二回の手術の間は、精子の提供を受けたい、いや受けたくないと行きつ戻りつ、悩んでいました。

 

その頃、精子提供に関するイベントあるとのことで、遠出して行ってきました。

そのイベントは、ホテルのイベント会場のようなところに国内外の精子バンクがスタンドを出していて、直接話ができるメッセのようなイベントでした。

精子提供に関わる色々なテーマごとに講演・セミナーもやってました。

 

こんなに何年もたってからも思い出せるほど、このイベントの何がすごかったかというと、会場には全く悲壮感がなかったということ。

 

私は、こんなイベントなのだから、漂う悲壮感の中でひっそりとやっているのかと思ってコソコソ行きました。

確かに会場入り口に大々的な看板とかは出てませんでしたが、中に入ると、とにかく明るい雰囲気!

セミナー会場では質問が飛び交い、中のカフェコーナーででケーキ食べている人とかもいました。

 

客層は、若い女性同士のカップルが多かったです。

会場はとにかくポジティブな雰囲気が溢れていました。

私はこの頃、精子提供に気持ちは移りつつも、毎日暗く過ごしてたのですが、溢れ出さんばかりのポジティブな雰囲気に「妊活って本来こういうことだよね」としみじみ思っていました。

 

ところで、数年の時を経た先日、似たようなイベントの卵子提供版があったので、ちょっと行ってみました。

 

こちらもまた、数年前と同じく、悲壮感などない明るい雰囲気の中で行わているイベントでした。

今回は、私も悲壮感漂わず行ったので、色んなブースを回って、話を聞いたりして面白かったです。

お土産に胚盤胞の絵の描いてあるリップクリームとかもらいました。

かわいいけど人前で使うの微妙!

 

こんな感じで、この地では、精子や卵子の提供がかなりポジティブなものとして捉えられていると思います。

もちろん、それは全然社会の全部ではないです。

この地でも大半の人にとっては関係のない世界だと思います。

 

でも、提供精子を使うことが「苦渋の選択!」みたいな感じではなく、いくつかある選択肢のうちの一つとして捉えられているのかな、とは感じます。

私は、そのポジティブさが最初は逆に辛かったりもしたのですが、このポジティブさのおかげで決心できた部分もあるのかもしれません。

 

そういえば、精子イベントでお土産にかわいいパッケージのベビーリーフの種もらいました。

これもなかなかセンスあるなーと思いましたおねがい