さほどメロンは好物ではないのだけど
昔、誰だかが
「メロンパンが旨すぎて
一日一個食べても飽きない」
とかいうものだから
「どれ。ではひとつ試しに
踊らされてみるか」
と思ってから、はや五年。
あちこちでメロンパンを見かけては
率先して食べるようになったんだけど
今の家に引っ越してきてから
運命の出逢いを果たすこととなる
まさか、
コンビニでもなく
パン屋でもなく
お菓子屋さんに、いらっしゃるとは！！！
そんな彼女のいらっしゃる場所は
「シャトレーゼ」！！
麗しの名前は
「焦がしバターのメロンパン」！！
百聞は一見にホニャララなのだが
少しだけ、彼女の魅力を説明させてほしい
まず、袋を開けた瞬間の
ほのかなバターの香りが
期待感を煽る
やや小ぶりな彼女に
豪快にかぶりつくと
サクリとしたクッキー生地の中から現れるのは
もっちりとした柔肌のような食感。
口に含んではじめて感じる
焦がしたバターの香りは
若さだけじゃない
経験値の高さを物語る
お？
おお？？
おおお？？？
って弄ばれてるうちに
気付けば完食。。。
いや、まじでうまい！！
メロンパン？所詮、こんなもんだよね
とか言いながら
それでも、会いたくて会いたくて震えてた
あの頃の僕に、教えてあげたい
運命のパンは
シャトレーゼに、あり。
ぜひ、食べてみてくだされ！！
