自分の卵子では難しいと思い始めた頃、最初に考えたのは、「胚(受精卵)の養子縁組」でした。
「胚の養子縁組」とは、不妊治療を終えたカップルにまだ余りの胚盤胞があって、そのカップルがそれを破棄したくない場合に、その胚を他の不妊カップルに譲るというものです。
生まれる前の最も早い段階での養子縁組ということで、胚の「養子縁組」と呼ばれています。
もちろん、実際には養子縁組ではなく、不妊治療の一環です。
通常は、提供の時点でお互いを知ることはありません。
提供を受ける側のカップルにとっては、卵子提供より低い金額でかつ早く治療を受けることができる、ということがよく言われています。
子どもにとっては、ダブルドネーションと違い、完全に血のつながった兄弟姉妹がどこかにいる、ということになります。
「胚の提供」という言い方をする場合もありますが、この場合は、胚の養子縁組だけでなく、精子と卵子の状態で提供してもらうダブルドネーションを指すことや、胚バンクから胚を提供してもらうということも指すようです。
このあたりの言葉は国や病院によっても違い、結構曖昧だと思います。
私は当初、精子と卵子の両方を提供してもらうということが、あまり現実的に考えられませんでした。
その時に、この方法があることを知り、最近まで、色々調べたり、実際に待機リスト登録に向けて病院と面談をしたりしました。
ネット上にはほとんど日本語の情報がなかったので、さすがにあまり需要はないかもしれませんが、次の記事でその時のことを国別に書きたいと思います![]()