「俺はデイヴ・リー・カヴァデールじゃない!」

 コンソールボックスの前でデイヴィッド・カヴァデールは吐き捨てた(by酒〇康氏w)

 

 

 …じみぃべいつです。

 出だしがマンネリなのでちょっと変えてみましたw

 

 それはそうとセ・リーグの「阪神タイガース」に続きパ・リーグでも「オリックスバファローズ」が、9月20日に見事3年連続となる優勝を決めたのです!


 前身の「阪急ブレーブス」時代から数えて15度目の優勝で、パ・リーグのチームの3連覇は21世紀では初めてとのことです。(’90年~’94年の全盛期の森監督率いる「西武ライオンズ」以来だとか)

 成績を見ると強いと言えば強いのでしょうが、圧倒的というよりは負けなかったといった方がしっくりきますね。

 とにかくMVPは3年連続投手四冠が手に届くところに来た、「山本由伸」投手の3年連続受賞で決りでしょうか?(私個人としては「吉田正尚」選手と「伏見寅威」捕手の穴を見事に埋めていただいた「森友哉」捕手を推したいのですが…)

 もしそうなったらNPB史上3人目となります。

 以前のお二方が「阪急ブレーブス」の大投手で私の大好きだった「山田久志」投手と、「オリックスブルーウェーブ」の世界一の安打製造機「イチロー」選手という、山本投手のチームの大先輩だというのも面白いですね!

 個人タイトル争いやクライマックスシリーズへの出場権をかけた争いなど、まだまだNPBはシーズン終了まで目が離せませんね!

 

 

そんなNPBのシーズン終盤までの熱気を感じさせる「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日9月25日に更新されていた「第75席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では8月28日発売の「39号」に掲載されていたものです。

 4週間の遅れではございますが、お付き合いいただければ幸いです。

 








 

  時間の経過とともにますますにぎわいを見せる宇坂天神社での「志喜彩祭」、あかねは悪戦苦闘しながらぐりこ兄さんから頼まれたキャベツをすべて切り終えたのです。

 

 “根性だけは”認められたあかねですが、カラ元気が痛々しく思えたのかぐりこ兄さんから「祭りを楽しんで来いよ」と送り出されるのです。


 

 

 どこに行くか迷っていたあかねの目に飛び込んできたのは、すっかり弱り切ったこぐま兄さんの姿でした。


 …なんでも“一日で対応できる初対面のキャパ”を超過したとかw


 

 イヤイヤ駄々っ子状態になったこぐま兄さんを、手伝いに来た「柏屋白州」兄さんは“高座に上がるときと同じ状態”に髪型をセットさせてなんとか事なきをえました。

 

 

 そんな白州兄さん、亨二兄さんに借りた釣銭を返すようにあかねにお願いします。


 

 

 釣銭を届けたあかねは柊さんからチョコを餌付けされますが、肝心の亨二兄さんは炭火から一時も目を離そうとしませんw


 根詰め過ぎだと柊さんは亨二兄さんにそのチョコを食べさすのですが、兄さんは「きゅう」と言って倒れてしまうのです!

 

 そのチョコレートはワイン風味だがアルコールは入っていないのですが、亨二兄さんは“アルコールっぽいもの”でも酔ってしまうのだそうですw

 

 

 店を居酒屋「海」の二人にゆだね、台車で医務室に運び休ませるのです。

 



 医務室を出ると何やら黄色い歓声が聞こえてくるのです。

 

 『見世物小屋 まいける亭』とかかれたその中を覗くと、まいける兄さんが唐傘にぬいぐるみと枡を回す芸でご婦人方のみならず、観衆を魅了させていたのですw

 

 

 『…見なかったことにしよ』

 

 

 仕事に戻ろうとしたあかねの目に飛び込んできたのは、ハチマキを締めて「志」の字の半被を着て下は“褌姿”とイナセな装いの「阿良川志ぐま」師匠の姿でした!

 

 「おうっあかねか、どうした?」

 

 の言葉に「こっちの台詞ですよ!!」とその姿にツッコミを入れますが、そこは志ぐま師匠です。


 「はぁ、しょっぺえ事抜かしやがる…」

 

 「あかね、お前褌締めろ」



 (イメージ映像)

 

 一瞬“セクハラ事案”かと思い身構えるあかねに、

 「違う!!、気持ちの話だ!!」


 ともっとバカになるように、『心の褌締めてこい!!』といって送り出します。

 



 

 その意味を考えながら人ごみの中を歩くあかね、しかし“勝負にこだわっている自分”に気が付き、「バカなのは私か」と何かに吹っ切れた様子です。

 

 

 

 ぐりこ兄さんの元に戻ると、ちょうどお客さんたちが来店し始めて忙しくなってくる頃合いでした。

 

 あかねはぐりこ兄さんに「やりたいことがある」と言って、扇子とソース焼きそばを手にして口上を始めます。

 

 「手前が取り出すは阿良川志ぐまの弟子ぐりこ特製のソース焼きそば!!」

 

 ― 「売り切れ御免!! さぁご賞味あれ!!」

 

 その見事な口上にたちまちお客が殺到するのです。

 

 

 さっきまでと様子が違うので何があったか尋ねるぐりこ兄さんに、「ちょっくら褌締めてきただけっすよ」と答えるあかね。


 面喰ったぐりこ兄さんでしたが、気合を入れてソース焼きそばを売るためにテンションを上げるのです。

 

 そして二人が出る「志喜彩祭寄席」の看板には、二人の名前と『18時開場 18時30分開演』と書かれているのでした。

 

 

 

 

 盛り上がりをみせる「志喜彩祭」ですが、兄弟子たちのみならず志ぐま師匠もそれぞれ祭りを楽しんでいる様子ですねw

 これでは落ち込んでいたあかねにぐりこ兄さんだけじゃなくっても何か言いたくなりますよね。

 しかしそこは流石師匠ですね、あかねに”祭りは楽しめ、バカになれ”と気付かせるんですからね!

 ぐりこ兄さんのソース焼きそばは本当に美味しそうですね、あかねの口上がなくても私も食べたくなりますね。

 享二兄さんの焼鳥も良いですね、こぐま兄さんのりんご飴は私は苦手なんですが、あの説明聞いたら思わず買いそうですねw

 まいける兄さんのは……実は行ってみたいですw

 …あと「イメージ画像」は若き日の「宮沢りえ」さんです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 KISS  Crazy, Crazy Nights

 

 

 

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