クソな自分へ。 | 口コミだけで、日本全国!出張バーテンダーまちゃの日々

口コミだけで、日本全国!出張バーテンダーまちゃの日々

日本で唯一の、出張専門バーテンダー。
今日は、どこに行ってるのかのブログです。


こんなことを
さらけ出すことが
何の意味があるのかと言えば

誰のためでもなく
一番は自分のためなんですが

哀しみを伝えて
同情してもらうための話
とかではなくて

今のこの、自分の気持ちが
誰かの何かに役立てば
という思いと

僕自身が
ここから前に進むために
ちょっと長いんですが
シェアさせてください。



先日、弟が他界しました

まだ30歳

いろんな世界を
これから経験していく
ほんと、これからの年齢

ここ二週間は
キャンセル出来る仕事は
他にふったりして
青森の往復と
自身の心の療養に務めてました


ともかく今月は
そんな事態を
よく飲み込めないままに
バタバタと
日々が過ぎ去っていって

少し落ち着いた今は
月並みな言い方だけど
ぽっかりとした、喪失感。


無気力。



6つ離れた弟が亡くなって
色んな事を考えて

思うのは


親や自分や恋人より
先に逝ってしまった弟への

多少の怒りと


あの時、こうしてれば
あの時、もっともっと
本気でぶつかってれば

そんな
過ぎ去った日々への
激しい後悔と


良き兄でいようとしたけど
本音の部分は
身近な弟に嫌われる事が
実は怖くて怖くて

物分かりいい風にし続けた
情けない自分への、苛立ち。


行動や発言を
なんでも受け入れるかのように
うわっつらで振る舞ってた
心の奥底では

弟に嫌われることが
弟に見放されることが
本当は、こわかった



「まあ、なるようになるよね」
とか
分かった風で話しながら

意見伝えたら
修復不可能な気持ちに
なってしまいそうで

腫れ物に触るかのように扱って


本音で話すこと
ちゃんと聴くこと
向き合うことが
とうとう出来なかったことが

ただただ、くやしくて。


人の相談とか
のってるくせに

他人には
ちゃんと言えるのに

本当に向き合わなきゃいけない
本当に大切にしたかったはずの

他には変えられない
兄弟の縁だったのに


そのすべてが
終わってしまったことが

つらい。



大切にすべき身近な人間を
「まあどうにかなるでしょ」
な感じで
見て見ぬふりして
ほっぽって

いい兄で在りたいと思い
なんでも出来るような
尊敬される姿で見てほしいと

そんな
ちいさなプライドを
守って
すがったばっかりに

気付いた時には
ぜんぶぜんぶ
終わってしまっていて。


大事なものを大事にしないで

今の今まで

俺はほんと

何してんだよ、って。


外受けばっか気にして

ただのクソじゃねえか、って。



正直
いま、何かの幸せを見るたびに

弟が望みながらも
掴めなかった未来を
想像してしまう

胸がしめつけられる



年末産まれる予定の子供も
心の底から
手放しで喜べるのか?

奥さんにも子供にも
罪はないのだけれど

いまはまだ、分からない


取り返しのつかない
こんなことになるまで

そんな、当たり前の事が
出来てなかった自分が

ここまでこないと
気付かなかった自分が

本当に本当に
情けない


でも
前に進むために

この出来事を通して

感じることは


ほんと当たり前の話しだけど

本当に大切な人ほど怖いけど

嫌われることをおそれず
言いたいことはちゃんと言う

その結果
例え嫌われようと

自分だけは、手を離さないと

決めて。


そして
未完のままに
終わってしまったけど

本当は築きたかった
弟との関係性
の、ようなものを

両親

おばさん
奥さん

仲間
友達
目の前の人
繋がってくれるあなた

すべての
大切な存在に
丁寧に丁寧に
していくことが

いま自分が
後悔なく生きるために

弟の命から
いただいたものだと
感じています。


もう会話をすることは
なかなか難しいのだけれど

自由になった、たましいは
いつも、傍らにいてくれて

彼が体験出来なかったことを
今度は、一緒に経験していく


そんな想いで
これから
歩んでいこうと
思います。