アニメ大好きですのブログ -3ページ目

アニメ大好きですのブログ

アニメ・マンガに関する趣味のブログです。

 

 

政近:「おい。綾乃。俺がメイドの腰に手を回したようになってるぞ。今の時代、切り取られて炎上するかもしれないぞ?」

 

政近はアーリャが作ったおかゆを食べ始めて、

政近:「うん。美味しいよ。」

アーリャ:「そう。その、ご両親は?」

政近:「父親は仕事。母親はいない。うちは父子家庭だから。」

アーリャ:「・・そうなの?」

 

政近:「御馳走様。じゃあ、俺また寝るから、帰ってくれていいよ。」

アーリャ:「良いわよ。リビングで勉強しているから。」

 

そして、政近が目覚めると、すっかり夜でした。20時過ぎです。

アーリャが流石に帰ったろうと、リビングに行った政近が見たのは、アーリャと綾乃でした。

綾乃:「政近様。肩をお貸しします。」

政近:「おい。綾乃。俺がメイドの腰に手を回したようになってるぞ。今の時代、切り取られて炎上するかもしれないぞ?」

アーリャ:「なにを言ってるの?」

 

政近:「エプロン姿、ありがとうございます。」

 

 

アーリャが初めて政近の家に入ります。

アーリャ:「少し落ち着かない。(ロシア語で)男の子のにおいがするし。」

政近:「(小声で、そういうこと言うんじゃ、ありません。)」

アーリャ:「おかゆとボルシチ、どっちがいい?」

 

台所でおかゆを作り始めますが、前回プレゼントしたカップを見つけて、

アーリャ:「使ってくれてるのね。」

 

私服にエプロン姿のアーリャを見て、思わず、

政近:「エプロン姿、ありがとうございます。」

アーリャ:「思ったより余裕あるのね?」

 

 

アーリャ:「有希さんに頼まれているのよ。看病してほしいって。(ロシア語で)嘘だけど。」

 

政近は小さい頃の夢を見ていました。そこでは、なにを頑張っても、どんなに優秀な成績をとっても、認めてくれない母親(ゆみ)がいました。

政近:「嫌なことを思い出しちまった。だめだ、これ。風邪ひいた。」

 

風で休んだ日、お見舞いに来たのは、

政近:「あれ?アーリャ。もしかして、有希から聞いた?」

アーリャ:「ええ。あなたが風邪で倒れたから、薬を持って行って欲しいって。少しお邪魔して良いかしら?有希さんに頼まれているのよ。看病してほしいって。」

政近:「(妹よ。オタク脳で、他人を巻き込まないで欲しい。)」

アーリャ:「(ロシア語で)嘘だけど。」

政近:「(ごめん。濡れ衣だったわ。)」

 

 

政近は口を開きませんが、母親と母方の祖父との確執があるのは、良く判ります。

 

面談が終わって、帰るじいちゃんと政近です。

しかし、そこで政近が最も会いたくない人と会ってしまいます。

当然、有希の三者面談もあるわけで、その保護者は有希の母親、つまり政近の実の母親のゆみが来ていました。

祖父:「おう。ゆみさん、久しぶりだな。」

ゆみ:「お久しぶりです。おとうさん。」

 

政近は口を開きませんが、母親と母方の祖父との確執があるのは、良く判ります。

 

 

あけみ:「ご丁寧に。アリサの母の九条あけみです。久世君のことは娘から良く聞いています。」

 

政近の三者面談に来たのは、政近の父方の祖父でした。

政近:「じいちゃん?」

祖父:「おう。政近。ほれ。カッコいいだろう?」

 

見た目は、マフィアか暴力団の幹部です。

 

二人で時間まで待っていると、面談が終わったアーリャと母親が出てきました。

すると、政近の祖父が暴走し始めます。この人、ロシア大好きなんです。

祖父:「お嬢さん。お名前は?」

アーリャ母:「あら?あなたが久世君?」

政近:「初めまして。アリサさんのお母さまでしょうか?」

あけみ:「ご丁寧に。アリサの母の九条あけみです。久世君のことは娘から良く聞いています。」

 

祖父:「お嬢さん。わしの孫になりませんか?どうかね?うちの政近の嫁にならんか?」

 

あけみ:「それで?アーリャちゃんは久世君のお嫁さんになるの?」

アーリャ:「お母さん。黙って!」

 

※あけみさんは、性格がマーシャにそっくりです。(^_^)

 

有希:「くすん。くすん。さみしかった。・・ということで、甘やかせ!!」

 

三者面談の日。生徒会メンバーも次々とお呼びがかかり、政近と有希(+綾乃)のみになります。

有希:「更科先輩もアーリャさんも行ったよ。やっと二人きりになれたね。」

政近:「それじゃあ、俺もじいちゃん迎えに行くから。」

有希:「待てよ~。なんで無視するんだよお~。つれないし。兄妹できるのは久しぶりだろう?まあ、おにいちゃんは、アーリャさんと楽しく過ごしていたから、気にならなかっただろうけど。」

有希は机の上に、寝転がってしまいます。

有希:「くすん。くすん。さみしかった。・・ということで、甘やかせ!!」

政近:「ここでですか?」

有希:「そうだ。ここで、今すぐ甘やかせと言っているのだよ。」

 

相変わらず、仲のいい、オタク兄妹です。(^_^)

 

 

マーシャ:「それだけ?それなら良かったわ。・・それで、その、見た??久世君のエッチ。」

 

 

前回の催眠術のせいで、ぎこちないマーシャと政近。

政近:「その、催眠術の件、すみませんでした。」

マーシャ:「それはいいのよ。わたしが言い出したことだから。それで、催眠術にかかっている間、わたし、なにをしたの?」

政近:「アーリャと一緒に抱きかかえられて、頭なでなでされました。」

マーシャ:「それだけ?それなら良かったわ。・・それで、その、見た??久世君のエッチ。」

政近:「すみません。つい、見ちゃいました。(マーシャさんでも、こういうの怒るんだ。でも、一向に怖くないんだけど。むしろ、大変可愛らしい。)」

マーシャ:「久世君?ちゃんと反省しているのかしら???女の子に恥ずかしい思いさせちゃ駄目よ。」

 

政近、役得です。

マーシャが心配したのは、政近が幼馴染であり、自分の事を忘れている旨を、しゃべってしまったもしれない・・・と言う事だったのです。

 

 

アーリャ:「あら?良く判ってるじゃない。もちろん、ペアで買ってるわよ。私の分は、もう家で使ってるわ。・・って、言ったらどうする??」

 

 

アーリャ:「はい。じゃあ、これはお礼。あーん。」

政近:「(すんげー調子のってんな?こいつ。人が動揺したと思って、ここぞとばかり責めてきるじゃん?前回、それでスプーン使えなくなったの、忘れたのか?)」

でも、今回のアーリャは、前回のように間接キスを気にしません。

政近:「(うわ!動揺しない・・だと?)」

 

アーリャ:「御馳走様。それじゃ、プレゼントね?どうぞ。」

政近:「わざわざ用意してくれたのか?ありがとう。」

 

それはカップでした。

政近:「食器とか、それこそ恋人同士がペアで買うものじゃないかな?と思った。」

アーリャ:「あら?良く判ってるじゃない。もちろん、ペアで買ってるわよ。私の分は、もう家で使ってるわ。」

政近:「マジで!?」

アーリャ:「・・って、言ったらどうする??」

政近:「(なんかもう、今日は、全然勝てる気がしない。)」

 

アーリャも楽しそうなうえ、絶好調でした。政近が勝てるわけがありません。

 

アーリャ:「あら?なに?恥ずかしがってるの?可愛い!」

 

 

政近は、アーリャを”続・熟成肉ビーフ族”という肉屋に連れてきました。

政近:「(良くはお高い店だが、ランチは手ごろに、色んな料理を食べれるんだ。)」

アーリャ:「このお店、美味しいわよね?前に家族と来たことあるわ。」

 

政近:「俺の誕生日を祝って、乾杯。」

アーリャ:「乾杯。」

 

谷山との学生議会の件を気にするアーリャですが、

アーリャ:「私は何もできなかったし。久世君、ありがとう。私のために動いてくれて。」

政近:「おう。気にするな。」

アーリャ:「あら?なに?恥ずかしがってるの?可愛い!」

政近:「(おい。こいつ、とうとう、日本語で言い始めたぞ?)」

 

アーリャ:「そう。デート。(ロシア語で)初めて。」

 

 

アーリャと二人で歩く政近です。

政近:「(すげえ。マジでまちゆく人が振り返る。)」

アーリャ:「(政近の視線を感じて)なあに?」

政近:「一人だとメチャクチャ、ナンパされるんじゃないか?」

アーリャ:「そうね。休日はよく声を掛けられるわ。」

政近:「そういう時は、どうするんだ?」

アーリャ:「相手が諦めるまで、ひたすらロシア語で捲し立てるだけよ。」

政近:「なるほど。(よかったあ。てっきり毒舌で撃退してるのかと。)たちの悪いナンパに引っかかっていなくて、よかったなと。」

アーリャ:「あら。独占欲?まるで彼氏面ね?」

政近:「悪いな。デートの最中は、少なからず彼氏面したくなっちゃうもんなんだよ。」

アーリャ:「そう。デート。(ロシア語で)初めて。」

政近:「(初めて?俺とのデートは初めてかな?こんな美少女がデート初めてなんて。そんなことあるわけがない。)」