技術書というものはすぐに内容古くなってしまうものだが、

1971年に出ていまだに読み継がれる数少ない本。

 

プログラミングそのものではなく、プログラミングを行う人間やその集団の性質について解説した本。

 

読んでみると、内容がまるで古くなっていないことに驚かされる。

具体的なプログラムの記述はPL/Iだったりして古くなっているのだが、

他の部分はまるで最近のことを書いているかのようで、オーパーツを見ている部分。

 

人の行動というのはコンピュータのようには変わらないものなのだということが分かる。

そして、書いてある助言の内容もずっと変わらず役に立つ。

 

この調子だとあと40年たっても人間は変わらなそうなので、ずっと持っている価値のある本だと言えるだろう。

 

 

DockerとAzureの機能を使ってマイクロサービスを構築する方法について解説した本。

 

最近の最先端の開発ではDevOpsが当たり前になってきているようで、運用関連の知識もしっかり身につけないと、この本に書いてあるような最新の開発はできないもようですね。

私はもともと開発の方面の人間だが、勉強範囲が倍くらいに広がったのでなかなか大変です。

 

かといって開発分野の方もアジャイルやら自動化やらをきちんと身につけないとこっちもついていけませんし。

 

それらについて考え方から具体的方法などについてきっちり紹介した本なので、なかなか難易度がたかい。

どちらかというと運用の方がボリュームがあったと思いますが。

 

もうちょっと知識を増やしてから再度読み直さねばならない本だと思いました。

 

パーフェクトに解説が書いてあるパーフェクトシリーズのPython版。

 

他の言語に比べて、説明するべき要素がかなり多いようです。

 

言語本体もメタプログラミングまで書けばかなりのボリュームになるうえに、Pythonの主要用途といえば数多くのライブラリを使いこなすこと。

非常にたくさんのライブラリが紹介されているため、ほかのパーフェクトシリーズに比べて一つ一つの解説は薄くなっているようです。

 

ただ、その分数多くのことについてこれでもかというくらい解説が並んでおり、全体のボリュームという点では十分です。

 

Pythonというのはそういう言語なのでしょうね。

使い倒しましょう。

 

アジャイル開発などで注目されている自己組織化チームを作る方法に書かれた本。

 

特徴的なのは、自己組織化チームのあるべき姿より、自己組織化が全然できていないチームを自己組織化チームにしていくリーダーシップについて詳しく説明されているところです。

 

あるべき姿になるまでには、一時的に理想と逆方向に行くことも必要かもしれず。実際とても必要だと書いてあります。

 

そして目的に近づいていくにつれてあるべき姿に着地する。

 

そういうやり方が書いてあります。

 

と、ここまでの解説が前半部分。

後半は、いろいろな人が書いたリーダーシップについての意見と、それについての主著者の意見も書いてあります。

 

また、翻訳時に追加として、日本の著名人の意見も載せてあります。こちらには主著者の意見は書いてありません。まあ当然と言えば当然ですが。

 

主著者の考えを多角的に示すことができるという点ではよいアイデアだと思うのですが、どうも文章があまり頭に入って来ないという問題があります。

 

日本人の意見の部分はそうでもないので、これは翻訳が悪いというやつではないかなあ。個人差があるかもしれませんが。

 

全体的に良い本だとは思うのですが、頭に入りにくい面はあるので、じっくり読む必要があるかもしれません。

 

コンピュータのもととなると言われるチューリングマシンなど、

チューリングの理論を簡単に解説した本。

 

実際にはコンピュータによる計算とはあまり関係ありません。機械的手法による計算という共通点はありますが、どちらかというと数学の世界の話です。といってもこの本には数式はあまり出てきませんが。

 

また、チューリングの計算可能性だけだとあまり現代への応用範囲がないせいなのか、暗号化に使われるNP問題などの話もでてきます。

 

全体的に適度にわかりやすいところだけつまんでうまくまとめた本ですね。

 

PHPについて一通りの解説が書いてある本。

 

全体的に、丁寧に機能が一つ一つわかりやすく説明してあります。

抽象的な理念にか頼るわけでなし、具体的なやり方ばかり書いてあるわけでもなし、バランスが良いですね。

逆に言えばどちらかに偏った記述を読みたい人には不満があるかもしれませんが。

 

一通り読むのもよいですが、あとでリファレンス的な引き方もできるでしょうし、いろいろな面で、尖ったところはないですがよい本です。

 

あと、PHPなのでセキュリティについてもちゃんと書いてありますね。

独習PHP 第3版 独習PHP 第3版
 
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タイトルにあるように、きちんと勉強する時間がない人が利用するときに便利なように書かれた本。

 

必要な時に必要な部分だけ読んで必要な記述をすることができる。

 

半面、リファレンス記述がずらずら並んでいるだけなので、通して読むには面白くない本。

 

コンピューターをわかっている人が分かっていない人に説明している本。

 

本質的な理解を抽象的に擬人化して説明していくスタイル。

 

この説明で理解できる人が多いとはあまり思えないのだが、しっくりくる人は一定数入るだろうし、そうやって得られた理解は本質的である可能性がある。

 

一つの説明の仕方として、読んでおく価値はある本。

 

業界にも最新技術にも精通している二人が座談会でIT業界を語っている本。

 

有識者とはいえ主観を語っているわけなので完全に信頼して読めるわけではないが。

その分本音が出まくっているので、まとまった本にはない発言が続出していて参考になる本。

うのみにはできませんけどね。