じみぃべいつです。
昨日10月4日はジャンプコミックスの発売日で、アニメ第二期も間もなく始まる「SPY×FAMILY」の第12巻と、毎週記事を書かせていただいてる「あかね噺」の第8巻を購入しました。
幅広い層に人気のある「SPY×FAMILY」も良いものですが、今回私はいつも通り「あかね噺」第8巻のご紹介の記事を書かせていただきます。
阿良川一剣師匠主催の「四人会」の選考会が始まり、先陣を切ったのは「阿良川全生」師匠の弟子で「阿良川魁生」の同期である「阿良川ぜんまい」でしたが、得点が伸び悩みます。
しょうもない高座と自虐した「ぜんまい」ですが、あかねからみると”めっちゃよかった”のですが、審査の目が問題でめっちゃ難しいことに気が付きます。
「錬成会」ではあかねを喰ってしまう勢いだった「阿良川嘉一」ですが、「月刊落語」の樫尾記者はこの審査方法では”相性最悪”だと評します。
しかしそこはかつて営業マンとして社内トップの成績を叩き出した男です、演目「金明竹」でくすぐりを畳みかけ、審査員の「斎藤学問」先生に『くだらんね』と吐き捨てられても己の”仁”を貫き通すのです。
― 人生を懸けるに足る”商材”に出会った ―
仕事に迷いが生じていた時に上司からもらった「阿良川一生」の高座のチケット ― そこでみた”人を喜ばせる芸”にすべてを捨て飛び込もうとするのです。
一生師匠はしぶしぶ弟子入りを許可し、”めでたき事を第一とす”「嘉一」の名を与え、それに背けば破門すると。
そんな嘉一の高座はあくまでも”お客様第一の芸”で、その見事な言い立てなどはついには学問先生もうならせます。
叩き出した得点は「91点」、嫌味をいうぜんまいに対し嘉一はこんなセリフを吐くのですが…。
休憩をはさみ「阿良川ひかる」の番になるのですが、あかねに話題を振っても軽い感じがムカついたのか、ひかるはあかねに本性を、剝き出しの敵意を見せるのです!
「ただ 袖で見ていて欲しいの」
ひかるが高座に上がると、学問先生は「変わり種を弟子に取った」と一剣師匠に言うのですが、肝心の一剣は「変わり種だからこそ成せる業もあるんですよ」と返答します。
その一剣、弟子入りしたひかるに「声色を変えずに口調や話し方で役を演じ分けるのが落語だ」と、今までのやり方を変えるように指示し、なおかつ声優の仕事もおろそかにしないように言い聞かせます。
ひかるはそれであかねに勝てるならばと必死に食らいつきます。
年が明け梅雨の時期、一剣はひかるにこんな指示を出すのです。
そして手にしたひかるの演じ方は、”役ごとに声色を切り替えて演じるやり方”で、落語家の世界で”邪道”と謳われた芸”八人座頭”だったのです。
しかし会場の落語初心者が多いひかるファンや、配信を観ている人たちには効果的で、演目通り「花見の仇討ち」を見事果たすのです!
ひかるが叩き出した得点は嘉一超えの「93点」です。
ひたすら客ウケを狙った落語(ひかる)と自分の”仁”にあった落語(嘉一)と、あかねが選ばなかった選択で二人は高得点を叩き出したのです。
それでも、あかねは父「志ん太」の域に近づくために、選考会のトリの高座に立つのです!!
…そう、演目は父が錬成会で「二ツ目」に昇進した時の「替り目」で。
…といった内容です。
この第8巻「強すぎる思い」は、第63席「相性最悪」から第71席「解像度」までの9話が収録されております。
なおこの巻収録の話は全て過去の記事に書いていますので、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。
Night Ranger Sister Christian
強敵揃いの「選考会」収録の最新第8巻です!
Night Ranger最大のヒット曲収録の2ndアルバムです。