#帰省のたびに思うこと | つれづれのーと

#帰省のたびに思うこと

家、古くなったな

ギシギシミシッと床が沈むよ

この柱の背比べの跡、

孫の代まで引き継がれてるの!?

でもそんな孫ももう中学生

あまりじじばばの家に来て

背を測るなんてこともしなくなったでしょ

だいぶ前の日付で記録止まってるよ…



親も、田舎にいる兄も、歳をとったね


そりゃそうだ不安お互い様か…

自分もアラフィフまで来てしまった

なかなか会えないから

親は昔の記憶の若いまま

久しぶりに会うと寂しく切なくなるね

体のあちこちガタが来てるでしょ

ヒートショックには本当に気を付けてね

たまに来ただけでうるさく言いたくないのに

お風呂にもファンヒーター置かなきゃ

寒暖差危ないよとか

この段差危険!

こんな所に新聞やチラシ置かないで、

滑って転んだら危ないよ……

つい口を出してしまう


それが親の生活の日常で

ほとんど帰れない私には

口出しする権利すらないんだけど、ついね。


ごめんなさい。


そんな時、いかに自分が親孝行出来ていないか

考えさせられるよね。


なのに、もう私は小さな子供じゃないんだから

昔みたいに電車が見えなくなるまで駅でポツンと

見送らないで良いんだからさ。


歳をとって背が縮んだ姿

それで手を振られたら泣いちゃうからさ。


あっちの家に着く頃、

お腹すくでしょと

高校生で部活三昧だった頃と同じくらいの

大きな大きなおにぎりをアルミホイルに包んで

持たせてくれる。

家に戻って食べるとなんだかしょっぱいよね、

涙の味かい、此れは…。


見送りしてくれる時

昔と変わらず、外に用事で出る時は

いつもキレイめなエプロンつけるよね、

母よ…

そういう所、変わってないね



ご近所さんまたどなたか亡くなったのか

あの角のところのみっちゃんが…(例)って

次々言われてもわからない…


あそこの誰々は同級生かぃ

親がなくなった

子供が産まれた、孫ができた

うちの孫とも同級生だと教えてくれるけど

大概妹の同級生だよ、その方たちは…



ここのお店、変わったな

いや、ここ潰れたの!?


この通りやたらとドラッグストアだらけじゃん!


田舎あるある!?

薬局含む

ドラッグストアとホームセンターは

豊富にある


田舎には珍しい

珍名のパン屋、弁当屋さん、

そう長くはもたない


むしろ子供の頃からある惣菜屋さん

和菓子洋菓子店、

こじんまりした金物屋さん

電気屋さん…

まだ頑張ってる

代替わりして頑張ってる


レンタルショップが壊滅的

次々潰れて更地になり

町に一軒しかない

本屋も一軒…

潰れないで頑張ってほしい

高校生の頃、その本屋で

レターセット、参考書

当時のバイブル!?

銀色夏生と倉本由布の本(呼び捨て失礼)

集めました。

発売日が待ち遠しかった。

まだほとんどそのまま持ってます。



しばらく帰らないと新しい道が出来ている

山をくり抜いて新しいトンネルが完成し

これまで1時間半掛かった場所でも

40分くらいで行けるよう進化している


あれ○○さんちの○○ちゃんけ、

随分大きくなったねぇと声をかけられるが

もう私もアラフィフなんです

おばちゃん、おじちゃんも

お歳を召されましたね


でもまたこうして元気にお会いできて

とても嬉しいです

でも、昔は自転車で颯爽と畑に行かれていたのに

もう畑はやめられて

自転車が杖に、シルバーカーにかわりましたね


お腰も曲がって

背が小さくなられましたね

どうかこれからもお元気でいてくださいね…

声をかけてくれて

本当にありがとうございます


またいつでも帰ってきて

元気な顔でも見せてとくれ

その一言でなんだかとても

救われます。


以上思いついたまま

書き連ねた

心の声でした。


帰省のたびに思うこと

 

 

 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する