お子さんのアシスタントコーチに
次の準備はお父さんお母さんがアシスタントコーチになる為に必要な心構えです沢山の保護者の方を見てきましたが、凄い速さで伸びていく子、その分野で飛び抜けていく子の親御さんには共通していた条件がありましたそれを元に親御さんの心の持ち方、やるべきことを説明させて下さい①お子さんの練習を可能な限り見に行ったり、練習に付き合ってあげて下さい②そのスポーツへの理解を深めて下さい③周りを見ず、高いレベルに目を向けて下さい⓸千里の道も一歩からです大事だと思う理由を説明させて下さい①お子さんの練習を可能な限り見に行って、練習に付き合ってあげて下さいこれが一番大事じゃないかと思う位私は練習を見にいく、または付き合うと言うことが重要だと思っていますし、飛び抜けていく子、早く伸びていく子の親御さんのほとんどがちゃんと練習に付き合い練習を見にきていました何故なのか、色んな方達を見てきてわかったことがありますまず、練習を見にきてもらっているお子さんと見にきてもらっていないお子さんでは練習に対するやる気が違うんです自分が頑張っているところを見にきてくれるってお子さんにとっては嬉しいことで、いいところを見せようとか、頑張ってやろうとか、見ていて凄くわかるんです僕や私を応援してくれているこれがお子さんの練習への真剣さに大きく貢献するんだと思いますそりゃ頑張りますよねだってかっこいいところを見せたいですもの毎日の練習の真剣さ、同じ練習をしていても真剣に頑張るか普通に頑張るかでは1日の伸び方が全然違います365日後、これが凄く大きくなってお子さんに力になって帰ってきますチーム練習などは監督やコーチが一人一人に声をかけてマンツーマンで指導することはあっても少しでしょうし、大体は全員に向けて指導する時間の方が多いと思いますチームで集まって練習できる時間は貴重ですから、チーム全体の底上げをまず考えるからですなので親御さんが昨日の練習では先生にここを言われていたけれど、今日は褒められていたんじゃない今日の方が一生懸命練習してたねここの部分を新しく先生に教えてもらっていたねと、練習終わりにお子さんと二人の反省会をしてみて下さい大事なのは、インプットとアウトプットです前回の練習で指導されたことをもう一度練習終わりインプットして、次の練習前に思い出し練習でアウトプット出来ればかなりの確率で指導されたことは身についていきます前回の練習で褒められたこと、注意されたことをインプットして、次の練習でアウトプット出来たら大きな舞台でもそれができるようになります大きな舞台でやってみるが出来ると挑戦出来るようになり、挑戦出来ると成功することも増えますその成功が自信へと繋がるのですそのやってみたことが自身の技術になるのは大きな舞台でも出来るようになった時だと思います練習を見に行き、お子さんのやる気をまず引き出してあげてくださいたった1日かもしれませんが、1日の練習の内容が良ければ良いほど毎日の上達量が増えていきますその1日が多ければ多いほど半年後、一年後のお子さんの成長が大きくなりますそして、練習のインプットとアウトプットを毎回忘れずにして下さい前回の練習でこう言われたんだっけじゃあ今日はそれに気をつけて頑張ってみようかこの会話で練習の前にお子さんに思い出させてあげるだけです前回の練習で言われたことを今回の練習で出来るとお子さんに+1足されますその+1が非常に大事です前回の練習で+1をしても今回の練習でそれを覚えていなかったら0なんです10をいきなり明日までにとは誰でも難しいですが、毎日1ならば頑張ればできると思いませんかそのアウトプットすることを親御さんがちゃんと見てあげることでお子さんも出来るようになって見せてあげようと言う意識で練習をすることになります昨日のプラス1をしっかりお子さんに足していくお手伝いをしてあげてください②そのスポーツへの理解を深めてくださいお子さんが選ぶスポーツを初めてみる方もいるかと思います親御さんが頑張っていた、もしくは経験したことのあるスポーツを選んでくれるときもありますが全然やったこともなければ、見たこともないルールも???のスポーツを選ぶこともありますよねそんなの一緒に頑張れないよだって全然わからないからお気持ちはよくわかりますでもそこは安心して下さい色んな保護者を見てきましたが、親御さんの方が覚えるのが格段に早いですそれは本当物凄いスピードで覚えていきますこのスポーツやったことがないからわからなくてって親御さんもお子さんが6年生になったら監督できるんじゃないかって思う位そのスポーツへの理解が深まっていました理由としてはお子さんをよく見てどうしたらチームが勝てるのか、お子さんが上手になれるのかと言う第三者の視点から見れることもそうですし、監督やコーチの言ったことを聞いても本質が理解できるからです年齢を重ねている分理解力、問題解決力が高いのですそのスポーツの根本を捉えるのが大人なのでお子さんよりも上手なんですねなので理解を深めるという部分ではお子さんよりもお父さんお母さんのほうが物凄い速さで習得していきますそしてこの大人が出来るそのスポーツの根本を理解すると言う部分がお子さんに非常に役に立ちます親御さんに協力して頂きたい部分は、第三者の視点から、そのスポーツの根本を理解した上で監督やコーチの言ったことを理解し、要約してお子さんに今必要なことを伝えるこれだけです監督やコーチの指導して頂くこと時々お子さんには難しいことがありますここは早くパスを出すんだよ今は周りをちゃんとよく見てどうして監督がそう言ったのか、その【どうして】の部分をちゃんと理解することが大事なのです今のこの場面だけの話ではなく、どうしての部分が理解できると応用が効くようになります応用が効くことによって、1つを聞いて3は理解したことになるのです1を聞いて10を理解する子はそのどうしての理由をちゃんとわかっているからなんですね③周りを見ずに高いレベルに目を向けて下さい練習や試合を見ているとお子さんよりも上手なお子さんもいることがわかってきますし、お子さんに足りない部分やもっと必要な部分が見えてくると思いますお子さんのチームよりも強いチームも見えてくるでしょうし、どれだけ上手くなってもこのスポーツの世界一番上手いになれることはありませんお子さんがスポーツをしている間はお子さんも親御さんも満足する完成度に持っていくことは決して出来ませんそれは間違いなくです必ず「上には上」がいますじゃああの子上手だなと思う子がいたとしますでもその子の上にもまだ上はいるのですライバルの様に思っているお友達もいることでしょうあの子よりも上手くなりたいあのチームには勝ちたいその気持ちは闘争心として大事なことだと思いますし、必要なことです自分を奮い立たせてくれますしかし、少し間違えると嫉妬や妬みになってしまいますここが物凄い重要です嫉妬や妬みは執着になりお子さんのゴールがその相手、もしくはチームになってしまうのですイコールお子さんの目標がそのレベルになるんですねここが間違えてほしくない物凄い重要な部分ですその先を見て欲しいのですその相手の子にも敵わない相手が必ずいますその相手のチームにも敵わないチームが必ずいるのですなので、目標にライバル、ライバルチームを持ってきてしまうとお子さんのレベルはそれ以上にはなれません人は見ている部分が全てだと思ってしまう傾向がありますお子さんの視点をその先の先に向けてあげて下さいそして、見つめる先は相手ではなく、自分自身だと言うことに気づかせてあげて欲しいのです昨日の自分よりも1mmでも成長した自分に日々頑張ることで1年後には大きく成長した自分自身になれます大事なのは昨日の自分よりも1mmでも成長した自分に今日なれているかここだけだと思いますもっと言えば飛び抜けている子たちはこれが出来ていると思うのですライバルやライバルチームに思うことは嫉妬や妬みではなく、賞賛をして欲しいのです認めれる様になって下さい相手のここが凄いなーと認めれることで嫉妬や妬みは無くなりますと、同時に自分にも出来ることをわかって欲しいのです嫉妬や妬みは苦しい心を作ります苦しい心は自分自身を落としてしまったり楽しいという気持ちを見失わせる気持ちになってしまいますこの気持ちは登っていくお子さんには邪魔なものでしかありません見つめる先は周りではなく自分自身に変更して下さい昨日の自分よりも1mm成長した自分に向かい合うべきは昨日の自分です凄いプロ選手に嫉妬や妬みはしないと思いますその位先にいる選手を目標や憧れの対象にすることはいいことですこんな選手になりたいという未来の自分を想像できるようになりますとてもいいセルフイメージですうちの子は出来ないのにあの子は出来ているあのチームはこんなに凄いのにどうしてうちのチームはなんて親御さんも思わないでくださいわかるかわからないか位の日々の成長の積み重ねが現れているだけですから、日々の成長の積み重ねはお子さんにも必ず出来ます周りに目を向けずただひたすら昨日のお子さんよりも1mm成長したお子さんになれるようにお子さんだけを見てサポートをしてあげて下さい親御さんのメンタル、お子さんのメンタルをいい状態で維持し、お子さんだけを見て日々を積み重ねていく気がつくと周りのお子さんよりも上手くなっているお子さんがいると思いますそのチームで飛び抜けたとしてもお子さんの上にはまだ実力者が現れるでしょうそれでもまたお子さんだけを見て日々を積み重ねて下さいそのスポーツを始めたきっかけはお子さんの好きだと言う気持ち忘れずに向き合ってみて下さいこちらを忘れずに日々を積み重ねられると気がついた時には勝手に上手くなっています自分のしたいことを追求した先に、おまけとして勝利や評価がついてくるものなんだなと自分の経験や周りを見て痛感しています⓸千里の道も一歩からです山の頂上を先に見上げるとうへーーーーーあそこまで登るのはしんどいなーーーーと思うと思いますでも視線を落としてみて下さい今いる山道の入り口には綺麗な花が咲き、あまり触りたくない珍しい虫がいて、少し先には綺麗な川の水の流れる音がします歩き始めると違う花の種類を見ることができ、景色もどんどん変わっていきます気がつくと少しだけ高いところまで来ていて乗ってきた車が見え、先ほど寄ったコンビニが見えます足元に珍しい野鳥が飛んできましたこんなの見れたよーーーーと感動しながらまた歩き始めます空を見上げれば胸が透き通るような爽やかな青空ゆっくりと動く雲でさえもまるで絵の中の一部のように青空にピッタリです日差しが熱いけど木陰に入ると少しひんやりとしてそれもまた気持ちよく、木の隙間から差し込む木漏れ日がキラキラと輝いて所々の地面を照らしていますふと頭の上に蜘蛛が垂れ下がってきました驚いて駆け足で通り過ぎます自分の周りの景色がどんどん変わっていきその度に新しい景色と新しい発見があり、それを楽しみながら気がつくと山道の入り口が物凄く小さく見えますふと横を見るともう街がおもちゃの様にこういうことなんだと思うんですというかこれが全てだと思いました多分これは人生にも言えるのだと思うのですスポーツを通して人生まで学べるとは。と当時の私は目が覚めた様でした今、目の前の小さな課題をクリアして出来事、経験を一つ一つ大切にして、ふと遠くを見るとここまできたかと気がつくんですねでも、何より大事なのは一歩ずつを繰り返してきた自分この自分がいなければこの景色は見られないんですプロ選手には誰でもなれると思います今の現状からプロを考えるとそれはそれは果てしない道のりでしょうしかし、この登山の様に自分のペースで自分の歩幅で決して止まることなく淡々と歩き続けたら誰でも山の頂上に行けると思いませんか本当に皆さんにお伝えしたい人は何歳になってもいつからでもスタートできると言うことをそして死ぬまで勉強だと言うことをそして可能性しかない言うことをお子さんはワールドチャンピョンになれることもオリンピックで金メダルを取ることも、全日本選手権で優勝することも可能なのですどの目標であっても毎日の一歩ずつを踏みしめる一歩にしっかりと前に進む一歩にすることで必ず目標は現実に出来ます私はよく教科書や道徳の授業で聞きそうなこの誰でも聞いたことのある話がこんなにも腑に落とせた事を有難いと思っています人生を通しての学びになりました今の現実を見るとそんなの無理でしょと言いたくなる気持ちもわかりますですが、その親御さんの価値観がお子さんの価値観へとなり、原理的には叶う目標なのに無理だという意識に持っていってしまいます宇宙人でもない限り産まれは皆同じ人です生きてきた中で経験したこと学んできたこと、考え方が違うだけで今の現状に差が出来ていますですからまずは親御さんの価値観を少し変えてみて下さいそしてお子さんに向き合ってみて下さい不可能なんてないと思う親御さんの根本は必ず言葉、態度に透けてお子さんにも浸透していきますそうなるとお子さんの価値観はあっという間に変えられます大人よりも子供の方が良くも悪くも価値観は変わりやすいのですいい方向に変化を出来るといいと思いますお子さんと親御さんのメンタルの持ち方について初めに話させてもらったのは、何事にも基盤が一番大事だと思うからです理解できるところは是非実践に移してもらい、もし理解できないところは今は理解するタイミングではないのかもしれませんので、頭の片隅にそっと置いておいてもらえますかいつか、このことだと合致する時がくると思いますメンタルの作り方良かったら参考にしてみて下さい次回の内容からまずはこれを押さえておくべきというおうちトレーニングの内容を書かせてもらいます良かったらまた覗きにきて下さい年末の断捨離、子供達の試合、年末の大掃除などでソファーで寝落ちしてしまい、朝方シャワーに入ったり朝の3時にもそもそとベッドに移ったり。と非常に忙しい時でした早く更新したいなと思っていましたが、疲れには勝てずまずは日常生活をこなす事が私には一番大事だったのでこちらを優先していました空いた時間に次のお伝えしたいことをまた書かせてもらいます長文読んで頂きありがとうございました