11年 8月 1日(月)


全国高校野球 大阪大会の決勝戦、

「大阪桐蔭×東大阪大柏原」。


誰もが思ってましたよね?

「東大阪大柏原って、どこやねん!

大阪桐蔭が勝つやろ。」と。


ABCラジオのフロアにある

テレビと、ラジオで見聴きしていましたが、

4回表を終わって、大阪桐蔭が6対1でリード。


ほら、やっぱり大阪桐蔭やで。


ところが、5回以降、点が取れない大阪桐蔭。

7回裏、柏原の猛攻で、6対5と1点差に!


試合の流れは、一気に柏原へ。

ABCラジオのフロアも、急に人が増え、

柏原頑張れムードに。


押せ押せの柏原は、8回裏、犠飛でついに、

6対6の同点に追いつきます。


さらに9回裏、ノーアウトから、3塁打!

2人敬遠して、塁を埋めるのがセオリーですが、

勝負にいって、三振で1アウト3塁。


このあと、敬遠で満塁にします。

そして、運命の瞬間。


大阪桐蔭の中野投手が投じた、

インコースへの直球が、まさかの押し出し死球。


甲子園初出場を決め、喜びに沸く柏原ナイン。

グラウンドに崩れ落ちる大阪桐蔭ナイン。


「武田和歌子のぴたっと」生出演前の

川上ジュリアちゃんをはじめ、

テレビを観ていた我々、パーソナリティ&スタッフも、

しばし呆然。言葉がでません。


誰も責められませんよね~。

むしろ、あのシーンで、

インコースにまっすぐを投げられる勇気を称えたい。


大阪桐蔭にとっては、悪夢のような結末でしたが、

そういう展開になったのも、柏原が5回以降、

大阪桐蔭打線をしっかり抑えて、流れを引き寄せたから。

柏原が、一枚上だったということなのでしょう。


東大阪大柏原、大阪代表として、大阪桐蔭の分まで、

甲子園で悔いのない戦いをしてほしいですね。