心揺さぶられましたし、その意味は主役のあかねも分かったのでしょうね!

 

 …本当にいい話でした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Red Warriors   Golden  Days

 ’80年代後半に熱狂的なファンを持った彼らのアルバム「Swingin' Daze」のラストを飾る曲です。

  ’85年に「Rebecca」を追い出されるような形で脱退した「木暮武彦」(SHAKE)が彼らを見返すためにバンドを作ります。

「Nokko」に対抗できる強力なキャラクターと実力が求められましたが、運命的に「DIAMOND☆YUKAI」と出会い彼にフロントマンを託します。

 こうして「元Rebecca」の肩書と当時のバンドブームに乗り、翌’86年10月にアルバム「Lesson1」でデビューします。

ここから彼らの快進撃は始まりました!

 強力なステージングとハードな楽曲でコアなファンをつかみながらも、アルバムをリリースするたびに徐々にセールスも知名度も観客動員数も右肩上がりで伸びていきます。

 しかしバンドの方向性にズレを各メンバーが感じ始め、特にリーダー的存在の「SHAKE」が米国進出に固執したためにバンドは解散を決意します。

 4thアルバム「Swingin' Daze」のリリースとそれに伴うツアーを持って、’89年10月武道館での2日間ライブで活動を停止します。

 この曲は短くも充実したこのバンドでの日々を歌ったかのような、心揺さぶる素晴らしい曲です。

 その後、再結成などを繰り返し現在は「無期限活動停止中」です。

 なお、「SHAKE」の娘さんは子役で活躍し、「DIAMOND☆YUKAI」はその強力なキャラで「バラエティー番組」などの活躍でお茶の間の人気者となりました。

 

 

 

 志ん太とあかねの運命を決めた第1巻です。

 

 

 泰全師匠が本格参戦した第10巻です。

 

 

 いよいよ今週中に発売する最新第11巻です!

 

 

 Red Warriorsの当時のラストアルバムです。