3,11 青森から、感じたこと | 口コミだけで、日本全国!出張バーテンダーまちゃの日々

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今日は、どこに行ってるのかのブログです。

【ひとだもん】



正直、当事者じゃないと

忘れんな、って言ったって

どんなにつらいことでも

日常に埋もれていってしまいますよ...




それは、もう、しょうがない

ひとだもん



だから、じゃあ、大切なことは

忘れないこと以上に

わすれちゃうんだったらどうするか

とか

いま、何をすべきなのか、とか



出来ることをやっぱり、やることなんだろなぁ、と



で、思い出したのが



あの日の僕は

二日酔いMAXで

地面が揺れてるんだか

自分が揺れてるんだか



よくわからなくて

必死に吐き気を抑えながら



駅の待合室で

「しかし、電車がこないなー」

と、のんびりウトウトしてました



で、あー、こりゃだめだ

気持ち悪いから、一回うち帰ろ



そう思って

家に帰って、テレビつけて・・・



おいおい

八戸、津波って・・・???

やばいじゃん、この映像。。



ってところで、ようやくコトの重大さに気づきw



そっからわたわたするものの

実家にぜんぜん連絡つかなくて

災害掲示板に留守電残しても

聞いてる雰囲気ないし



まぁ、心配ばかりが積もってました



幸い、うちの実家では

「まぁ、どうしようもないな、これ!」ってことで

人の気も知らず

ろうそくの明かりで

酒盛りしてたとか。。。



で、いま。



そっかー

もう、三年かぁ、と。

偶然、この時期に青森帰ってきて

思うわけです



あのころの、

どうしようもないやるせなさ、無力感



正直・・・消えかけてる



そう、思い。

震災直後、3月13日にmixiに書いてた日記を

なんだかんだ言って

動けていない、忘れかけている自分への

自戒を込めて、もう一回、ここにのっけてみます



たぶん・・・

本文中にある

今が、まさに「そのとき」なんだろな



・・・・・・・・・・・・・・



もう、本当に同じ内容、同じ映像を繰り返し、テレビで見ている気がする。



もちろん、事実を知るのも大事だし、受け止めるのも大事。



でも、見れば見るほど、無力感と、罪悪感にさいなまれる。



「自分にもなんかできるんじゃないか?」

「こんなとこで、ぬくぬくとしてていいの?」

「申し訳ない・・・」



そんな気持ちは、やっぱりでてくる。



人として、当然です。

なおさら、自分の知り合いが被災してたりしたら、なおさら。



メディアから目が離せなくなるし

思考も鈍くなる。



でも、だからといって、日常を過ごすことに、

罪悪感を感じる必要は、ないんじゃないかと思うんだ。



今は、自衛隊、レスキュー隊、

それぞれのプロフェッショナルが、本当に頑張ってくれている。



僕ら民間の人間の出番が来るのは、もう少し先に、必ずある。



例えば物資を送ったり、お金を届けたり、

ボランティアとして、人材として現地に向かうことだったり。

現地で生産されたものを買うのだっていいと思う。



今、一番大事な時間は、プロフェッショナルに任せる。

その間の僕らの仕事は、

十分に力を蓄える。ご飯を食べる。情報の取捨選択。



テレビの向こうの出来事として見ていると

一月後、二月後、どうしても「マヒ」してくる部分が、やがてくる。



四月に僕も、行ければ八戸に行きたいって思ってます。



今、その時の気持ち「だけ」にならないように。



きちんと、みんなが今までの生活に、戻れるように。



適材、適時、適所。



節電、募金、今、自分にやれることを、やる。



日常を送ることに、罪悪感を覚えなくて、いいんだよ。