5月20日(土)


昨日、マスコミ試写で「初恋」を観ました。

素晴らしい映画でした!おすすめします。

地味ですけど。


あの3億円事件の犯人が実は女子高生だった

という内容の映画なのに、何で「初恋」やねん!

と、映画を観る前は思っていました。


実際、映画を観て、そのタイトルの意味が

よくわかりました。これは「初恋」だと。

ラブストーリーなんだと。


主人公の女子高生が、宮崎あおいちゃん。

親に捨てられた孤独な少女なので、

ほとんど笑顔を見せません。

しかし、あのシーンで見せる彼女の笑顔は最高です。


プレスシートを読んで、そうか!と気付いたことがあります。

この映画、主な出演者以外の人の顔を、

ほとんど映していないのです。

後ろ姿だったり、声だけだったり。

その演出によって、観客に余計な情報を与えず、

主人公の2人を、より引き立たせているのです。


テアトル梅田など、単館ロードショーの作品ですが、

おそらく大ヒットすると思いますし、

この映画が高く評価されることを願っています。