男の誰もが一度は夢見る憧れ。
それは、肉塊をグルグルと焼く「シュラスコ」や「ロティサリーチキン」。
まさに、ザ・キャンプ!ザ・ワイルド!
溢れ出る肉汁、豪快な見た目、誰にも文句を言わせない、その圧倒的存在感。
「死ぬまでに一度やってみたいんだよね」と、7、8年前に知り合いに話したら、なんと作ってくれたんですよ。
手回しロティサリーグリル。
そう、2度ほど。。
その後は、数年もの間、お蔵入り。
あんなに憧れていたのに、
なぜ出動させないのか。。
それは、、
思いの外、手で回すのが面倒で疲れるから。。
肉が大きいほどじっくり何十分も回し続けるのは、ホント大変。
結局、「やりたい」気持ちに「面倒」が勝ってしまう。
そしてそのうち、存在すら忘れかけていました。
しかし、このヒマでヒマでしょうがないゴールデンウイーク3日目。5月4日。
ホント何もすることが無い。
家族が「どうぶつの森」をやっているのをボケーっとながめていた時、なぜか、ふと、あいつの存在を思い出したのです。
そして、こう思ったのです。。。
「そうだ。あいつを自動で回転するようにできないか。。しかもできるだけ家にある不用品を使って。。」と。
これは面白そうだ!
思い立ったらすぐ行動。
まずは、モーターをどうするか。
ある程度のパワーがあり、かつ、ゆっくりと回ることができるモーターはどこに。
子供の教材についていたおもちゃ用モーターを試しますが、パワーが足らない。
扇風機は強すぎる。
色々と、家の中を、物色。。。
あ!そうだ!これだ。
早速、駆動部分を取り外し、子供の教材用のスイッチ付電池ボックスと、いざ合体。
懸案のロティサリーグリルの回転部分との接続は、ギアで繋げる、ベルトで繋げるとか色んなパターンを考えた結果、塩ビパイプを買ってきて、ネジで締めて直接接続する方法を採用。
ラジコンのモータースピードは調整可能なため、低速に設定していざジョイント。
スイッチオン!
見事。。。素晴らしい。。
肉を刺してないので、本当に刺しても回るのかはいささか不安だけど、このパワーなら、多分、大丈夫でしょう。多分。。
制作時間3時間。
制作費用200円(塩ビパイプ)。
さあ、これで大きな肉塊も恐るるに足らず。
じっくりと豪快丸焼きを楽しむぞ!!
そして自動で回転する肉塊を横目に、ゆったりとビールを飲む。
これは楽しみ。
初出動予定は、秋の3連休の奥飛騨温泉のキャンプ!!