おはようございます。
市川学です。
人間の行動、っていうのは、本当に面白いもんですね。
心理学とか、人間のニーズ、みたいなものを勉強すると、
人の行動の裏側がわかるようになる。
そういう面白さがあります。
ただ、知識としては学べても、
実際の生活にどういかすのか?とか、
自分の行動を見直す時にどう役立てるのか?
っていうところに、経験が必要だったり、
参考になる事例が必要だったりしますね。
で、参考になる事例の宝庫が、
映画だったり、ドラマです。
もちろん、日々の人間観察でもいいんですけど、
その人に対する自分の思い込みとか、
好き嫌いとか、いろいろ入ってくるので、
観察者としてみるのは、ちょっと難しい部分もあるかもです。
ただ、映画とかドラマなら、
純粋に観察者として、見ることが出来るように思うんですよ。
それに、名言はたくさん出てくるし、
感動したり、面白かったり、ワクワクしたり、
感情をいっぱい味あわせてくれますから、
本当に私は映画とかドラマ、大好きです♪
で、今日は人間のつくウソ、について少し。。。
ウソには、3種類あります。
1つ目は、自分を守るウソ。
2つ目は、他人を欺くウソ。
3つ目は、他人をかばうウソ。
ウソをつくことは悪いこと、
って私は単純にそう言いきれるものではない、って感じます。
それは、他人をかばうウソ、っていうのがあるからです。
人間の優しさとか、人を応援したい気持ちとか、
いろんな思いがこもっているウソ、ってあると想うんです。
すっごいわかりやすかったのが、
新参者、っていうドラマの第1話。
内容を話してしまうと、もろネタばれ、なので、
興味が湧いた方は是非ご覧になってみてください。
誰かを守りたい一心でつくウソ、というのは、
何とも言えない、美しさみたいなものを感じます。
あ、もちろん、他人を欺くだけのウソ、っていうのは、
私も嫌いなんです。
でも、ウソ、っていうのも、
時と場合によっては必要だって思ってます。
例えば、子供がなにか絵を描いたとしますよね?
子供の絵って、実際ヘタですよね?
幼稚園生くらいの絵、とか、
なにを書いているのかもよくわからなかったりします。
でも、そこに乗っている想いとか、
一生懸命書いているその姿に癒されたりして、
「よく書けたね~、上手だね~♪」
って言ったりしますよね。
そういうのって、ウソ、
っていう表現をあまりしないと想うんですけど、
実際、ウソついてるじゃないですか?
でも、暖かいウソ、ですよね。
子供が悪いことをした時に、怒られたくなくて、
すっごいわかりやすいウソをついたりもしますよね。
そういうのって、
ちゃんと叱ってあげないといけないと想うんですけど、
自分を守りたくて、お父さん、お母さんに嫌われたくない、
っていうそういう一心でついているウソ。
そんな風に想うと、ウソをついているからって、
単純に、ウソついちゃいけません!
なんでウソなんてつくの!ウソつきは泥棒の始まり!
って怒るだけでは、なんか足りない、っていうか。
根本は、お父さんお母さんに愛されていたい、
っていう想いからのウソですから、
あなたが悪いことしても、あなたのことを大切に想ってるよ。
そんな風に声をかけてあげたり、ギュッと抱きしめてあげたり、
そういう行動、ってすっごく大切なのかな、って感じます。
子供、での例え話をしましたけど、
大人でも、子供っぽいウソついちゃうことってないですか?
上司に怒られたくない、とか、
失敗をなんとか隠したい、とか、
恥をかきたくないから、その恥を隠したい、とか。
そういうのって、ウソをつけばつくほど、
泥沼にはまっていきますよね。
だから、
正直に謝るのが一番。
ってそういうのは正論でわかるんですけど、
そのウソがどういう想いからでてくるのか?
って、そういう部分まで見てあげたい、って感じます。
自分がなにかウソをついてしまった時に、
そのウソが、自分を守るためだったのか、
それとも他人を欺くだけのウソだったのか、
あるいは、他人をかばっているウソなのか。
例えば、その3種類のウソがあるとして、
どういうウソを自分はついているのかな?
って、そういう観察をしてみると、
自分により優しくなれるような感じがしました。
ともかく、新参者、第1話、
すっごい優しいウソに、涙が溢れました。。。
おススメですので、是非どうぞ♪
それでは、お読みいただきありがとうございました。