ヘソまがりが好きなシュークリーム
今日はシュークリームの日なのね……と、素直に腑に落ちていかない感じがするのは私だけなのか?
由来は「 スーパーやコンビニなどで人気のさまざまなスイーツを製造する株式会社モンテールが制定 。 19という日付がシュークリームの語感と似ていることから」という。
「19」と「シュークリーム」って似てるのか? バレンタインデーが逆立ちしても敵わないぐらいのテキトーさ加減が、逆に笑える。
で、生クリームかカスタードクリームかということなのだが、実は私「なかみ空っぽ」で、お砂糖だけをまぶしたプチシューが一番好きだ。
どうも「シューケット」という菓子らしい。パリではスーパーなどで売っている駄菓子みたいで、初めて仕事でパリに行ったとき、最初のオフィスで出たお茶菓子がコレだった。
お茶出ししてくれた男性スタッフに「コレ、軽くておいしいね」と言ったら、毎日たっぷり用意してくれたので、文字通り「シューケット食べ放題」になって、毎日抱え込んで食べていた。
シューケットは、焼き方が多少ダメでも、中に水分のあるクリームが入らないから、最後までサクサクのパフパフなんだよね。砂糖衣のほのかな甘みもちょうどいい感じ。
もう1つ、「シュークリーム」と言われて思い出すのが、今は有名パティシエになってしまったタツヤ・ササキ氏が「誕生日なんですか? 何でも好きなもの作りますよ!」と気合を入れ、私のワガママをいっぱい詰め込んで作ってくれたパリ・ブレストだ。
まだ「佐々木酒店がケーキ屋になって、息子くんがパティシエやるんだってよ」「フランスのノルマンディーで修行してきたらしいよ」なんていう頃の話だ。今や売り切れ続出で「いつ行ったら買えるのよ」ってな感じの人気店になり、都内に2号店を出す勢いだ。
私はバタークリームが大好きなので、パリブレスト(リング型の特大シュークリーム)を、カルピスバターのバタクリで作ってもらった。これはもう濃厚なバタクリの「ずっしり重い」感じを楽しむ菓子なので、何日もかけて堪能した(私の誕生日って真夏なので冷蔵庫保存必須)。
不思議なことに中はクリームぎっしりなのであるが、シューは全然シケッてこない。バタクリってほとんど油だもんね。
今や街の巨匠となったタツヤ・ササキ氏のパリブレストはこちら。なかはナッツのバタークリームなんだとか。これも香ばしくて旨そうだなぁ。
↓写真はショップの公式画像をお借りしています。
シュークリームはカスタード派?生クリーム派?
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