#ちょっとモヤっとした事
怒涛のように押し寄せる寄付広告
今の時期、たぶん皆さんのところも同じだと思うのだが、世の中で災害や紛争が起こると、怒涛のように「寄付してください」な広告が押し寄せてくる。上目遣いの不機嫌そうなお子様たちの写真。あぁ罪悪感。
とはいえ、私は広告が出ても「それを直接クリックして寄付はしない」ことにしている。広告なんて誰でも出せるし、ロゴマークを偽装したり、国際的な組織を騙った詐欺も多いからだ。特に大きな災害の後は怪しいのが多い。
寄付するなら自分で組織の公式サイトにアクセスして「寄付の方法」を確認しつつ……が、安全だと思う。
実は大きな組織に「それっ」と寄付してしまうと、「今ならシリアを援助したいのに、え、別のところで使うの?」っていうことがけっこう多い。だから、組織は小さくても「顔の見える」グループが好き。
「○○地区で寝袋があと4000枚必要です。新品を物価の安い国で調達、まとめて輸送するので、中古品の寄付より現金がありがたいです。中古の寝袋を送るなら、輸送費相当の現金も寄付してください」とか、はっきり言ってくれるところのほうが、お金の流れをイメージしやすい。私はそういうところを選ぶようにしている。
私がモヤっとしているのは世界的な組織「UNICEF:国際連合児童基金」と「日本ユニセフ協会」の違いだ。どうも別々の組織らしく、な~んかお金の動きが不透明だし、無駄が多い印象だ。
たとえばこれ↓ 毎月自動的に寄付するコースにサインアップするとオマケでもらえるらしい。
一応「希望者のみ」にはなっているが、こんなバッグ配るなら、清潔な水を1本でも多く現地に運んでほしいと思っちゃうのは私だけ? そもそも、これほどまでに広告で攻めてくるって、その広告費用ってハンパないんじゃないの? そこは衆人の目を引くための必要経費の範疇なんだろうか。悩ましいのぅ。
↓全然関係ないけど、私のママの言い間違い「理由なき医師団」がお気に入り
いや「理由」はあるだろう……
(これもWEBの寄付広告ですわ)
※このブログで使用している写真や画像は、自分で撮影したもののほか、企業や団体が公式に発表している宣材写真、ニュースリリース素材などを。また、イメージ写真は海外のフリー素材サイトからチョイスしています。