じみぃべいつです。

 

 いよいよNPBもオープン戦の真っ盛りで、各チームごとにペナントレース開幕の準備が進んでいる様子です。

 そしてMLBでは一足早く韓国で「ドジャース対パドレス」の開幕戦が行われます。

 新婚の「大谷翔平」選手は新婦の「田中真美子」さんと一緒に韓国入りし、空港で大勢のファンから歓声が飛び交いました。

 

 

 

 ここでは2試合行われ、3月20日の第1戦ではパドレスの「ダルビッシュ有」投手が登板し、翌21日の第2戦ではドジャースの「山本由伸」投手が登板するとのことです。

 TV中継されるとのことで、私もかなり楽しみにしています。



 

 開幕目前のMLBやNPBに負けないくらい期待している「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日3月18日に更新されていた「第98席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では2月19日発売の「12号」に掲載されていたものです。

 4週間の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今昔亭ちょう朝師匠があかねの高座を見つめます。

 

 『本番はこっからだぜ、嬢ちゃん』

 

 

 狸が二つ数えると何にでも化けられるからと、男は賽子に化けてくれと目の位置を説明しながら頼むのです。

 

 上手く化けたのでそれを振ろうとすると目が回って吐いちまうと嘆く狸。

 

 

 「お前賽子だぞ!! 転がさねぇでどうすんだ!!」

 

 「でも…」

 

変顔をするあかねに会場は盛り上がりますが、「月刊落語」の樫尾記者はそれに驚きます。

 

 

 あかねはジャンボこと尾崎君に昔“普段の言葉で落語みたいなこと”をやっていたことを言われ、昔おっ父のマネをしていたことを思い出すのです。

 

 それは「あかねだったらこうやるのに」と色々と工夫しながらやっていたことも。

 

 

 恩返しをしに来た狸がいう事を聞かないので、ブチ切れる男。

 

「…じゃあ俺がルールだ。身の程をよく弁えろ!!」

 

「どこぞのリーゼント二ツ目じゃないんですから」

 

楽屋ネタを入れて盛り上がる会場と、感心する朝がお兄さんと樫尾記者。

 

 

 自分がなりたかったのは「阿良川の真打」でそれを最短で昇進基準を満たすことしか考えていなかった、それがちょう朝師匠に言われた『オマエ落語になるとマジメだな』と言われた所以。

 

 マジメにやってきたから今があるが、それが全部じゃない。

 

 阿良川志ぐま師匠も言っていた、「“守”から“破”へ」

 

 時にはもっと大胆に、もっと自由に!!

 

 

 あかねの高座をモニター越しに見つめるちょう朝師匠が江戸弁禁止にしたのは、7年以上阿良川志ぐまししょうが“芸”を鍛えたから、基礎が崩れる心配がなかったからより落語を選べばいいと考えたからです。

 

そこで垣間見える“仁”に人は惹かれ、その遊びが“芸”を際立たせると。

 

 落語は“仁”と“芸”が嚙み合ってこそ、半分も出せていなかったあかねの力が発揮できた来たのです。

 

 「ちったぁ自分を使えるようになったじゃねえか」

 

感心するちょう朝師匠、しかし阿良川四天王の一人「阿良川泰全」師匠は腕を組んだまだ高座に見入ったままです。

 

 ちょう朝師匠が賽子を見つめながら、「徐々に潮目も変わってきたな」と思うのです。

 

そして呟くのです、「そして気づけるか、“仁”のもう一つの効果に」と。

 

 

 

 あかねの演目「狸賽」が続いていますが、今までの彼女の演じ方とは違ってきた様子ですね。

 前座の”型を重んじる演じ方”ではなく、自分の特色を出した演じ方。

 それはあかねが何年も基礎をしっかりとやっていたからこそなのですが、ちょう朝師匠はそれを認めている様子です。

 …しかし二ツ目推薦のカギを握るのは泰全師匠ですが、今の段階では何を思いあかねの演目を見つめているのかは分かりかねますね。

 そしてさらなるあかねの飛躍も期待できそうなちょう朝師匠の最後の台詞、この演目がどのような結末になるのかが楽しみで仕方がありません!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Def  Leppard Let’s  Get  Rocked

 

 前作である大ヒットアルバム「Pyromania」を凌駕し、’80年代を代表するアルバムとなった「Hysteria」の大成功をよそに、メンバーの一人「Steve Clark」のアルコール中毒は悪化の一途をたどり、’89年には施設に入れたりしたが一向に回復に向かわずとうとう’91年1月8日に自宅で死んでいるのが発見されました。

 その悲しみをよそにバンドはすべてのレコーディングを一からやり直し、特にギターパートは「Phil Collen」が一人で手掛けたのです。

 こうして翌’92年3月31日に全世界で一斉に発売された「Adrenalize」が、前年の「Nirvana」の大ブレイクによる「グランジ・オルタナティブ」ブームといった逆風もなんのその、英国や米国で初登場1位を記録したのみならず世界26か国で1位を記録しました。

 そして後任ギタリストには「Dio」「Whitesnake」で活躍したアイルランド人の「Vivian Champbell」を迎え、その後30年以上不動のラインナップで活動を続けているのです。

 この曲はアルバムの頭を飾るナンバーでもあり、最初のシングルでもあります。

 新生Leppsの門出を自ら祝うかのような、前向きな気持ちになれる素敵な曲です。

 

 

 

 

 幼い朱音が父志ん太のマネをしていた第1巻です。

 

 

 ”守”から”破”へ ― 師匠「志ぐま」の台詞が聞ける第5巻です。

 

 

 ちょう朝師匠があかねに一目置いた最新第10巻です。

 

 

 個人的に思い入れの強い、Leppsの5thアルバムです。