終戦の日に思うこと | ぴいのブログ 銀色の月夜

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少し前に父親が亡くなって
今日は新盆でした。
ガタゴトと電車に揺られて
田舎のお寺に行って来ました。
なぜか横揺れがすごい電車なんだよね。

ついでに市役所にも寄って
戸籍を取ってきたのですが~
そこには
今まで知らなかったことがいろいろ書いてあって
なんか、人に歴史あり、なんだな。

父親の父親
私の祖父は戦死していまして
お寺に戦没者のお墓が10ぐらい並んでいますが
当然遺骨も遺品もなし。
その祖父が
ロシアの病院で戦病死した
と書かれてありました。
しかも終戦の翌年。
それが判明したのは終戦から4年後って
何かもう、本当ですか?って。
どれが真実なのか
どれも信じられない気がしてくる。

我が家は新聞を取っていないので
今はどうなのかわからないけど
昔、実家にいた頃は
この時期になると
シベリアに抑留されて亡くなった方々で
新たに身元が判明した方の名前が
新聞に公開されてたんだよね。
いつも父親が熱心に見ていました。
ある時
「うちの親父も実は生きていましたってひょっこり帰って来たらどうするかなぁ」
と言うので
「どうするって、自分のお父さんなんだから一緒に住めばいいんじゃないの?」
と言ったら
「そうか~?」
って笑っていたけど
冗談半分、期待半分だったのかなって
今さら思います。

8歳で別れた父親の
帰ってこない父親の帰りを
私の父はずーっと待っていたんだろうな。


虹の橋の向こう側で
お父さんはお父さんのお父さんに会えましたか?

…合掌