「戦国国盗り物語」(仮)
戦国大名になって将軍家を保護し、乱世に覇を轟かせましょう
使うもの:トランプ52枚、1(A)~13(K)まで ジョーカーは除く
各カードのイメージ:
♤=政治
♡=姫
♢=富
♧=軍隊
1、大まかな流れ
>ゲーム進行方法:
開始ステップ:
初期カードとして3枚のカードをプレイヤーそれぞれに配る
ゲーム開始
>ループ;
ドローステップ:
一枚(後述する♤により内政力が上がっている場合はそれ以上)カードを引く
行動ステップ:
このタイミングで、♤、♡、♢、♧、いずれかの数字の合計が10以上になるように場にカードを出すことができる
場に出すことで役を作る。
終了(勝利)ステップ:
最初に軍事力♧の役を3つ作って将軍を「保護」しているプレイヤーは勝利する。
または内政力♤政略結婚♡の双方の役が場に出ている状態で、このタイミングで富♢30を支払った場合、繁栄勝利とする。
該当しない場合次の人のターンへ。
>ループ終わり;ループに戻る
2、カードと役、場
カード概説
トランプ(山札)は1(A)から13(K)までの13枚のカード×4組で構成されています。
数字の数え方はブラックジャック方式で統一します(2~9はその数字を表す。10,J,Q,Kは全て"10"と数える。Aは1と数えても良いし、11と数えても良い。)
役の作り方…役は同じ柄(♤、♡、♢、♧)のカード10点以上を1セットとして場に出すことができます。
例えば:
♧3+♧8=♧11
♧K=♧10
♢9+♢7=♢16
♡Q=♡10
♤2+♤7+♤3=♤10
上記は一例です。
役に含まれる数字の合計が10以上(12とか16とか)であっても場に出たものは一つの役としてみなされます。
成立させた役により、プレイヤーの「大名」は様々な効果を得ることができます。
3、それぞれの絵柄の役割
3-1
♤…政治力は、あなたの家臣の優秀さを示しています。一つの10点以上の組み合わせを自分の場に出す度、開始ステップに追加でもう一枚カードが引けるようになります。これは*永続的*なもので、この役を作った場合はゲーム終了まで内政面で優位に立つことができるでしょう。
ただし、♤は必ず9以下の2枚以上の数字のセットで出さなければなりません。
…言い換えると、10,J,Q,Kは絶対に出せません(なぜなら彼らは、古い物事の捉え方をする人や、自分ひとりで何事もうまく回ると思っている無能なリーダーだからです!)
※♤Aは1としてカウントすることで場に出すことができます。
3-2
♡…姫は、政略結婚に出されます。史実の乱世の世の中で、お市の方や淀君が政治に影響を及ぼしたように、この世界では大名の姫は無常ながら政争の道具とされます。
♡の役を作ったプレイヤーは、他の1人のプレイヤーを指名します。そのプレイヤーから3枚のカードを奪います。同盟の印の貢ぎ物、ですね。(このルールだと逆に反感を買いそうですが史実がそうですからね)
…
♡は、♤とは逆に、1枚の数字のセットで出さなければなりません。
言い換えると2~9までの数字は全く使えないことになります。…これは彼女らの時代の低い平均寿命により、夭折(ようせつ)することが珍しくないためです。
3-3
♢…これは単純な富の象徴です。10点以上の小判(役)を作ることで("消費"して)、2枚のカードをその場で引くことができます。お金で有能な人材や兵士を探してくるイメージですね。
♤や♡と異なり、こちらには枚数の制限はありません。
また、先述(1)で述べた繁栄勝利の条件として、富を♢30ため込む必要があります。
あまりにたくさんの手札を持っていると、政略結婚で丸ごと出し抜かれる、なんてこともあるかもしれません。
3-4
♧…これは軍事力の象徴で、最も単純なゲーム勝利の方法です。10点の役一つにつき、兵隊を将軍家の京都御所へと一歩前進させることができます。
こちらも枚数の制限はありません。
史実では信長がいち早く将軍を「保護」し庇護下に置くことで他の諸大名より有利な立場を築き上げました。このゲームではこれを*勝利点*とします。
軍事力は単純明快ですが、欠点もあります。それは「他の事に役立たない」という事です。特殊勝利の条件にも一切かみ合いません。そのため、この役を2枚揃え、将軍保護を間近に備えたプレイヤーは、必然的に他のプレイヤーから敵視されることになるでしょう…
補足
:テストプレイは?
昨日考えた(思いついた)ばっかりなので全然してないです。多分めっちゃバランス悪い。山札切れた後の条件処理とか書いてないし。
架空の地図を描いてて、ボードゲームを作ろうと思って何か戦記物にしようかなあ、でも女性ウケ悪そうだしなあ、あ、でもフレーバーとかつければ…いけるかな?と思いついてこうなりました。
人柱募集中です
:なんか説明が日本語として妙に長いし言い回しくどい
海外の文化に触れるうちにこうなった結果です。御免。
戦国にしたのもその方が受けがいいかなーとかいう…そんな理由です。初期案ではボードと台紙とコマを使ってできるゲームとか書いてありますね。簡潔を求めた結果、トランプでできるゲームになっちゃいましたが…(ノルド国って…そのまんまかよ)
:妙にコンピューターゲームっぽい処理分岐してるね?
(多分それは僕がMTGばっかりやって条件分岐に慣れたからだと思われ…)
今日一からルール書いてるうちにそれ思ってました。多分上手い人が書けば簡単にスクリプト組めると思います。でも紙でテストしてからですね。
素材がシンプル(フレーバーを無視すれば今のところトランプだけでいい)なので、今度ソリティアでテストしてみることにします
ということで備忘録でした。