悪循環の始まり③
● 2004年10月
相変わらず、店の状態はよくなりません。
気が付いたら、安売りをはじめて1年半が経っていました。
少し前に銀行から融資が受けられて少しは楽な気分になりましたが、
この時期赤字が続きこのままでは、潰れる・・
本気でそう思いはじめていました。
自分の今までの考えでは、ダメなのが肌で感じました。
そこで、以前、友人から薦められた神田正典氏の本を読むことにしました。
今まで、料理とエロ本、漫画しか読んだことがない人間が
ビジネス書を生まれてはじめて手にしました。
読んでみると結構面白く、飲食店でも使えるところがあるな・・
ちょっと、やってみるか!!そんな感じで今までとは違う方向で
考えて見ることにしました。
まず、一番はじめににやったことは『お客様の声』を書いてもらうこと。
お金がかからないし、スグはじめられるからです。
● 2005年1月
マーケティングの本を読み漁り、コンサルタントの無料メルマガを購読して
自分の意識を少しづつ変えていく努力をはじめました。
そうする事で、自分のマイナスをプラスにかえていける気になってきました。
この時、デラセラは安売りを続けていたのでモラルの低い値段が
安いからだけの理由で来店しているお客さんが殆どの状態でした。
仕事場にいくのも嫌だし、料理も手をかけずに
『こんなんでいいだろう・・』といいかげんに創っていました。
実は、こんな自分がイヤでイヤでしょうがなかったのです。
大好きではじめた自分の店なのに、なんでこんなに嫌な思いでやらなあかんのや?
こんな事がやりたくて、この仕事選んだのか?
自問自答することが多くなってきました。
気持ちが前向きになってきた事もあると思いますが
『このまま嫌なこと続けて生きながらえるよりは、
好きなことやって潰した方が後悔せんな。』
スイッチが入りました。
ただ、自分に意識が高まってもスグに売り上げに繋がるはずはありません。
ここからリスタートです。
●2005年3月~5月
どうせ潰れるなら好きなことをやり切ってやめよう!!と心に誓い、
背水の陣で望む覚悟はできました。
とりあえず、ランチのお客さんは安売り時に集客していたので、
ばっさり切る覚悟で大幅に内容を変えて、価格もかなり上げました。
一番安かった1100円のランチを1470円にしました。
それと、メインで売るランチを2100円の飛騨牛ほほ肉ステーキランチにしました。
覚悟はできているとはいえ、とても不安で本当にこれでいいのか?
こんなに、高くてやっていけるのか?
内心は、相当不安でした。
でも、ここで踏ん張らないとまた元に戻ってしまうのはわかっていたので、
勇気を振り絞って実行しました。人間でいうと、体質改善ですね。
この時期に、店の売りや思い、USPを意識するようになりました。
これは、お客様の声を取得していたのでどういう所が支持されていて、
他の店と違うところがわかってきたからです。
逆に、お客さんとの間にギャップがある事もわかりました。
体質改善は、人間でもかなり大変です。
店も同じです。精神的なタフさが必要です。
幾度となく、くじけそうになりましたが、
お客さんの声や二度と嫌いな自分に戻りたくない一心で改善を続けました。
少しづつですが、自分の意図するお客さんが増えて嫌なお客さんは減ってきました。
この時期、少なからず売上を担っていた安売りが好きなお客さんを
ばっさり切り捨てたので売上は厳しい状態が続きました。
好きなお客さんが増えて気持ちよくなりましたが、
月末の業者の支払いや、家賃が払えずまってもらったこともあります。
月末は布団に入っても、なかなか寝付けず吐き気をもよおしたり、おえつを繰り返す日が続きました。精神的にも不安定だったのを覚えています。
相変わらず、店の状態はよくなりません。
気が付いたら、安売りをはじめて1年半が経っていました。
少し前に銀行から融資が受けられて少しは楽な気分になりましたが、
この時期赤字が続きこのままでは、潰れる・・
本気でそう思いはじめていました。
自分の今までの考えでは、ダメなのが肌で感じました。
そこで、以前、友人から薦められた神田正典氏の本を読むことにしました。
今まで、料理とエロ本、漫画しか読んだことがない人間が
ビジネス書を生まれてはじめて手にしました。
読んでみると結構面白く、飲食店でも使えるところがあるな・・
ちょっと、やってみるか!!そんな感じで今までとは違う方向で
考えて見ることにしました。
まず、一番はじめににやったことは『お客様の声』を書いてもらうこと。
お金がかからないし、スグはじめられるからです。
● 2005年1月
マーケティングの本を読み漁り、コンサルタントの無料メルマガを購読して
自分の意識を少しづつ変えていく努力をはじめました。
そうする事で、自分のマイナスをプラスにかえていける気になってきました。
この時、デラセラは安売りを続けていたのでモラルの低い値段が
安いからだけの理由で来店しているお客さんが殆どの状態でした。
仕事場にいくのも嫌だし、料理も手をかけずに
『こんなんでいいだろう・・』といいかげんに創っていました。
実は、こんな自分がイヤでイヤでしょうがなかったのです。
大好きではじめた自分の店なのに、なんでこんなに嫌な思いでやらなあかんのや?
こんな事がやりたくて、この仕事選んだのか?
自問自答することが多くなってきました。
気持ちが前向きになってきた事もあると思いますが
『このまま嫌なこと続けて生きながらえるよりは、
好きなことやって潰した方が後悔せんな。』
スイッチが入りました。
ただ、自分に意識が高まってもスグに売り上げに繋がるはずはありません。
ここからリスタートです。
●2005年3月~5月
どうせ潰れるなら好きなことをやり切ってやめよう!!と心に誓い、
背水の陣で望む覚悟はできました。
とりあえず、ランチのお客さんは安売り時に集客していたので、
ばっさり切る覚悟で大幅に内容を変えて、価格もかなり上げました。
一番安かった1100円のランチを1470円にしました。
それと、メインで売るランチを2100円の飛騨牛ほほ肉ステーキランチにしました。
覚悟はできているとはいえ、とても不安で本当にこれでいいのか?
こんなに、高くてやっていけるのか?
内心は、相当不安でした。
でも、ここで踏ん張らないとまた元に戻ってしまうのはわかっていたので、
勇気を振り絞って実行しました。人間でいうと、体質改善ですね。
この時期に、店の売りや思い、USPを意識するようになりました。
これは、お客様の声を取得していたのでどういう所が支持されていて、
他の店と違うところがわかってきたからです。
逆に、お客さんとの間にギャップがある事もわかりました。
体質改善は、人間でもかなり大変です。
店も同じです。精神的なタフさが必要です。
幾度となく、くじけそうになりましたが、
お客さんの声や二度と嫌いな自分に戻りたくない一心で改善を続けました。
少しづつですが、自分の意図するお客さんが増えて嫌なお客さんは減ってきました。
この時期、少なからず売上を担っていた安売りが好きなお客さんを
ばっさり切り捨てたので売上は厳しい状態が続きました。
好きなお客さんが増えて気持ちよくなりましたが、
月末の業者の支払いや、家賃が払えずまってもらったこともあります。
月末は布団に入っても、なかなか寝付けず吐き気をもよおしたり、おえつを繰り返す日が続きました。精神的にも不安定だったのを覚えています。