市川:「(それでも君は美しい。)知りたい。山田の事もっと知りたい。」
映画館デートです。
市川は右側に髪を伸ばしているため、あんなが右側に座ると、顔が見えません。
あんな:「ね。席交換して。」
あんな:「映画って、見る?」
市川:「いや。映画館ではあまり。でも、家で見てると寝てしまう。」
あんな:「寝たら起こしてあげる。」
市川は目をつぶっていたので、あんなが寝た?と思って起こしますが、
丁度キスシーンでした。
市川:「(これは気まずい・・・・ん?)」
あんなは、照れることもなく、真剣に見ています。
市川:「(山田はやっぱり自分とは違う景色を見ている。それを突きつけられる。)」
映画は悲恋がったので、あんなは涙目です。
あんな:「ごめん。あんまり好きそうじゃないかな?今日はあたしの好きな事ばかりで。」
市川:「(それでも君は美しい。)知りたい。山田の事もっと知りたい。いや、映画は勉強になった。」
あんな:「今日の映画は勉強になった。(小声で)お仕事以外にも。」
そして、二人でしりとりをしながら、家に帰るのでした。