じみぃべいつです。

 

 NPBもクライマックスシリーズ・ファイナルステージが終わり、いよいよ「日本シリーズ」を残すのみとなりました!

 セ・リーグは「阪神タイガーズ」が「広島カープ」を3連勝で破り、パ・リーグは「オリックスバファローズ」が4勝1敗(アドバンテージ1勝込み)で3年連続で日本シリーズに駒を進めたのです。

 くしくも関西勢同士の対決となりましたが、そうなるのは昭和39年の「南海対阪神」以来2度目だそうです。

 阪神を率いるのは私の認める名将「岡田彰布」監督ですが、’05年の「33-4」とか「三顧の礼」で迎え入れられたはずの「オリックス」を電撃解雇されたなど、あまり運がいいとも言えない監督人生ですが、今年ぶっちぎりで優勝させた手腕は”見事”としか言いようがありません。

 対するオリックスを率いるのは”最後の阪急戦士”であり、「令和の名将」と言ってもほめ過ぎではない「中嶋聡」監督です。

 どちらが有利か?は分かりかねますが、阪神の方がダントツで人気があるのとオリックスの選手に不安がいっぱいあるので阪神有利と予想させていただきます。

 ファイナルステージでの山本由伸投手の5失点に山岡泰輔投手の抑え失敗、山﨑颯一郎投手に平野佳寿投手の被弾と投手陣に不安があります。

 そして打撃陣の紅林弘太郎選手の左手首の故障に”ラオウ”杉本裕太郎選手の左足首の故障、セデーニョ選手とゴンザレス選手の不調とネガティブな要素満載なのです。

 それでも中嶋監督とオリックスナインならば、阪神ときっと素晴らしい戦いをしていただけると期待しております!

 

 

 そんな期待あふれる日本シリーズに負けないくらい熱い展開が期待できる「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日10月23日に更新されていた「第79席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では9月25日発売の「43号」に掲載されていたものです。

 4週間の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 三明亭からしが「弥栄亭」に到着すると、立前座の「今昔亭朝がお」と 六花たん 「阿良川あかね」が待っていました。

 

 なんで呼びだしたのか尋ねると、二人は「気になってしょうがない」と囃し立てるのですw

 

 「帰る」というからしに朝がおが“二ツ目に昇進”が決まったと告げ、あかねがそれを祝うのでした!

 

 

 - 「おめでとうございます」とそっけないからしに二人は噛みつくのですが、魂胆見え見えだから驚かなかったと答えるのです。

 

 「分かってて来た」と囃し立てる二人を、『クソウゼェ』と思うからしでした。

 

 出番と呼ばれたあかねが舞台に向かうとコケてしまい、からしに「鈍臭っ」と言われてしまいます。

 

 それは「蘭彩歌うらら」師匠の弟子の「まゆら」が日本舞踊藤花流師範なので、彼女から日本舞踊を習っているのですがそのため”全身筋肉痛”になったからだったのですw

 

 

 

 しかし高座はバカ受け、袖で見ているからしに前座仲間の「暄風亭雲うん」が「(今昔庵)りゑん兄さんと揉めてたがウソみたいだ」と耳打ちするのです。

 

 それだけで得なく「あかねの後は上がり易い」と評判だとべた褒めします。

 

 「あっという間に駆け上がっていっちゃいそうだよね」との言葉に、「阿良川ひかる」に負けた選考会の事を追い浮かべ、「…なら勝てや」とボソッと呟くのです。

 

 

 

 太鼓を叩くあかねに朝がおは「二ツ目昇進を狙ってやがんな」と言われるのですが、「阿良川四天王からの推薦」がネックになっていると打ち明けるのです。

 

 

  ・志ぐま … 自分の弟子に推薦ムリ

 ・一剣  … 選考会の結果は…

 ・全生  … 志ぐま嫌い、その弟子も嫌い、だから嫌

 

 

 全生師匠の弟子で今回一剣師匠から推薦をもらった「阿良川ぜんまい」からも「話すだけムダムダ」と言われる始末。

 

 そのため可能性があるのは、若くして阿良川四天王に昇りつめた”怒髪天”阿良川泰全師匠だけなのです。

 

 錬成会じゃなくっても四天王各々の判断で推薦は出せるが、泰全師匠は一匹狼で取り付く島がないのです。

 

 

 

 泰全師匠の錬成会は3年後、しかしそれまでは待てないとあかね。

 

 

 追いかける背中(阿良川魁生に柏屋禄郎)、負けたくない相手(ライバル)(からしにひかる、嘉一さん)に通したい願い(阿良川一生におっ父の芸で真打になる)― そのためには「チャンスがないなら掴みに行くまでです!!」と言い切るのです。

 

 

 あてがないから朝がおにつながりがないか尋ねるのですが、彼はあかねにやろうと持ってきた古いチラシを手渡すのです。

 

 …そこには父「阿良川志ん太」と泰全師匠が載っていたのです!

 

 気鋭の二ツ目三銃士「朝志隊」第7回と書かれているそのチラシの一番上には朝がおの師匠が。

 

 

 そしてからしがここに来る前に「三明亭円相」師匠から「落語連盟の中で21人もの先達を抜き去り真打に昇進し、最年少で”大看板”の頂まで駆け上がった」と聞かされたその男。

 

 

 そしてあかねとからし、二人の”標に成り得る男”

 

 

 

 「今昔亭ちょう朝」

 

 

 

 さて、またまた新たな展開になってまいりましたね!

 朝がおは自分の師匠を馬鹿にしたりゑんを殴らなければ、とうの昔に”二ツ目”になっていたという実力の持ち主ですからね。

 昇進は遅いくらいでしょうか?

 (第4巻 第34席「捨て耳」から) 

 

 …もっとも規律を重んじる世界ですから、破門にされていないだけマシなのかもしれませんかねw

 あとは「阿良川四天王」の最後の一人が出てきましたね、「阿良川泰全」師匠!

 しかもあかねの父「志ん太」とも縁浅からぬ仲みたいなので、どうあかねに関わってくるのか期待が持てますね。

 そして朝がおが「大恩ある師匠」と言い切っていた「今昔亭ちょう朝」師匠も登場しましたね。

 からしの師匠「三明亭円相」師匠が一目置くその実力、今から楽しみで仕方がありません!!

 

 

 

 

 

 

 

 

Quiet  Riot  The  Wild  And  The  Young

 

 

 

 朝がおと「弥栄亭」が初登場した第4巻です。(実は「ちょう朝師匠」も登場してますw)

 

 

 りゑんに因縁をつけられたあかねがやり返した第5巻です。

 

 

 あかねがひかるに嘉一と対決した「選考会」収録の最新第8巻です。

 

 

 世間からそっぽを向かれてしまった、Quiet Riotの”隠れ名盤”です!