月が導く異世界道中(第二期)(16)とある生徒の秘密4 | アニメ大好きですのブログ

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完全に異常なイルムガンドですが、彼にもそれなりの考えがあったのです。

イルムガンド:「俺には忘れられない人が二人いる。一人は王国の勇者・響。」

本当はロッツガルドを退学してでも、勇者一行に入りたかったのです。

響:「勉学も大切よ。イルム君が王国に戻ったら、一緒に戦いましょう。共に戦う動詞として。」

 

もう一人はルリアでした。

イルムガンド:「ルリア!ルリア・アーンスランド!!」

ルリア:「誰ですか?」

イルムガンド:「リニアのイルムガンドだよ。昔、ケルネオンで遊んだじゃないか。俺は覚えてるよ。」

ルリア:「わたしは確かにルリアです。あなたに会ったのは、多分私で間違いないです。まだ幼かったので、よく覚えていませんが、私は両親に逃がされたようです。」

イルムガンド:「(花畑の約束を忘れたルリアに腹を立てて、つい、キツイ言い方をしてしまいます。)貴族として義務を果たさなかったのか?恥さらしだ。」

ルリア:「死ぬような目にあったことない癖に。わたしがどうやって生きてきたか知らないくせに、勝手なこと言わないでください!」

 

それが、以前、真と識と出会ったときのことでした。

イルムガンドは、本当はルリアが好きだったのです。