じみぃべいつです。
GW期間中もプロ野球は熱戦が続きましたが、今年私が一番の注目株として見守っていたDeNAの’20年MLBサイ・ヤング賞投手「トレバー・バウアー」投手が5月3日に日本デビューを果たしました!!
先日のイースタンリーグでは4失点と正直『大丈夫かいな?』と不安視していたのですが、ふたを開ければ7回1失点9奪三振(毎回奪三振!!)で”流石はサイ・ヤング賞投手!!”といった鮮烈なデビューを果たしました。(元同僚のデビッドソンにホームランを打たれたのはご愛敬ですかね?)
とにかくセントラル・リーグの首位を独走するDeNA(守護神の山崎康晃投手が不安ですが…)に心強い新戦力が加入し、25年ぶりの優勝に気が早いですが突き進んでほしいと思います。
もちろん、他の5球団の奮闘も期待しています!!
それでは、熱い展開が続くマンガアプリ「ゼブラック」で本日5月8日に更新されていた「あかね噺」の「第56席」の記事を書きたいと思います。
これは「週刊少年ジャンプ」本誌では4月3日発売の「18号」に掲載されていたものです。
本当に1ヶ月程の遅れで恐縮なのですが、お付き合いいただければ幸いです。
阿良川一門前座錬成会
出演者 7月29日10名 7月30日8名
持ち時間は15分 演目は自由
査定の対象になるのは“噺の技量”只其れのみ
○ん玉の高座が終わると「月刊落語」の古味記者の、「キャリアのわりにめっちゃ落語家してた」との感想を先輩の樫尾記者は一喝します、「阿良川一門は前座も粒ぞろい」だと。
選考バチバチかとの問いには“魁生君のように”「今年は彼女がいる」と答える樫尾記者。
笑顔で○ん玉を迎えたあかねでしたが、当の○ん玉はブルってます。
「気持ちの入ったいい高座だったよ」と、皆にお茶をふるまいながら嘉一は○ん玉を持ち上げます。
気を使うなとの問いかけには「じっとしていられない性分だ」と嘉一、他の出演者にもお茶を振舞います。
落ち着いた様子の○ん玉、あかねに「前の出番の人達とは話した?」と聞きますが、あかねは勘違いしています。
演目のネタ被りが“寄席同様だから”、持ちネタが少ないなら相談が必要だと。
そのためあかねは自分の前までの演者の演目を見るのですが、「出番前に演れるネタが底をつく」 ― 『あの頃の私ならね』
三明亭からしに感謝の念を送りつつ、いろいろな師匠に稽古をつけてもらい“持ちネタも10コに増えた!!”と今の会場の空気に合わせて選んだ演目は!!
「平林」
熱延続きだから観客にもするっと入ってくる「可楽杯」で見せたアプローチに感心する樫尾記者。
しかもこの噺を教えた八正師匠のような“優しく包み込むような語り口”と、聞き手に合わせる技量に芸の幅は参加者のみならず樫尾記者にも”下馬評通り“四人会に選ばれるのは彼女で決まり、と思わせるには十分でした。
その後出てきた嘉一を見て“おじさんが出てきてズルい”という古味記者、しかし芸歴は○ん玉より短い入門2か月と聞いて「恥をかくのは見たくない」とは失礼です。
○ん玉が高座上がりのあかねに水を渡します。
嘉一の高座を袖で聞くかと○ん玉に問うや否や、どっと沸く歓声に気圧される二人。
驚くのはあかねだけでなく他の出演者に記者二人もです。
「入門2か月でこのウケ 嘉一さん何者!? ― 」
そのあかねの問いに○ん玉、「魁生兄さん以来の 一生師匠の弟子だよ」と話します。
そんな伏兵の登場でさらに熱気が帯びる会場。
すると古味記者がスマホの画面を見て驚きの声をあげ、樫尾記者に画面を見せます。
『前座錬成会 初日 この日 最も注目を集めたのは』
ざわつく会場に現れたのは可楽杯であかねに敗れ、また蘭彩歌うらら師匠とも「第50席」で話していた声優の「高良木ひかる」だったのです!
「ひかる…!?」
あっけにとられるあかねでした。
やはり強敵が出てきた「前座錬成会」、なろう小説じゃないからあかねの「俺Tueeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!」のターンばかりではなくって安心しました!
嘉一さんは意外?な感じもしましたが阿良川一生師匠の弟子だったんですね、強敵としては十分の感がします。
営業マンとしての能力と経験がその落語に生かされていると想像するには十分ですし、一生師匠に弟子入りしたいきさつなどを掘り下げるだけで今後の展開を想像するだけで十分ワクワクします。
そしてやはりというか、ここで出てきた「高良木ひかる」!
「第50席」の伏線の回収と「可楽杯」からの彼女の成長ぶりを私は期待せずにはいられません!!
まだまだ続くであろう「前座錬成会」からの「四人会」への道のりをどう展開するのか、本当に楽しみです!!!
高良木ひかるが初登場の「可楽杯」が始まった第2巻です。
高良木ひかるの演ずる「芝浜」が描かれた第3巻です。
高良木ひかる再登場の「第50席」収録予定の第6巻は6月発売予定!