じみぃべいつです。

 

 プロ野球交流戦は「DeNA」の初優勝で幕を閉じ、セ・パ各ペナントレースが再開しました。

 パ・リーグは「ソフトバンク」が「オリックス」から首位を奪還したと思ったら、本日の楽天戦の敗戦で3位に後退し「ロッテ」が首位に立っておりますw 

 で、セ・リーグでは勢いに乗る「DeNA」が、それまで首位だった「阪神」を首位から引きずり下ろしたのです!

 

 

 そんな熱戦が続くペナントレースの最中、オリックスは度肝を抜く事を今年も企画したのですw

 …その名も「キングオブコンビ」 ― お笑いの「キングオブコント」をモチーフとした、選手を2人1組のユニットにして売り出す企画です!!

 

 

 例を挙げれば、実家がご近所さんだった「山本由伸」投手と「頓宮裕真」選手の「おとなりさん」

 同期で仲も良い「宮城大弥」投手と「紅林弘太郎」選手の「ベニボウズ」w

 ファンイベントで誕生し、WBCで知名度をあげた「山崎颯一郎」投手と「宇田川優希」投手の「Wマダム」ww

 低迷期からオリックスを支え続けた、ベテラン「安達了一」選手と「T-岡田」選手の「あだちおかだ」と、オリックスファンなら納得の組み合わせとネーミングで楽しませてくれていますwww

 

 移籍組も見事に溶け込み、FAで西武から加入した「森友哉」捕手は日本ハムから移籍した「石川亮」捕手と「ザ・きゃっち」を結成しましたw

 またポスター企画の完成寸前で巨人から移籍してきた「廣岡大志」選手は、周囲から「似ている!」との声が続出していた「松井雅人」スコアラーと「影武者」を結成し、そのプレイ同様オリックスに見事溶け込んでおりますww

 

 …まあ、ソフトバンクとの3連戦で3タテは喰わなかったからいいですが…。

 ファンサービスもいいですが、やっぱり本職の野球で魅せて欲しいです。

 とりあえず、苦手というか天敵のロッテ「佐々木朗希」投手にリベンジして欲しいと思っています!!(吉井監督はわざとぶつけてきましたからねw)

 

 

 さて、ファンサービスとペナントレースで盛り上がっているオリックスに、引けを取らない熱い展開が続く「あかね噺」の、マンガアプリ「ゼブラック」で本日6月26日に更新されていた「第63席」の記事を書きたいと思います。

 これは「週刊少年ジャンプ」本誌では5月29日発売の「26号」に掲載されていたものです。

 4週間の遅れでなんとも恐縮なのですが、お付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  控室で自分の微妙な得点に頭を抱え、くじで一番を引いたことを後悔するぜんまい、気働きでお茶を入れてくれたあかねに突っかかります。

 

 自分で「しょうもない高座」と自虐するぜんまいでしたが、あかねからみてぜんまい兄さんの高座は“めっちゃよかった”のです。

 

 …問題は審査の目で、点のバラケ方が審査委員ごとに見るポイントが全然違うからめちゃくちゃ難しいとあかねですら悩むのです。

 

 それを聞いたぜんまい、分かってくれたのが嬉しいのか「やり方の調節が出来てれば…」と悔しがるのです。

 

 

 それを聞ながら嘉一さんの高座に思いを馳せるあかね、樫尾記者も古味記者に“笑いをとる嘉一の高座はこの審査方法では相性最悪”だと告げます。

 何故なら、嘉一の強みは大いに笑いをとって会場を沸かす高座なので、それをやればさっきのぜんまいの二の舞になりかねないと危惧するのです。

 

 …しかし、嘉一は元優秀な営業マンで“喋りで数字を上げてきた男”だからそうとも言えないと、樫尾記者は期待するのです。

 

 嘉一の高座の演目は『金明竹』

 ― 叔父さんの骨董屋で働く与太郎が巻き起こすトラブルを語る前座噺

 

 

 嘉一さんは出だしから“そつなく”こなすため、辛口の審査員 「斎藤学問」先生は 前座噺は完成された作品で前座は落語家の基礎固めの時期だから基本に忠実にやるべきだ、と好印象を持つのです。

 

 それが分かったのか、もう高座を終えた「阿良川ぜんまい」は審査員に合わせてサラっとやっていると悔しがります。

 

 

 …しかし前座練成会で嘉一の高座を聴いていたあかねは、

 

  『探ってる』

 

 『今日のお客さんの雰囲気を』

 

 そう、嘉一の狙いに気が付くのです。

 

 与太郎が叔父さんに柄杓で水を撒くように頼まれるくだり、嘉一はこれでもか!?というくらい“くすぐり”(アドリブ)を畳みかけてきたのです!!

 

 会場の空気を読んでギャグを足すのは寄席ではよくあることなのですが、大会審査の場でこれをやったので樫尾記者は胸躍らせ、ぜんまいはその嘉一の姿勢に驚きを隠せません!!

 

 

 そして学問先生は頭の中で嘉一の高座を吐き捨てるのです、『くだらんね』

 

 『結構です!!』 ― しかし嘉一は意に介しません。

 

 正統派としての評価を求めていないという嘉一、彼が求めているのはただ一つ、『お客様の笑顔!!』だったのです。

 

 ― みんなを幸せにして僕も幸せになる ―

 

 『笑顔でなく数字を優先するのなら 営業をやめた意味がない』

 と、嘉一は落語との出会いを思い出すのです。

 

 

 

 前回あまり見せ場もなく、学問先生からは酷評されたぜんまいの高座でしたが、同じ噺家のあかねから見たらよい内容だった様子ですね。

 実力がなければこの場にはいないので当然といえば当然ですが、やっぱり嘉一さんの下位互換といった感じでの描かれ方は個人的に不満です。

 …しかし嘉一さんの高座ときたらw

 昔私がガキの頃TVでよく見た「三波春夫」さんの『お客様は神様です』といった、今では”カスハラ”の原因と忌み嫌われている言葉を思い出しましたw

 高座での”くすぐり”の描写も面白かったですが、やはり来週の”嘉一さんが落語界に入門したきっかけ”が、私は今から待ち遠しくて仕方がありません!

 中年男性(私より年下でしょうが)の意地を、読者や登場人物に十分に見せつけて欲しいものです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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