4月9日(日)

阪神競馬場で「桜花賞」を観戦。

キストゥヘブン、アドマイヤキッス、コイウタと、

妙に愛に満ちた結果に終わり、

私の本命、テイエムプリキュアは8着に終わる。


阪急仁川駅から、梅田行きの臨時急行に乗るため、

一番前の乗車位置に並ぶと、先頭に怪しい男を発見。


プリキュアのナップサックを背負っている。

年齢は、20代半ばあたりか。

不潔きわまりない格好で、黒ブチ眼鏡という

「プリキュア男」である。


彼は、先頭の運転士の反対側の席に座ると、

前方の景色を眺めながら、

鼻をほじった右手の人差し指をなめるという

最高に近付きたくない行為を繰り返していた。


手にしていた黒っぽいトートバッグは、

よく見ると、プリキュア柄の白いバッグで、

あまりにも使いすぎて、黒く汚れていたものだった。


おそらくテイエムプリキュアを応援するために、

競馬場に現れた「プリキュア男」は、

塚口駅で降りていった。


向かいのホームから、私の乗った臨時急行を

カメラで撮影する鉄っちゃんたちが、普通の男に見えた。