始めに書きますが、これから書くことは、私の不妊治療に対しては効果がありませんでした。

ただ、普通程度の不妊レベル(変な言い方ですが)であれば、何かしらの効果があるものなのかもしれません。

なので、これは妊活に役に立つ話ではなくて、単なるヨーロッパ生活の記録ですキョロキョロ

 

初回の採卵が終わった後、卵子の改善をするためには西洋医学に頼っていたらだめだ、体質改善をしようと思って、中医学に通い始めました。

 

恐らく他のヨーロッパの国と同じく、この国でも代替医療として中医学が流行っています。

街中に中医学の診療所が色々あって、中には対応できる症状に不妊と書いてあるところもあります。

不妊に特化して移植前後に鍼をしたりするようなところもあるようです。

 

最初に行った中医学の診療所は、キャリアの長そうな中国人の方がやっていました。

というか、どうせやるならこの国の人がやっている中医学風のところではなくて、本物の中医師の方がやっているところに行こうと思って行きました。

何でも対応していて、特に不妊専門ではないです。

 

初診日、まずは問診、その後、舌を見て、脈を測り、体質を診断されます。

東洋医学では五臓のうち、生殖を司るのは「腎」だということですが、私の腎は弱々しくてどうしようもない、陰も陽も不足しているし血が滞っているので、まずは三か月治療をすること、ということでした。

 

そして、

・食事療法

・漢方

・鍼灸

をすることになりました。

 

①食事療法

一日ナツメ2個、クルミ6個を食べること。毎朝一杯の生姜の煮出し汁を飲む。夜はサラダを食べない。

ケーキは週一回まで。

大量のビタミンDサプリ。

 

これは、この国ではナツメを入手するのが最大の関門でしたが、あとは特に難しくないので、毎日続けました。

それに加えて、食事も薬膳風にして、薬効ありそうなものばかりを食べてました。

 

②漢方

腎の機能を高める漢方と血の滞りを改善する漢方を毎日三回飲む。

 

この国では、これは薬ではなくサプリの扱いになります。

どちらも正露丸みたいな見た目で、それぞれ暖宮孕子丸、桃紅四物丸と書いてありました。特に暖宮~の方は、なんとも効きそうな名前ではあります。

 

③鍼灸

これがここの診療所のメインでした。

 

鍼灸は週に一回で、毎回最初に体調を聞かれ、舌を見せます。

それに合わせて鍼を打つ場所を変えているのかいないのかよくわかりませんでしたが、全身に鍼をブスブス刺していきます。

 

下着以外は全部脱いだ状態で、頭のてっぺん、おでこ、首、胸、お腹、腕から足の指先に至るまで、全身に針山のようにどんどん刺していきます驚き

 

鍼の数や時間は、回数を重ねるごとにどんどん増えていきました。

10回目くらいまで増え続けて、その後は、仰向けに鍼約25本を25分間、背中に約15本を10分間という感じでした。

もっと多くて両面合わせて50本くらいあることもありました。

 

鍼は刺す時も、刺している間も激痛で、カーテンで仕切られた隣から叫び声が聞こえてきたこともありました。

血が出ることもあれば、内出血する時もありましたが、ちょっと押さえて「大丈夫!」という感じでした。

 

表裏両面に鍼が終わると、背中にカッピングをします。

巷で聞くカッピングがどういう風にやるのかわからないのですが、ここではガラス容器の中を火で炙って、それを背中に張り付けていきます。

 

背中全面に10個以上はガラス容器を張り付けていて、甲羅みたいで重く感じました真顔これは、毎回すっきりして、気持ち良かったです。

 

このような施術なので、毎回終わるとぐったりでその日は一日ぼーっとして過ごしました。

でも、「これは瞑眩だ」と自分に言い聞かせて、ここにはかなり長く通いました笑い泣き

 

その後、数回ですが、別の中医学の診療所に通ってたこともあります。

 

そこは、この国の人がやっているところで、鍼と漢方のみでした。

 

鍼は日本のような細い針でした。

ここでは、これまで受けていた鍼は私には強すぎると言われ、鍼はいつも片手と脚だけで五本くらいでした。

 

漢方は煮出すタイプのものを調合したものを、専門の国外の薬局(?)から注文するというものでした。

 

施術室の見た目も、前のところがカーテンで仕切られたザ・鍼灸院!という感じなのに対して、こちらはいつも素敵な個室でした。

東洋医学と西洋の融合、こちらの人に合わせるとこうなるのかな、という感じでした。

 

ここに何回か通った後、都合で通えなくなったのでそのままフェードアウトし、それ以来、この国の中医学は行っていません。

鍼灸は背中の痛みには本当によく聞いたので、機会があればまた行きたいですニコニコ