冠馬:「陽毬のために金が要るんだ。俺たちの関係もこれで終わりだな。長すぎたんだ。何もかも。」
まさこと陽毬が話します。
まさこ:「冠馬は16年前の事件を起こした組織と取引している。」
陽毬:「それは、わたしの治療費のため?」
まさこ:「決まってるじゃない。わたしとあなたで冠馬を止めるしかない。そうしないと、冠馬は死んでしまう。」
晶馬が冠馬に問いただします。
晶馬:「陽毬の治療費のこと、なんで、嘘ついた?」
冠馬:「どうでもいいだろう?実際、金が要る。」
晶馬:「兄貴はやつらの残党から金を貰ってるんだろう?父さんと母さんがどれだけのことをしたか、知ってるだろう?その仲間から金を貰ってるなんて。。。」
冠馬:「じゃあ、どうやって陽毬の治療費を手に入れるんだ?他に方法がない。お前は連中とは関わるな。」
殴り合いになりますが、冠馬の勝利です。
冠馬:「陽毬のために金が要るんだ。俺たちの関係もこれで終わりだな。長すぎたんだ。何もかも。」
晶馬:「冠馬、何言ってるんだ?兄妹だろう?」
冠馬:「よせよ。俺とお前はたまたま同じ日に生まれた他人だろう?俺とお前と陽毬は違うんだよ。陽毬は俺が救う。お前は黙って見ていろ。」
冠馬は晶馬や陽毬に余計な情報を教えた記者を狙います。企鵝の会(きがのかい)の手足のように使って。
冠馬:「よし、そいつだ。やれ。」
陽毬がラーメン屋で見つけたものと、同じものをゆりと多蕗も発見します。
それは高倉の白骨化した死体でした。