わらわ、学校に行ってみたい。同年代のものと交流してみたい。
母と娘の間でわだかまりが無くなりました。
惣助:「暴力はゆなさんが悪くとらえかねません。合法的にやりませんか?」
惣助はゆなに、隠しカメラを持たせます。撮影した映像と音声は、スマホに転送される仕掛けです。
惣助:「これで虐めの証拠をとりましょう。できれば、虐めの時に、加害者の名前を呼ぶように。」
で、証拠固めをします。
惣助:「これで証拠は充分です。あとは、知り合いの弁護士に内容証明を作成して貰えば終わりですね。」
ゆなとサラはすっかり仲良くなります。
惣助:「いじめなんて、ない方が良いし、学校や家庭で処理した方が良いに決まってる。探偵や弁護士はいないほうがいい。」
サラ:「それでもゆなと母君は、そなたに救われたのじゃ。素直に喜ぶがよい。・・・わらわ、学校に行ってみたい。同年代のものと交流してみたい。」
惣助:「元の世界には学校は無かったのか?」
サラ:「庶民の学校はあったが、皇族や貴族は家庭教師を雇っておった。」
惣助:「学校か。戸籍が無い異世界人の子供が通える学校・・・ちょっと、動いてみるか。」